年末年始の過ごし方に迷ったら！3つのステップで心の整理をしてみよう

せっかくの連休とはいえ、今はコロナ禍です。帰省も旅行もできないとなれば、年末年始の時間を持て余してしまう人もいるのでは？ そこでオススメなのが、心の整理。昨年のドタバタで自分と向き合う時間を取れなかった人ほど、心のデトックスが必要です。

今日は「心を整理する方法」について、3つのステップをご紹介します。せっかくの長期休みをムダにしたくない人は、この記事を参考に取り組んでみてください。

年末年始に心を整理するなら試してほしい3つのステップ

年末年始の過ごし方に迷ったときは、ぜひ次の手順で心の整理をしてみてください。

ステップ1.まずは整理整頓！家を整えて心をスッキリさせよう

心を整えるには、まず家の中を整える必要があります。なぜなら、家の様子と心の様子はリンクするからです。

家の中が散らかっていると、心も乱れます。反対に、心が乱れているときは家の中が散らかっていても気にならないものです。

そこでオススメなのが、整理整頓をすること。「時間があるときに片付けよう」と思っていた場所があるなら、制限時間とゴールを決めて取り組んでみるとよいですよ。

片付けがいつも中途半端に終わってしまう人は、こちらの記事を参考に取り組んでみてください。

部屋の片付けを中途半端に終わらせたくないなら意識したいこと3つ

家を整えると、不思議なほど心がスッキリします。年末年始に心を整理したいなら、まずは家の整理から取りかかるとよいですよ。

掃除と整理整頓は別物！大掃除をした後でも整理整頓は必要

「年末に大掃除したし、整理整頓は不要だわ」

ここまでを読み、そんな風に思った人もいるのでは？

しかし、掃除と整理整頓は似て非なるもの。年末に大掃除をしたからといって、整理整頓が不要とは限りません。

そもそも掃除とは、ゴミやホコリ、汚れなどを取り除くことを指します。これに対して、整理整頓はムダな物や不要な物を処分し、整えることを指す言葉です。

あなたの家にも、大掃除では整理しきれなかった場所があるのではないでしょうか。年始の過ごし方に迷ったときは、そういった部分を整理整頓してみてください。

何となくテレビを見ながら過ごす場合に比べれば、きっと何倍も有意義な時間を過ごせますよ。

ステップ2.いよいよ心と向き合う時間！昨年の自分を振り返ってみよう

家を整えたら、いよいよ心と向き合う時間です。まずは、昨年の振り返りから始めます。

ポイントは、出来事だけでなく感情も一緒に思い出すこと。「こんなことがあったな」と思い出したら、合わせて「どんな気持ちだったかな？」と思い返してみてください。

また、思い返すときは「楽しい」や「悲しい」といった感情を伴う出来事だけでなく「がんばったな」や「もっとがんばりたかったな」などと思う出来事も一緒に洗い出すのがオススメです。

大切なのは、自分の気持ちを肯定すること。否定や反省などをするのではなく、自分の気持ちをそのまま受け止めるのです。

心の整理は、ありのままに自分を受け入れることから始まります。反省は後からいくらでもできますので、まずは昨年の出来事と感情を思い出し、素直にそのまま書き出してみてくださいね。

ステップ3.今年の自分を考えながら心をゆっくり整理しよう

最後は、今年の自分について考えるステップです。

昨年の出来事に伴って感じたことを基に、今年の「したいこと」や「したくないこと」「やめたいこと」などをピックアップしてみてください。

このときに大切なのは、前向きになれる未来を思い描くことです。

例えば「本当は仕事を辞めたい」と思っていることに自分で気付いている場合、その気持ちを押し殺すのではなく前向きな考え方にスイッチします。

具体的には「3年以内に転職するために今年は自分の将来を考える年にしたい」や「○○の仕事を始めたいから今年は○○の資格取得に向けて勉強を始めよう」といった考え方をすると、前向きな気持ちになれますよね。

このように、今年のことを考えるときは自分の後ろ向きな気持ちを無視したり奥の方へ押しやったりしないことが大切です。

仕事だけでなく、人間関係や自身の悩みなどについても同じことがいえます。

「本当はあんまり一緒にいたくない」と思う人がいたり「何年もずっと同じことで悩んでいる」という悩みがあったりするなら、今年こそ、そういったものから解放されるために行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

一緒にいると疲れる相手がいる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

一緒にいると疲れる…人間関係のストレスを解消する5つの方法

年始を有意義に過ごしたい人は今すぐにでも実践してみよう

今日は「心を整理する方法」について、3つのステップをご紹介しました。

心を整えたいときは、自分の気持ちに向き合うのが一番です。昨年の出来事に伴う感情を思い出しづらいときは、昨年のスケジュール帳やアルバムなどをパラパラと見てみるとよいでしょう。日記や写真などを見返すうちに、きっと思い出に伴う感情がよみがえってきますよ。

心を整理したあかつきには、ぜひ今年の抱負についても考えてみてくださいね。今年1年の毎日が、あなたにとってワクワクするものでありますように。

執筆：永瀬なみ（コラムライター・カウンセラー）