今日のおやつはホットケーキ?定番アイテムフライ返しの選び方

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ホットケーキから炒めものまで、料理にはかかせない定番のキッチンアイテムなのが、フライ返しですよね。でもその種類や価格は多岐に渡っています。今回は、そんなフライ返しについて、自炊をされている方や最近料理を始めた方に向けた選び方のポイントと、おすすめするアイテムを紹介していきます。

フライ返しの選び方 

定番中の定番のキッチンアイテムだからこそ、フライ返しの素材や形といった違いは重要です。どんな料理でも大丈夫な耐熱温度、フライパンとの相性が悪くない素材、日常的に使える形、次項以降で詳しく掘り下げていくこういった要素を軸に、自分が作りたい料理に合わせて選ぶというのがフライ返しを選ぶにあたって大事なポイントです。せっかく購入したのに、使い勝手が悪かったなんてことが起きないように、ちゃんと情報を元に選ぶことが求められます。 

また、安定して使えるのかというのも選び方では重要となってきます。これも定番のキッチンアイテムだからこその理由ですね。特に、調理をする食材をひっくり返すにあたって、フライ返しは大きな役割を果たします。 

ホットケーキを焼いている

ホットケーキにしても、お好み焼きにしてもホットケーキの先端部分によっては、上手にひっくり返すことができず、形が崩れてしまい、味が美味しくても見た目が悪くて、家族にも出しにくいなんて事態に陥ってしまう場合も。こうしたことを事前に防ぐためにも、それなりの大きさのフライ返しを選ぶことがおすすめです。また、購入時に触らせてもらえる時は、ちゃんと触って自分の手にフィットし、料理でも使えるか確認しておきましょう。

お手入れがしやすいか否かというのも大事です。これは素材によって大きく異なってきますが、料理によっては先端に汚れが付着してしまうのがフライ返しです。ちゃんと汚れが落とせる素材なのか、洗うときに落としやすいようにつくられているのか、きちんと情報を入手しておきましょう。また、収納しやすいのか否かも重要ですよね。お箸やお玉なんかと一緒に収納することが一般的ですが、他の調理器具と並べたときに浮いてしまわないか、収納しづらくないか、などといった点を元にこれも事前に確認しておきましょう。

耐熱温度 

料理中に、火にかけたフライパンの上に長時間置かれることもあるフライ返しでは、その耐熱温度が選ぶにあたって肝要になってきます。この項では、フライ返しでよく作られる料理の大まかな温度からフライ返しで求められる耐熱温度を、算出していきます。まず、ホットケーキの場合です。ホットケーキは、フライパンを事前に温めておいてから焼きますが、その温度は最大でも160度ほどです。一般的なフライ返しの耐熱温度が220度程度なので、ホットケーキを作る上で、フライ返しの耐熱温度を特に気にする必要はないでしょう。

お好み焼きは作り方にもよりますが、その温度が高くなります。豚バラ肉を敷いて作るスタイルや油を大量に使って、揚げ焼きのようなことをする場合だと特にその温度は高いです。

お好み焼き

具体的にはひっくり返すときには、200度を超えるときもあります。そうなっては、フライ返しの素材によっては溶けてしまうなんてこともありえるので、お好み焼きを作るフライ返しを選ぶ際には、耐熱温度がある程度高いモノを選ぶことが求められますね。

続いてはハンバーグです。フライ返しを使う料理としては、人気の部類に入る料理ですが、多くの場合で牛や豚の生肉を使用しているので、きちんと中心部まで火を通すことが必要ですよね。なので、ハンバーグを調理する場合の適切温度は約180度ほどとされています。

ハンバーグを焼いている

これが、ハンバーグを一番美味しく作れる温度、なおかつ一番焼くことが多い温度のようです。仮に180度で、フライ返しを使った場合は問題ありませんが、180度に設定していても油の温度によってハネ上がってしまうなんてこともありえるので、ある程度の注意は必要です。

フライ返しの耐熱温度が低いモノだと200度ぐらいで、溶ける現象が起きてしまいますが、この200度程度の温度を見極める方法があります。それは、フライパンから煙が上がっているか否かというところです。油を引いた段階で、煙がでているようならば、それは間違いなく200度を超えています。そういった時は、フライ返しを使うのも少しフライパンを冷ましてからにしたほうがよいでしょう。

素材 

フライ返しには複数の素材があり、それぞれの素材によってフライパンとの相性が変わり、ひいては料理の良し悪しにも関わってきます。もっともポピュラーな素材であるのは、ステンレス製です。その特徴としては耐久性、耐熱性の高さが挙げられ、とても丈夫で長く使用することができます。また、その耐熱性の高さを活かして、鉄製のフライパンと高温調理なんてことをするのに向いています。しかし、フライパンにキズを付けやすい特徴があるので、テフロン加工がされているフライパンには使用しないようにしましょう。せっかくのテフロン加工を剥いでしまう可能性があります。 

テフロン加工のフライパンでも安心して使えるのが、シリコン素材のフライ返しです。とても軽いのが特徴で、100円均一ショップなどでも購入できる安価な利点もあります。また、デザイン性が高かったり、カラーバリエーションが豊富なんてことがよくあるのもシリコン製の特徴です。ただし、耐熱温度は他のフライ返しよりも低いので、フライパンの上に長時間のせたり、高温調理に使用するのは避けましょう。 

ナイロン素材のフライ返しは、ステンレス製とシリコン素材の中間に位置しています。両方の良いところと悪いところを持ち合わせているといったところです。軽く単純な耐久性が高い一方で、耐熱温度が低く溶けやすくなっています。木製のフライ返しは、これらの素材のようなデメリットは一切ありません。しかしながら、細かい先端作業が必要な料理には不向きであり、木製ということもあって保管するにあたって、きちんとした洗浄、乾燥が強く求められてきます。 

形 

日常的に使うにあたって、その形というのは使いやすさとしても大事になってきますよね。こういった点については、作る料理別に複数のフライ返しを所持しておくなんてことが、便利で扱いやすいのでおすすめです。

フライ返しの上手な使い方

フライ返しでひっくり返すにあたって、上手くひっくり返すためのコツとなるのは、フライパンに料理をあまり入れすぎないという点です。フライ返しというのは単純に力で持ち上げるのではなく、フライパンの余ったスペース部分を上手に使ってひっくり返します。なので、フライパンにいっぱい料理を入れてしまうということを避けて、少しずつ焼いてひっくり返すというのが誰でもできる上手にひっくり返すためのコツです。

フライ返し

今回、編集部がおすすめするこのシリコン製チョプラは、そのデザイン性の高さはもちろんのこと、機能的にもとても優れています。シリコン製ということもあって、耐熱温度は260度とフライパンで作る料理ではほぼ溶けません。また薄く屈曲性があるため、調理が行いやすいのも特長です。

屈曲性があるシリコン製

冷たい料理から温かい料理まで、多くの料理でその出番はあるでしょう。汚れにくいように作られている上、洗いやすいというのも嬉しいポイントですよね。

モダンなデザイン

キッチンアイテムとして、キッチンに置いてあっても他の器具と喧嘩しないモダンなデザイン。調理器具とは思えないほどに仕上がっており、おしゃれにキッチンを彩れます。また、あなたのキッチンライフをより豊かなモノしてくれるでしょう。

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