蕎麦の名所、山形西蔵王の美味しいお蕎麦

グルメ

2022.12.16

お蕎麦の名所の一つ、山形西蔵王(にしざおう)にある三百坊さんをご存知でしょうか？

山形県にある老舗のお蕎麦屋さんです。レビューをみてみると、雰囲気がいい、美味しい等、とても評判のいいお店です。お庭の四季折々の景色を楽しみながら、美味しいお蕎麦がいただけます。店先に植えられている梅の木は、430年以上の古木で、通常の梅の木の寿命(250年)を遥かに越えているそうですよ。最高の景色の中で食べるお蕎麦は、きっとどの季節でも、格別だと思います。

行ってみたい！と思ったものの…山形県は、関東圏からなかなか気軽には、足を運べない距離だったりします。でも、美味しいと評判のお蕎麦屋さんのお蕎麦を食べたい！！それを叶えてくれたのが、三百坊さんのお取り寄せ商品、三百坊乾麺です。

本日は、三百坊乾麺のお蕎麦の美味しさと魅力をご紹介します。

こだわりの喉越しと蕎麦の香りの実現

気になるお蕎麦についてですが、こちらのお蕎麦、なんと、自家栽培されているんです。

自家栽培の北早生(きたわせ)そばを丁寧に石臼碾きし、更に、厳選した1、.2番粉を多めに使用しています。北早生は、寒冷地で主に栽培されていて、形状、食味共に良い品種といわれています。石臼碾きは、機械よりも風味や香りが良く、喉越しも良いんだとか。

石臼碾きのデメリットがあるとしたら、石臼のメンテナンスが少々大変な事、そして生産量が機械と比べると少なくなってしまうということ位でしょうか。

全てに三百坊さんのこだわりを感じる、とても贅沢なお蕎麦です。

本物の蕎麦を味わう

届いたのがコチラ。

箱をみて、四季折々を感じさせるようなデザインだなと思いました。とてもオシャレですね。蓋をそっと開けると、一袋180g(二人前)×3と、そばつゆが入っています。

入っている冊子が、紙ではない所にも私は、心遣いを感じました。

説明や、茹で方が書いてあるのですが、湯気や濡れた手で触っても拠れたり破れる心配がありません。お蕎麦は、勿論の事ですが、おつゆも美味しそうです。つゆは、ヒゲタ醤油さんが製造しています。ヒゲタ醤油は、千葉県に住んでいる方は、とても馴染みがあるのではないでしょうか。鰹節問屋のマルサヤさんの本枯本節二年物と最上級の醤油を使用して造られています。本枯本節二年物とは、製造から二年以上経過したものの事です。熟成され、蕎麦の風味の邪魔になる雑味がないと言われています。こだわりの蕎麦に、最上級のつゆでいただくお蕎麦、期待が高まります。

早速、たっぷりのお湯を沸かし、茹でてみました。茹で時間は4〜4分半と書かれています。調理開始直後、袋を開けた瞬間に、ふわっとお蕎麦の良い香りがします。期待しながら4分弱、刺し水をしながら茹でていきます。ポイントとしては、時間よりも一本取り出して食べてみる事。これが一番、失敗する事なく、自分の好みのかたさでいただくことが出来るので、オススメです。

そして、出来上がったのが、こちら。つやつやしていて、とても美味しそうなお蕎麦です。

最初は、何も付けず、一本いただいてみました。口に入れた瞬間から、蕎麦の香りがフワッと広がります。そして、噛めば噛むほどに蕎麦の甘みが出てきました。美味しいです。乾麺でここまで香っていいのか、と思う程に、ちゃんと蕎麦の味がするのですから、本当に驚きでした。乾麺で、つるっと喉越しのいいお蕎麦は、出会った事がありますが、ここまで香りの良いお蕎麦に出会った事がありません。口に広がる蕎麦の香りが心地よく、飲み込んでしまうのを躊躇うほど。