皮はパリッと、中は肉汁たっぷりのジューシー骨付鶏

皆さんは「特別な日のご褒美」と聞いたとき、何を思い浮かべますか？

香川県といえば、うどんですが、骨付鳥も有名らしいです。香川の鶏肉が美味しいなんて、知らなかったなあ。パッケージにも「さぬき、もう一つの名物」と書いてあります。

せっかくなので、さぬき骨付鶏について少し調べてみました。

さぬき骨付鶏とは、香川県丸亀市のご当地グルメとして有名な鶏肉で、にんにくの効いたスパイシーでボリューミーな骨付きの鶏もも肉を丸ごと焼いたもののことを言うようです。家庭でも作れるようで、レシピの載ったサイトもたくさんありました。しかし、実際に作ろうと思ったら結構大変そう。調味料と鶏もも肉を揉みこんで、それを蒸し焼きにして・・・。オーブンを使うレシピもありましたが、オーブンを使うとオーブンのお手入れが大変ですよね・・・。

そんな、さぬき骨付鶏が通販で簡単にお取り寄せできるなんて！冷蔵になって調理も手軽になっているなんて！画期的ですね。ありがとう、さぬき鳥本舗さん！

そんな冷蔵のさぬき骨付鶏、箱を開けて、まず調理です。おススメの食べ方が書いてくれてあるので、そちらにしたがって調理しました。正直、最初は本家さぬき鶏の調理の仕方を知らなかったので、説明を読んで「ちょっと調理に手間がかかるのかな？面倒かな？」と思いました。しかし、やってみたら、とっても簡単でした。５分ぐらいでできたと思います。オーブンも要りません！

５分で、本格的な骨付鶏が食べられるなんて、お手軽で素敵ですねえ。

鶏肉を袋のまま電子レンジで１分あっためてから、封を切り、中身を取り出します。鶏油（チキンオイル）をフライパンに敷き、皮を下にして強火で５０秒焼きます。じゅうじゅうという音がしてきました。香ばしい香りがキッチンに漂ってきて、早く食べたいとワクワクしてきます。はやる心を押さえつつ、50秒待って、鶏肉を裏返し、フライパンを振りながらさらに３０秒待ちます。焼くときは、油が飛ばないように、ふたをして焼くと良いとのことでした。

でき上がったら、ざく切りキャベツの上に乗せて、フライパンに残ったアツアツの肉汁と油を残さずたっぷりかけます。じゅわ～っという音が食欲をかきたてますね！

でき上がりました！

とっても立派！１本が大きいです。食べ応えがありそうですね。

肝心のお味は、というと…？

肉がジューシーで辛みもあって、にんにくもガッツリ効いていて、とにかく美味しい！元気の出る味です。

まず、一口かじると、鶏肉の皮のパリッという音が聞こえます。見た目も焦げたパリパリの皮目は食欲をそそりますよねえ。そして、皮のパリッの後には、プリプリの鶏肉の食感と甘味がやってきます。噛めば噛むほど、鶏肉から肉汁がじゅわりと染み出てきて、それがさらに美味しいんです。さらに、鶏肉の味だけでなく、隠し味の香川県産玉ねぎの甘味と香りもふわっと鼻に抜けます。最後に唐辛子のピリリとした辛みが口の中に広がります。からいよー！でも、とっても美味しいです！

調味料はしっかりと揉みこまれていて、どこを食べても偏りなく美味しい。家庭で作るとムラが出て、こうは行きません。

香川県産にんにくもしっかり効いていて、ビールが欲しくなる味ですね。

おつまみにもご飯のおかずにも良いと思います。

調味料としては、他にも瀬戸のあらじおが使われているそうです。国産の食材ばかりが使用されているので、安心して食べられますね。

今回の私のように、キャベツと食べるのもおススメですが、塩むすびに肉汁や油をつけながら食べるのもおススメとのことでした。

家族みんなで一緒に食べたのですが、旦那さんは「噛めば噛むほど、ゆっくり味が変わっていって不思議。美味い！」と言いながら、もっちもっちと、ゆっくり噛んで味わっていました。

特徴的な辛みの正体は、「香川本鷹」という香川県の地域資源認定とうがらしだそうです。初めて聞きましたが上品な辛みで美味しいです。

また、焼き立ての鶏肉を真空パックしてくれているので、鶏肉のうまみがそのまま閉じ込められているらしいです。それで、今買ってきたみたいに美味しいんですね、現代の技術すごい！

辛いもの好きな人にも、鶏肉好きな人にもおススメの一品です。 我が家でもまた、ご褒美で豪華ご飯にしたい日に注文しようと思います。