『HBで作るフィンランドのシナモンロール コルヴァプースティ Korvapuusti』

「北欧のおやつとごはん」

私のシナモンロールのレシピは、そもそも自分用として、現地レシピをもとにホームベーカリーに合わせて分量を調整したものでした。そんなわけで、始めの頃はホームベーカリーで生地作りをしていましたが、北欧のシナモンロールは生地を捏ねるのが簡単なので、いつしか使わなくなっていました。

先日デンマークのホットドッグの生地をホームベーカリーで作ってみたところ、やっぱり楽だなあと思い、久々にシナモンロールもホームベーカリーで作ってみることにしました。

久々ついでに形も久々にフィンランドのコルヴァプースティ型にしました。

【シナモンロール】
材料 10個分

<材料>
生地
・強力粉 140g
・薄力粉 140g
・バター 50g マーガリンでも可
・砂糖 40g
・牛乳 180cc
・塩 小さじ1/2
・粗挽きカルダモン 小さじ1  なければ粒のカルダモンを粗く刻む
・ドライイースト 小さじ2

フィリング
・バター 大さじ3(約35g) マーガリンでも可
・砂糖 大さじ3
・シナモンパウダー 大さじ1

トッピング
・溶き卵
・パールシュガー スライスアーモンドでも可

<作り方>
1. 生地の材料を全てホームベーカリーに入れ『生地作り』で生地を作る。
2. フィリングのバターを室温で柔らかくしておく。柔らかくなったバターに砂糖とシナモンパウダーを混ぜてペーストを作る。
3. ホームベーカリーで作った生地を40cm × 30cmくらいの四角形に伸ばし、フィリングを塗る。この時、長辺の端を1cmくらい塗り残しておく。
4. 長辺から生地を丸め、台形が互い違いになるように10個に切る。片方の端に、長短長短と繰り返し9か所に印をつけ、その印を目安に切ると間違いないです。
5. 台形の短い片の中心を指で押してコルヴァプースティの形にする。次の発酵で結構膨らむので、中心が潰れるくらいしっかり押し付けてください。


6.天板に並べ布巾をかぶせて室温かオーブンの発酵で40分程度、あるいは約2倍になるまで発酵させる。発酵したら、卵液を塗りパールシュガーを振る。

7. 200~220度に予熱したオーブンで8~10分焼く。オーブンによってクセがあるのでご自分のオーブンに合った温度と時間を見つけてください。


斜めの角度は感覚でいいのですが(むしろフィンランドの人はそうしていると思う)私は出来るだけ大きさを揃えたいので計っています。毎回同じ分量で作っているので厚紙に5cm、3cmと繰り返して目盛りをつけたものを作りました。(動画にちょこっと写っている。)角度がきつく、長辺と短辺の長さの差が大きい方がコルヴァプースティらしい面白い形になるのですが、両端を無駄にしたくないので、今はこの間隔で落ち着いています。斜めどころか、フィンランドの老舗ベーカリー、エクベリさんは直線で切っていましたね。

薄力粉が入っているので生地は薄く伸ばせます。巻きあがった時に渦巻きが5巻きくらいあるといい感じです。

以前は生地に卵液を入れていたのですが、翌日以降の食感がぱさっとしてしまうので、最近は卵なしで作っています。ただ、卵が入った方が風味は良くなるので、もし入れるときは大さじ2杯入れて、その分牛乳の量を大さじ2杯分減らしてください。卵白が生地を固くするので卵黄だけ入れるという手もあるのですが、そうすると卵白が残るし、表面に塗る用の卵も別途少量必要だしで、妙な余り方をするのでやっていませんが、他の料理に使うからいいやという場合はやってみて下さい。

薄力粉が入っているのでふわふわとはなりません。北欧のシナモンロールはパンではなく、発酵菓子なので、現地でも目の詰まったお菓子っぽいものが売られています。そもそも北欧の人は柔らかいパンは好まないしね。私もどちらかというと硬めのパンが好きで、耳まで柔らかいと聞けば「耳は硬くしてー!」と思うし、水分をぎりぎりまで入れてしっとり口どけですと聞けば「パンは溶けなくていいー!」と最近の傾向に反旗を翻しています。

シナモンロールに一番合う飲み物は?とフィンランド人に尋ねると、牛乳との答えでした。もちろん、コーヒー文化北欧らしく、紅茶よりもコーヒーに合います。まあ、あまりこだわらずに、お好きな飲み物と一緒にどうぞ!



三田陽子
北欧ビンテージの買い付けのため年に数回訪れる北欧各国で個性的な北欧料理にはまったのがきっかけになり始めた北欧レシピサイト『北欧のおやつとごはん』。材料は日本で手に入るものを使い、分量も日本サイズに調整して家庭で気軽に作れるように工夫されたレシピが人気。なかなか日本では食べられない北欧の味をお試しください。

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