フレッシュフルーツを使って、ミクソロジー風カクテルをお家で作ろう

生活雑貨

2020.12.22

世界で話題のカクテル。ミクソロジーカクテル

新しいカクテル、ミクソロジーカクテルという言葉を聞いたことはありますか？世界でも話題になった新感覚のカクテルです。詳しく知らないという人もいると思いますので、一体どんなものなのかを紹介していきますね。お家で作れるレシピも併せて載せています。

ミクソロジーカクテルは、クラシカルなカクテルで使用するリキュールやシロップ、ジュースなどを使わず、新鮮なフルーツ・野菜・ハーブ、それに上質な蒸留酒を混ぜて作るカクテルです。

単に素材を混ぜ合わせるのではなく、何と言っても最大の魅力は、時には液体窒素や遠心分離機などの新しい技術を取り入れ、素材のおいしさを極限まで引き出しているところです。

このような技法によって作られることから、「Mix（混ぜる）」＋「Ology（科学・学問）」の単語を組み合わせ、ミクソロジーカクテルと呼ばれています。

ミクソロジーカクテルの発祥はロンドン。2000年頃から健康志向の高い層やフルーツの好きな女性の間で流行りました。流行は、アメリカのニューヨークからサンフランシスコ、南半球のオーストラリアにまで及びます。

ミクソロジーカクテルは、独自性あふれる驚くべき技法を用いて作られています。

液体窒素を使って材料を瞬時に冷やして固める技術で、フローズンカクテルを作る際に用いられます。氷を使用していないことから水っぽくならず、アルコール感が強い濃い味わいのカクテルを楽しめます。食べるカクテルとも。

特殊な器具を使って素材を泡状にする技術で、画期的なカクテルを堪能できます。軽い口当たりを楽しめるだけでなく、泡になったことで材料の風味や味がはっきりと感じられるようになるのが特徴です。

フルーツやハーブなどを蒸留酒に漬け込む技法です。果実酒などと同様、漬け込む組み合わせ次第で、さまざまなリキュールが作れます。上記の2つと比べてシンプルな技法ですが、オリジナリティを追求したリキュールを生み出せます。

ミクロソロジーの要素のひとつ、フレッシュフルーツを使って、自宅で簡単に作れるおすすめレシピを3つ紹介します。

・カクテル用メロン：100g（メロン果汁60ml）
・飾り用メロン：1切れ（種を取り皮付きのもの）
・炭酸水：20ml
・ウォッカ：10ml
・氷：適量

1.カクテル用メロンの皮と種を取り除いてミキサーにかけ、果汁60mlを計量する
2.シェイカーにメロン果汁、ウォッカ、氷をいれてシェイク。最後に炭酸水をそっと加え軽く混ぜる
3.グラスに注いで、グラスの縁にメロンを飾ったら完成

シェイカーを持っていない場合はグラス内で混ぜ合わせてもOK。メロンの風味が楽しめる、夏にぴったりなミクロソロジーカクテルです。

氷を入れたグラスにウォッカ45mlと、オレンジを絞った果汁を135ml～180mlほど入れて混ぜ合わせれば完成。ウォッカとオレンジ果汁は1:3から1:4くらいの比率を目安に、好みで量を加減してもおいしく作れます。口当たりがよく飲みやすいですが、アルコール度数は高めです。

・ジン：60ml
・トニックウォーター：120ml
・ローズマリー：1枝
・キュウリのスライス：1枚（お好みで）

1.グラスに氷を入れてジンを注ぐ
2.トニックウォーターを注いで、優しくかき混ぜる
3.スライスしたキュウリを軽く沈めて、ローズマリーをグラスの縁に添えたら完成

ローズマリーとスライスしたキュウリを添えることで、ぐっとおしゃれなジントニックになりますよ。

ガラスのような高級感のある見た目でありながら、テーブルから落としても割れないタフな樹脂製グラスを製造する「Plakira（プラキラ）」と、日本の職人を結集した「双円」のコラボで誕生したグラスが、割れないハイボールグラス。美しい透明感のある素材だから、カクテルを作るのにもぴったりです。

インドのガラスメーカー「BOROSIL（ボロシル）」が作るグラス、VISION GLASS JUGはビーカーのような見た目が特徴的。ミクソロジーカクテルの語源である「Ology（科学・学問）」の名にぴったりのグラスですね。

本格的なミクソロジーカクテルはお家では難しいかもしれませんが、フレッシュフルーツを使ったお家で簡単に作れるレシピもあります。流行りの要素を取り入れたカクテルを、ぜひ楽しんでみてくださいね。

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