ケメックスのコーヒーメーカーの魅力!淹れ方や洗い方、フィルターの特徴なども解説
アメリカで誕生したケメックスのコーヒーメーカーは、現在では世界中で愛されています。その斬新なルックスとシンプルな使い方は、コーヒー好きからもコーヒーメーカー初心者からも高い評価を得ています。
ということで今回は、ケメックスのコーヒーメーカーの特徴を紹介しつつ、魅力に迫っていきます。シンプルな使い方についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/chemex-s/?iasid=07rpp_10095___et-krr0pv0t-hho-4cd6d4ba-5a7c-4bbb-b411-3786a85c04df
目次
ケメックスのコーヒーメーカーの魅力や特徴
おしゃれで機能性も抜群だと評判のケメックスのコーヒーメーカー。他のコーヒーメーカーとは一線を画す斬新なスタイルに注目が集まっています。まずはその魅力や特徴について触れていきます。
引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/chemex-s/?iasid=07rpp_10095___et-krr0pv0t-hho-4cd6d4ba-5a7c-4bbb-b411-3786a85c04df
ケメックスとは?
ケメックスが生まれたのは、1941年のアメリカ合衆国。発案したのはドイツ出身「ピーター・シュラムポーム」という科学者でした。彼は自身が務める実験室に会ったフラスコをコーヒーメーカーとして代用していたのです。なんとも科学者らしいエピソードですね。
彼の習慣を元に、フラスコを模した形のケメックス・コーヒーメーカーが誕生しました。現在でもコーヒーメーカーとして高い評価を得ており、多くの人が愛用しています。1980年以前に出回っていたモデルは「オールドケメックス」と呼ばれ、ヴィンテージものとして取引されています。
ケメックスのコーヒーメーカーの特徴
ケメックスのコーヒーメーカーには、どのような特徴があるのでしょうか。
科学者が発案しており機能性に優れている
既述のようにケメックスのコーヒーメーカーは、科学者が発案しています。形はフラスコのように中央部分がくぼみ、砂時計のようになっているのが特徴。見た目にもおしゃれですが、持ちやすく注ぎやすいなど、機能性が抜群な点も評価されています。
ドリッパーとサーバーが一体化している
通常、コーヒーメーカーというと、「ドリッパー」部分と「サーバー」部分が別になっているものがスタンダード。ドリッパー部分に豆を入れ、サーバーに抽出されたものをカップに注ぐ、これが一般的なコーヒーメーカーです。
ケメックスのコーヒーメーカーはフラスコのような形状であり、上部がドリッパー、下部がサーバーとなっています。分離していないのでコーヒーを抽出したらそのままカップに注ぐことができるので便利です。別に掃除をする必要もないので、洗いものの手間も省けるでしょう。
持ち手が木枠の斬新なデザイン
フラスコ状になっており便利な形状のケメックスコーヒーメーカーですが、形状的に持ち手がないのでそのままだと火傷をしてしまいます。ただ、中央部には木枠でカバーがされています。この部分を持ってコーヒーを注ぐことになるので、火傷の心配もありません。
また、中央に木枠が巻き付けられたデザインも、人気のポイントです。コーヒーメーカーとは思えないスタイリッシュな雰囲気ですし、そのまま置いておくだけでも絵になります。コンパクトで場所をとらないので、入れたい時にすぐに取り出して使えるのも嬉しいポイントです。
種類が豊富
ケメックスのコーヒーメーカーは、基本的な構造こそ一緒ですが、実は様々な種類があります。現段階で存在するシリーズは全部で3つ。「クラシックシリーズ」「ハンドブロウンシリーズ」そして「グラスハンドルシリーズ」です。
クラシックシリーズは「ケメックスといえばこれ」と言えるような定番のシリーズです。本体がガラス、持ち手部分は木や革の素材で作られています。ケメックスのコーヒーメーカー初心者や、シンプルな製品が好きだという人におすすめです。
