もう人の目は気にしない!のびのびと私らしい人生を歩む方法

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もう人の目は気にしない!のびのびと私らしい人生を歩む方法

他人の表情や言葉を見て私は周りにどう思われているのだろう?と、不安に思うことはありませんか? 自分にあまり自信を持てない人は、他人の評価を重視する傾向があります。中には人の目を気にするあまり、やりたいことや言いたいことを我慢してしまう人もいることでしょう。

そこで今回は、人の目を気にせず素直な自分で生きる方法を3つ紹介します。自分らしい人生をのびのびと楽しみたい方は、ぜひ取り組んでみてください。

これでもう大丈夫!人の目を気にしない方法

では早速、人の目を気にしないで生きる方法として実践してほしいものを3つ紹介します。

1.「私」を主語にすれば、自分らしくなれる

人の目を気にしないためには「私」を主語にすることが大切です。

物事を考えるときに「“友人は”ああ言っていた」「“あの人は”こうしていた」と、ついあなた以外の人を主語にしていませんか? 他人を主語にしがちな人は、思考の中心が“自分”ではなく“他人”になっています

自分よりも他人を中心に考えてしまうのは、自己肯定感(※)が低いからです。

※自己肯定感・・・自分の存在を肯定的に評価し、価値がある存在として受け入れる感情

自己肯定感が低い人は、自分よりも他人の気持ちを優先する傾向にあります。

これは、自分に自信を持てないことで「他人の目に自分の姿がどう映るか」を気にするからです。そのため自己肯定感の低い人は、周囲から嫌われないよう他人の反応を常にうかがい、自分の気持ちを後回しにしてしまいます。

自分らしくありたいと思ったら、まずは自分がしたいことや感じたことを大切にしてみてください。

例えば、友達と会うときは「みんなはスカートで来るのかな?」や「あの子は何を食べたい気分なのかな?」などと考えるのではなく「私はパンツを履きたい」や「私はハンバーグが食べたい」と、自分を主語にして考えるのです。

そうすることで、自分の気持ちを尊重できます。

他人よりも、まずは自分。「私はどうしたいのか」と常に問いかけながら、自分の意思を表に出していきましょう。自分の気持ちを素直に受け入れられるようになれば、きっとあなたらしい生き方を見つけられますよ。

2.自分を褒めると自己肯定感が高まる

2つ目の方法は、自分で自分をしっかり褒めることです。

自分の欠点ばかりに目が向いてしまう人は、自分自身を否定的に捉えている可能性があります。自己肯定感の低さから、自分の言動に自信を持てないのでしょう。

自己肯定感を高めることは自信を持つことにつながり、人の目を気にせず生きる手掛かりとなります

自分を褒めると自己肯定感が高まる

自分を褒める内容は、ささいなことで構いません。

例えば、

・朝きちんと起きられた
・遅刻せずに会社へ行けた
・忘れ物をしなかった
・おいしいご飯を作れた
・部屋を掃除した

などですね。

ここでのポイントは、大きな結果を出したときだけでなく、日常生活のちょっとした行動に対してもしっかりと褒めることです。「すごい!」と自分を何度も褒めているうちに、自然と自己肯定感が高まります。

しばらく続けていれば、自信を持ち始めている自分にきっと気付くはずですよ。

3.「ありがとう」を使ってポジティブな毎日へ

「ありがとう」を積極的に使うのも有効な方法です。

日本では、何も悪いことをしていないのに「すみません」や「ごめんなさい」を口癖のように使っている人が少なくありません。しかし本来であれば「すみません」は謝罪を示すための言葉です。

そして同時に、自信のなさを表す言葉でもあります。

そこでオススメなのが「すみません」から「ありがとう」へ、言葉を置き換える方法です。

「ありがとう」という言葉は相手に感謝を伝えるだけでなく、ポジティブな印象を与えます。その証拠に「ありがとう」と言われたら、多くの人が「うれしい」と感じるのではないでしょうか。

また「ありがとう」と伝えることは、相手の好意を素直に受け取ったのと同じことです。

人の好意を素直に受け入れることで、人から何かをしてもらったときに罪悪感を抱かなくなります。日々の小さな積み重ねにより自分を肯定的に捉えられるようになれば、次第に自己肯定感は増していくでしょう。

これまで「ありがとう」の代わりに「すみません」と伝えていた人は、ぜひ今日から「ありがとう」にスイッチしてみてくださいね。

ありのままの素直な自分で、楽しく生きよう

人の目を気にすることには、相手の立場に立って物事を考えられるという良い面もあります。しかし人の目を気にせずのびのびと生きるには、自分の軸をしっかり持つことが何よりも大切です。

他人に振り回されそうになったら、思い切って「人は人、自分は自分」と開き直ってみてはいかがでしょうか。ありのままの自分を認め、自分の気持ちを大切にする。そうすることで、人の目を気にすることなく生きられますよ。

今回ご紹介した方法を少しずつ取り入れながら、のびのびと、あなたらしい人生を楽しんでくださいね。

執筆:山本 洋子
編集・監修:永瀬 なみ(心理カウンセラー)

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