『ハラール肉屋、中東系スーパー、ムスリム用の祈りの部屋完備のモール、シーシャが吸えるレストランが乱立する、魅惑の土地・ヘルシンキのItäkeskusへ』

ヘルシンキで最も多様性を感じられる地区といえばItäkeskus（イタケスクス）ではないでしょうか。一度行ったらその魅力にどっぷりハマってしまう人も多いはず。美味しくて安くて新鮮なお肉が買えるハラール肉屋、中東系スーパー、ムスリム用の祈りの部屋完備のモール、シーシャが吸えるレストランが多くあるショッピングセンター「Puhos（プホス）」をはじめ、カルチャーセンターやセカンドハンドショップなども充実したエキサイティングな地域です。

私たちの行きつけはクルド料理のレストラン「Kirkuk」。シシケバブと美味しいお茶を、居心地の良い半個室で楽しめます。

靴を脱いでゆっくりできるのが魅力的。シシケバブは10€でサラダやスープ、パンもついてきます。ご飯はふかふかで美味しく、シシケバブはジューシーでハンバーグのよう…！ラム肉もたまらない香りです。

お茶はたっぷりとお砂糖を入れて、これまたお砂糖たっぷりのバクラヴァと食べるのが気分です。隣の部屋ではシーシャを吸って長居する若者がたくさん。時間の流れ方がなんとなく違うような、夢の国に来たような気分になれます。

文 ： 吉田　みのり