料理の時短テク3選!時短調理のポイントは「段取り」と「ながら作業」

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料理の時短テク3選!時短調理のポイントは「段取り」と「ながら作業」

料理のストレスといえば、やはり時間がかかることではないでしょうか。その証拠に、とあるアンケートでは実に9割もの回答者が「料理に関する家事を時短したい」と答えていました(※)。

そこで今日は、料理の時短テクを3つご紹介します。誰でも簡単に取り入れられる方法ばかりですので、毎日の料理にかかる時間を少しでも時短したい人は参考にしてみてください。

料理の時短テク3選!オススメは「ほったらかし調理」

まずは、調理方法にまつわる時短テクからご紹介します。

その1.「ほったらかし調理」を取り入れる

1つ目の時短テクは、「ほったらかし調理」を取り入れる方法です。

ほったらかし調理とは、常にそばで見ていなくても調理が進む料理のこと。仮に作る料理が2品あるなら、そのうちの1品を「しばらく放っておいても大丈夫な料理」にすることで時短につながります

調理で最も時間がかかるのは、何といっても食材に火が通るまでの時間ですよね。この時間を「料理に付きっきりで過ごす」のと「他の調理と同時進行しながら過ごす」のとでは、かかる時間が大きく変わるハズです。

例えば、同じ炒め物なら最初から最後までずっと炒め続けるよりも「フタをして蒸す工程」を挟んだ方が時短になります。なぜなら、蒸している間に他の作業を進められるからです。

また野菜の下ごしらえは、電子レンジを使えばあっという間に終わります。先に火を通しておくことで調理時間も短くなりますし、鍋でゆでる場合とは違って栄養がお湯に流れ出る心配もありません。

さらに洗い物まで減って、一石二鳥どころか一石三鳥です。

具体的には、次の野菜は先に電子レンジで火を通してから調理すると時短につながります。

・ホウレンソウ
・コマツナ
・ブロッコリー
・アスパラ
・キノコ類
・モヤシ
・大根
・ニンジン
・里芋

ただしホウレンソウやコマツナは渋味や苦味などが残りやすいため、加熱後は水でよくゆすいでから料理に使うとよいですよ。

その2.食材は一度にまとめて切る&冷凍しておく

食材を一度にまとめて切ると、料理の時短につながります

実は意外と手間なのが、まな板を何度も洗う工程です。なるべく食材を一度にまとめて切ることで、まな板を何回も洗わなくて済みます。

また、どうせ切るなら少し多めに切って冷凍しておくのもオススメの時短テクです。

例えばニンジンを半分だけ使うなら、ついでに残りの半分も切って冷凍しておきます。そうすれば、次にニンジンを使いたいときは切る手間が掛かりません。

なお「冷凍保存も電子レンジ調理もできる器」で保存しておけば、いざ使いたいときに器のまま加熱できて便利ですよ。

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ただし野菜によっては冷凍に向かない種類もあるため、冷蔵で保存するか冷凍で保存するかは慎重に判断することをオススメします。

その3.寝る前にメニューを決めておく

3つ目の時短テクは、翌日のメニューを寝る前に決めておくことです。

その日に作るメニューを考える工程は、想像以上に時間がかかります。そのためメニューが決まった状態で料理を始めれば、いざ家に帰ってから「何を作ろうかな」と考えるよりもずっと時短になるのです。

さらにいえば、食材は1週間分まとめて買っておく方が効率的。いつもメニューを考えたり買い物したりしていた時間は、段取りを考える時間に充てるとよいですよ。

ただ、調理を手早く進めるには2つのポイントを押さえる必要があります。それは先に段取りを考えてから調理を進めることと、段取りに「ながら作業」を組み込むことです。

時短調理のポイントは「段取り」と「ながら作業」

時短調理のポイントは「段取り」と「ながら作業」

調理は、段取りを考えてから始めると時短できます

段取りを考えるときは、

・どの料理の
・どの工程に
・どれくらいの時間がかかるか

などを考えて逆算し、組み立てていきます。

その際にポイントとなるのが、いかに「ながら作業」を組み込めるかです。

仮に今日のメニューが

・鶏の唐揚げ
・キャベツの千切り
・ホウレンソウのゴマ和え
・みそ汁

だった場合、「どの料理の」「どの工程に」最も時間がかかるでしょうか?

仮にあなたのルーティン(いつもの流れ)が炊飯器をセットするところから始まるとしても、その前にみそ汁の具材を鍋に入れたり、キャベツを切ったり、ホウレンソウを電子レンジで加熱したりした方が、今日は効率よく調理を進められるかもしれません。

つまりこの段取りだと、

・みそ汁の具材を柔らかくしている間にキャベツを切る
・電子レンジでホウレンソウを加熱している間に鶏肉の下処理をする
・鶏肉に下味を付けている間にホウレンソウを調理する

といった具合に「ながら作業」を上手に組み込めるのです。

このように、段取りを考えるときは「いかに手間を省けるか」「いかに“ながら作業”ができるか」を考えながら工程を組み立てるのがオススメです。

慣れも必要ですが、毎日しっかり考えていれば次第に慣れていきます。料理を時短したいと思ったときは、自分がどの作業にどれくらい時間を費やしているのかという点にも注目してみてくださいね。

時短調理にピッタリ!時間がない日は和食を作ろう

「今日は早くご飯を作りたい」と思った日は、ぜひ和食をチョイスしてみてください。和食に手間や時間がかかりそうなイメージを持つ人は少なくないでしょう。しかし実は、和食ほどほったらかし調理に向いている料理はありません。

家庭料理として作る和食なら、本格的な下ごしらえは必要ナシ! もしあまり作ったことがないのに和食を毛嫌いしてきたのだとしたら、これを機に今後ぜひチャレンジしてみてください。今日ご紹介した時短テクとポイントを取り入れれば、きっと時短につながりますよ。

執筆:永瀬なみ(コラムライター・カウンセラー)

【参考元】
(※)9割が「時短」したい!共働きや育児で忙しい現代人「料理の家事」にも時短ニーズ~生活者のお悩み&アイディア集~【食卓体験ラボ】|PR TIMES

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