ハンドブロウンシリーズは、デザインとしてはクラシックシリーズと同じです。クラシックシリーズは機械で作られていますが、ハンドブロウンシリーズはひとつひとつ職人の手で作られているのがポイント。クラシックシリーズよりも高価ですが、高級感を感じられます。
最後に紹介するのはグラスハンドルシリーズ。ケメックスは持ち手がないのがスタンダードですが、こちらのシリーズはガラス製の持ち手がついています。他のシリーズのような木枠などはなく、すべてガラスのシンプルなデザインとなっています。
ケメックスのコーヒーメーカーの魅力
ケメックスのコーヒーメーカーについて紹介してきましたが、具体的な魅力についてはどのようなポイントがあるのでしょうか。以下にまとめてみました。
均一の濃さで抽出できる
ケメックスのコーヒーメーカーは、円錐型の形状をしているのがポイントです。そのため、ドリップしたコーヒーは一箇所に均一に落ちることになります。濃さのムラが起こらないので、全体的にバランスの良い味わいに仕上がります。
クリアな味わい
ケメックスのコーヒーメーカーでは、専用のフィルターを使ってドリップするのがおすすめです。厚みのあるフィルターを使うことで雑味がしっかりとろ過されるので、味もすっきりと仕上がります。油分などもフィルターにかけられるので、重さのないさっぱりとした味わいです。
淹れ方が簡単
シンプルな見た目のコーヒーメーカーであり、見た目もすっきりとしていて使いやすいのが、ケメックの魅力です。また、見た目だけでなく、使い方も非常にシンプル。コーヒーメーカーは複雑で使いにくいと感じる初心者でも、不安なく使用できます。
たくさん作れる
クラシックタイプのコーヒーメーカーだと、2〜3人前くらいのコーヒーを入れるサイズが定番となっています。ただ、これはあくまで最小のスリーカップサイズ。シックスカップサイズやテンカップサイズなどもあり、それぞれ6杯、10杯と入れることができます。
コーヒーメーカーというと、一度にさほどたくさんの量を入れることができない製品も多いもの。シックスカップやテンカップのケメックスコーヒーメーカーを使えば、キャンプやパーティーなどでも大活躍すること間違いなしです。
見た目がオシャレ
ケメックスのコーヒーメーカーは、そのデザイン性の高さも評価されています。コーヒーメーカーとはいえ家に置いておくものですから、やはりおしゃれなものが欲しいという人も多いもの。ケメックスのコーヒーメーカーは、インテリアにしても十分映えます。
全面ガラス製というシンプルなデザインなのでどんな部屋にも馴染みますし、中央に巻かれた木枠や革製の帯もポイント。ナチュラルな雰囲気の漂うスタイリッシュなコーヒーメーカーは、使わない時にも部屋を彩ってくれるでしょう。
ケメックスのコーヒーメーカーでの淹れ方
ケメックスのコーヒーメーカーは、どのように使用するのでしょうか。ここからは、コーヒーの淹れ方はもちろん、他の飲み物を入れる際のポイントについても紹介していきます。
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コーヒーの淹れ方
まずは、コーヒーの淹れ方について紹介します。
1.ケメックス本体を温める
2.豆とお湯を準備する
3.1回お湯を注ぎ、30秒蒸らす
4.何回かお湯を入れ、必要な分量コーヒーを抽出
5.軽く揺すって完成
コーヒーを入れる場合には、まず最初に本体を温めることが大切です。コーヒーを入れても冷めにくくなりますし、風味豊かで熱々のコーヒーを堪能することができます。
最初に豆全体に行き渡るようにコーヒーを入れた後は、軽く蒸らすのが鉄則。豆を蒸らすことで、コーヒーとお湯をじっくりと馴染ませることができるのです。コーヒー豆には焙煎の段階で炭酸ガスが含まれます。お湯で蒸らすことで炭酸ガスが抜け、コーヒー豆の表面積が大きくなります。
表面積が大きくなると、豆に含まれる成分の抽出のしやすさも格段にアップ。豊かな成分を十分に抽出することで、深みとコクのある美味しいコーヒーができあがるのです。
紅茶の淹れ方
ケメックスのコーヒーメーカーは、紅茶を入れるのにも適しています。紅茶の淹れ方について、以下に紹介します。
