一歩を踏み出す勇気が湧く!コンフォートゾーンを抜け出す2つの方法
現状を変えたいと思うのに、なかなか行動に移せない。そんな悩みを抱えていませんか? あなたが一歩を踏み出せないのは、“コンフォートゾーン”の影響を受けているからかもしれません。
今日は、 “コンフォートゾーン”から抜け出す方法を2つご紹介します。勇気が出なくて新しい一歩を踏み出せないでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コンフォートゾーンとは?最初の一歩を踏み出せない原因は「恐怖心」
「新しい物事に挑戦したい!」「自分を変えたい!」そんな風に思っているのに一歩を踏み出せないのは、私たちの中にある“コンフォートゾーン”が原因だと考えられます。
コンフォートゾーンとは、安心して行動できる範囲のこと。別の言葉に置き換えるなら、慣れ親しんだ範囲ともいえます。
慣れ親しんだ範囲とは、例えばこんなものです。
・手慣れた仕事
・気心の知れた友達
・住み慣れた街
あなたも、慣れ親しんだものの中にいる時は居心地の良さを感じるのではないでしょうか。これがまさに、コンフォートゾーンの中にいる状態です。
私たち人間は居心地の良い状態を維持しようとするため、なかなかコンフォートゾーンの外へ出たがらない傾向があります。これは、新しい世界に踏み出すことへの恐怖心があるからです。
しかしいくら居心地が良いからといって、コンフォートゾーンにとどまり続けていては前に進めません。あなたが本当に現状を変えたいのなら、コンフォートゾーンを抜け出す必要があります。
では、コンフォートゾーンを抜け出すには具体的にどのようなことを行えばよいのでしょうか?
一歩を踏み出す勇気が湧く!コンフォートゾーンを抜け出す方法2選
コンフォートゾーンを抜け出すには、いくつかの方法があります。ここでは2つの方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
その1.失敗は成功のもと。失敗に対する思い込みを手放そう
まずご紹介するのは、自分の中にある失敗への思い込みを手放す方法です。
最初の一歩を踏み出せない人は、失敗した後の状況ばかりを気にしがち。何かに挑戦したいと思う反面、つい「失敗したら恥ずかしい」や「失敗したら意味がない」などと考えてしまうのです。
そう考えてしまうのは、自分の中に「失敗するのはダメなこと」というネガティブな思い込みがあるからかもしれません。
実は、この思い込みが強い人ほど失敗を恐れます。そして失敗を恐れるあまり「時間がないから今はやめておこう」といった言い訳をして、どうにかコンフォートゾーンにとどまろうとするのです。
そこで試してほしいのが、失敗をポジティブに捉えること。
“してはいけないもの”と捉えるのではなく、“していいもの”や“して当たり前のもの”と捉えるのです。
「失敗は成功のもと」という言葉があるように、失敗からは多くの学びを得られます。失敗した原因を理解して「次はどうすればよいか」と考えることで、次はもっと成功に近づけるハズです。
そう考えると、失敗は“成功への過程”とも呼べるでしょう。
人は誰でも失敗するものです。失敗をネガティブに捉える必要はありません。もし失敗が怖くなったら「ダメなら何度でもやり直せばいい!」と、自分に言い聞かせてみてください。
失敗をポジティブに捉えられれば、きっとコンフォートゾーンから抜け出せます。一歩を踏み出す勇気が欲しい時は、失敗に対する自分の固定観念に注目してみるとよいですよ。
その2.小さなことからコツコツと。何事も小さな一歩から始めてみよう
続いてご紹介するのは、小さな一歩から始める方法です。
人は、いきなり大きな一歩を踏み出そうとすると恐怖心を抱きます。これは、コンフォートゾーンから急激にはみ出すことで大きな不安に包まれるからです。
そこでオススメなのが、なるべく小さな一歩から始めること。
具体的には、こういった行動が考えられます。
・帰り道のルートを変えてみる
・初めてのお店に入ってみる
・いつもは買わない色の洋服を買ってみる
最初は「こんなに簡単でいいの?」と思うほど小さな一歩で構いません。何より大切なのは、あなたがまず一歩を踏み出すことです。
「意外と大したことないな」と分かれば、次の一歩を踏み出してみようと思えます。そうやって一歩ずつ未知の領域に足を踏み入れることで、コンフォートゾーンから少しずつ抜け出せるのです。
一歩を踏み出す勇気が欲しいなら、確実に成功しそうなことから始めてみてください。ほんの小さな一歩でも、きっと現状を変えるきっかけになりますよ。
あなたのペースで大丈夫。まずは一歩、勇気を出して踏み出そう
今日は「勇気が出なくて一歩を踏み出せない」と悩む人に向けて、コンフォートゾーンから抜け出す方法を2つご紹介しました。
「居心地が良い」と感じる場所から抜け出すのは、決して簡単なことではありません。しかし現状を変えたいと望むのであれば、勇気を出して新たな場所に出ていく必要があります。
適度に休憩を取りながらで大丈夫です。自分のペースで一歩ずつ踏み出してみてください。勇気を出した分だけ、きっとあなたの世界が広がっていきますよ。
執筆:山本 洋子
編集・監修:永瀬 なみ(心理カウンセラー)
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