『まるで映画の世界!フランス・ニースの街並み』
さてヨーロッパ一人旅も、中盤に差し掛かってきました。
スペイン・バルセロナを後にし、次に向かったのはフランスのニース!パリは何度か訪れたことがありますが、ニースは初めての場所。
バルセロナから飛行機で移動し、ニースに到着です。
南仏コート・ダジュール観光の中心地として有名ですが、ニースはもう、街全体がまるで映画のセットのよう…。
海沿いに広がるカフェに、ヨーロッパの歴史を感じさせながらもカラフルな色が印象的な建物。
可愛らしいマーケットに、旧市街の真ん中にある噴水などなど…すべてが完璧で、どこを切り取っても美しい街並み。
ホテルにチェックインして荷物を置いたら、まずはプロムナード・デ・ザングレ海沿いに続く遊歩道をお散歩です。
夏に来ると大変賑わっており、美しいターゴイズブルーの海が楽しめるそうなのですが、私が行ったのは10月頭だったため、残念ながら海沿いはちょっと閑散としておりました。
ビーチ沿いで軽く1杯シャンパンを飲みながら、どうしてもここでオーダーしたかったニース風サラダを食べ(*英語ではニシソワーズサラダです)、 飲食店や雑貨店が並ぶ街の中心地へ!
旧市街は石畳が敷き詰められており、低層でヨーロッパらしい、重厚な建物に囲まれています。
ですが以前はイタリア領だったニース。そのため燦々と輝く太陽に映える壁画の色のコトントラストなどからは、どこかイタリアンな雰囲気も感じられました。
ただそこにバイクがあるだけでも、絵になってしまう街。今でいうSNS映えの街の最先端だったのかもしれませんね。
また旧市街にはたくさんのお土産屋さんがあるのですが、そこに売っているアイテムもおしゃれな物ばかり。
実はこのヨーロッパ周遊旅で友人に渡す用のお土産は、ほとんどニースで購入しました。
ニースらしい可愛いパッケージのオリーブオイルや蜂蜜、美しい色合いの陶器の中に入っている石鹸などなど…。喜んでもらえそうな物がたくさんあり、お土産屋さんホッピングをしているだけでも十分楽しめます。
とはいえ、ベストシーズンはやっぱり夏。
秋から冬にかけてはお休みしているお店もあるので、どうしても行きたいお店があるならば、事前に調べてから行ったほうがいいかもしれません。
夏はフランス国内だけではなく、全世界からバカンスに訪れる人で賑わっており、街もグンと活気に溢れているそうです。でも逆を言うと秋冬は人が少なく、またホテルのレートも安くなっているので、ゆっくりとニースを味わいたいならば意外に穴場シーズンでもあります。
今回は秋に訪れたので、次は夏に来て、“バカンスを楽しむ!”と決めて、ニースの街を離れたのでした。
写真・文:三浦マキ
アナウンサー・ライター・PR会社(株)MAKILA 代表。 リビアで生まれ、カリフォルニア、Los Angelesへ移住。東京、シンガポール、 LAの3都市を拠点に、世界中を旅するビーチラバー。
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