【ティーパックを使う場合】
1.お湯を注いでコーヒーメーカーを温める
2.ティーパックをそのまま落とし、2〜3分待つ
3.カップに注いで完成
【茶葉を使う場合】
1.お湯を注いでコーヒーメーカーを温める
2.茶葉そのまま入れ、2〜3分待つ
3.茶漉しを使って紅茶を注いで完成
ティーパックを使う場合には、そのままコーヒーメーカーに入れて待てばOKです。茶葉をそのまま使う場合には、茶漉しを使ってカップに注ぎましょう。茶葉がジャンピングする様子を見られるので、紅茶を淹れるのがさらに楽しくなるでしょう。
ハーブティーの淹れ方
ハーブティーも基本的には、紅茶の淹れ方と同じです。ティーパックを使う場合にはそのまま入れてお茶を抽出しましょう。生のハーブや乾燥ハーブをそのまま使う場合には、紅茶同様に茶漉しを使ってカップに注げばOKです。
自宅でカモミールやラベンダー、ローズマリーなどのハーブを育てているという場合には、摘んできてハーブティーにすることもできます。よく洗ってコーヒーメーカーに入れ、お湯を入れて待てばフレッシュなハーブティーを楽しめるのでおすすめです。
フィルターの特徴
ケメックスのコーヒーメーカーは、専用のペーパーフィルターが用意されています。ほかの市販品でもコーヒーを入れることはできますが、専用のフィルターを使った方がより美味しく仕上がります。専用フィルターはサイズ感もマッチしますから、より入れやすいでしょう。
また、一番のポイントは、一般的なフィルターよりも20〜30%厚めに作られている点。酸味や雑味、油分などのコーヒーにとって邪魔な要素をしっかりと除去することができるのです。そしてフィルターにも、四角いタイプと丸いタイプ、半円状タイプの3つがあります。
ケメックスのコーヒーメーカーの洗い方
ケメックスのコーヒーメーカーはクリアなガラス製ですから、毎回きちんと手入れをして綺麗な状態を維持することが大切です。とはいえデリケートな素材ですから、雑に掃除をするのは良くありません。いかに注意点をまとめたので、チェックしてみてください。
洗うときの注意点
ケメックスはフラスコ型なので、中央部分が細く洗いにくい形状です。力を入れてこすろうとすると破損することもあるので、注意しましょう。洗いづらいからといって軽く水ですすぐだけだと、コーヒーの色が残ってしまう可能性も。とにかくケアがしづらいのです。
ケメックスのコーヒーメーカーを洗う際には、先が針金の芯が入っているようなブラシを使うのがおすすめです。洗う対象によって形を変えることができるので、手が届かないケメックスのコーヒーメーカーの奥の方もしっかりと洗うことができます。
ただ、忙しくて毎回洗っているのは面倒だ、という場合もあるでしょう。そのような場合には、オキシクリーンという漂白剤をお湯で薄めたものをケメックスに入れておけばきれいになります。オキシクリーンは環境にも優しく、無臭なので使いやすいです。
オキシクリーンがない場合には、重曹などを使えば同様の効果が得られます。
ケメックスのコーヒーメーカーはシンプルな美しさ
ケメックスのコーヒーメーカーは、シンプルでスタイリッシュな見た目が魅力の一つとなっています。また、ドリッパーとサーバーが一体になっているシンプルなデザインや機能性も評価されています。初心者でも使いやすいので、1つ持っておくと毎日のコーヒーライフがより一層楽しくなるでしょう。
まとめ
今回は、ケメックスのコーヒーメーカーについて紹介してきました。見た目がシンプルなので男女問わず使いやすいのが大きな魅力で、お湯を入れてそのままカップに注ぐだけという手軽さも人気の秘密です。
また、ケメックスのコーヒーメーカーはにはそれぞれ人数に合わせて容量が違うものも用意されているので、使用するシーンを考えて選ぶことも可能。紅茶やハーブティーにも使えるので、日々のリラックスタイムをより充実させることができます。
ひとつ持っておくと非常に便利なので、ぜひ生活に役立ててみてください。
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