北欧の生活に学ぶ、本当に大切なものに囲まれて過ごす幸せ

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北欧の生活に学ぶ、本当に大切なものに囲まれて過ごす幸せ

北欧の満ち足りた生活のヒントは、「物」に対する向き合い方

北欧の満ち足りた生活のヒントは、「物」に対する向き合い方

デンマーク人の生活や時間、心のあり方を表す言葉「ヒュッゲ」。
おだやかな幸福や心地よさを意味する言葉です。

北欧の人たちは、ほっと落ち着ける空間や、そこで得られる幸福感を大切に生活しているそう。
実際に国連の「世界幸福度報告」でも、例年デンマークやフィンランドといった北欧の国々が上位を占めています。

北欧の人々は、どのように「ヒュッゲ」をつくり出しているのでしょうか。
毎日の生活を幸せに暮らすヒントが、北欧の「物」に対する考え方にあります。

ヒント①多くの物を持たない

ヒント①多くの物を持たない

北欧の人たちの持ち物や暮らしは、シンプルが基本
華美で豪奢なインテリアはあまり好まれないようです。

北欧の国々では、寒い冬が長く続きます。さらに消費税や所得税、物価も高額。
ショッピングに出かけるよりも、家で過ごす時間をいかに心地よいものにするかが重視されるのです。

必要以上の物は部屋に置かず、家族や親しい友人とホームパーティーをしたり、温かいお茶を飲みながら音楽を聴いたり、やわらかな灯りの下で本を読んだり…。
ほっとくつろげる居心地のいい空間があるからこそ、幸せな時間を過ごせるのかもしれません。

ヒント②上質な物を長く丁寧に使う

ヒント②上質な物を長く丁寧に使う

心地よい空間づくりのためには、お気に入りの家具やインテリアが欠かせません。
北欧では、初めてのお給料で、すこし背伸びした上質な家具を購入する人が多いのだとか。

安いものを買い替えていくのではなく、良い物をていねいにお手入れしながら使い続けるのが北欧のスタンダード。
年月が経った傷みやキズも、長年家族と一緒に過ごした証として大切に使うそうです。

ヒント③自分のお気に入りにこだわる

ヒント③自分のお気に入りにこだわる

余計な物を持たない、必要な物だけを長く大切に使う北欧の人々ですが、一切のムダを嫌うミニマリストというわけではありません。
手元に物を残す基準は「ムダかどうか」ではなく、自分にとって「大切か、気に入っているか」。

北欧諸国では意外にも首都暮らしの人がほとんどで、日本と同様、十分な住宅スペースがあるわけではありません。
お気に入りを厳選することで、自分や家族がリラックスできる空間を作り出しているのです。

ブランケットやキャンドル、観葉植物、照明など、「ヒュッゲ」をつくるためのアイテムはこだわりを持ってそろえています。

デンマーク人のシンプルな暮らし

デンマーク人のシンプルな暮らし

北欧家具や照明の輸入を行う北欧流ワークライフデザイナーの芳子ビューエルさんの著書、『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』に、こんな一節があります。

「多くは所有しないけれど、自分が大切だと思うものは大切に持ち続ける。よけいなものを抱え込んでストレスを感じるのはいやだし、他人の評価や意見に左右されるのもいやだけれど、自分が好きなものには徹底してこだわり、手間暇かけることも厭わない。毎日の生活の中で、そして自分の人生において、何が一番大切なのかを考えた上で、持つべきものをじっくり選択する。」

芳子ビューエル(2017)『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』171ページより引用

なんとなく買ってしまった物や、本当に必要かわからないけれど所有している物って、実はたくさんあるのかもしれません。
自分にとって豊かで幸せな暮らしに必要な物はなにか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

自分にとって「必要な物」を見直そう

自分にとって「必要な物」を見直そう

心地よい暮らしの一歩は、本当に自分にとって必要な物を厳選すること
身の回りの「物」を見直して、不要品は思い切って処分してみましょう。

まだ使えるものは、ぜひ環境にやさしい再利用を心がけてくださいね。

【Northmall 買取サービス】

自分は使わなくなったアイテムも、誰かにとっては必要な物かもしれません。
Northmallでは、不用品の宅配買取・出張買取にも対応しています。

自宅から不用品を箱に入れて送るか、専門のスタッフが家まで買取に来てくれるため手間もありません。
引き取ってもらった不用品はポイントとして貯まるので、次回Northmallでのお買い物で使うことができます。

「ヒュッゲ」を実践するため、まずは本当に必要な物を選んで家を整理するところから初めてみてはいかがでしょうか。

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