日本の豊かな水資源を守るため、私たちができること

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日本の豊かな水資源を守るため、私たちができること

日本は豊かな水の宝庫

自然が豊かな日本は、各地に天然水の採水地があるほど、飲み水に適した湧水がたくさん存在しています。

今回は国内の有名な水源を紹介するとともに、限りある水資源を守る大切さについて一緒に考えてみましょう。

生活と共にある日本の水

湧水の宝庫である日本。
特に八ヶ岳や北アルプスの天然水は、飲用だけでなく暮らしのあらゆる場面に活用されているため、名前を知っている方も多いのではないでしょうか。

環境省が定めた名水百選(※)から、代表的な水源をご紹介します。

※環境省_名水百選ポータル
https://www.env.go.jp/water/meisui/

【白州・尾白川】

【白州・尾白川】

山梨県北杜市の尾白川は、南アルプスの駒ケ岳が源流の水源。ここの水は、やわらかな口当たりとほんのりと漂う甘さが特徴です。

上流の白洲町で採水を行っており、飲料水をはじめウイスキーや日本酒など美味しいお酒を作るのにも貢献しています。

【安曇野わさび田湧水群】

【安曇野わさび田湧水群】

長野県安曇野(あづみの)市には、北アルプスからの雪解け水である豊かな伏流水があります。

豊富な水量を活かしてわさび田にも天然水が使われているほか、その排水を利用したニジマスの養殖も盛んです。

国土交通省から「水の郷」に認定されていることもあり、上質の水を汲みに来る人が後を絶ちません。

【黒部川扇状地湧水群】

【黒部川扇状地湧水群】

富山県は3,000m級の北アルプス山脈が連なり、湧水が豊富であることから「水の王国」とも呼ばれています。
なかでも黒部川扇状地は水質も水量も申し分なく、昭和と平成で名水百選に名を連ねました。

水質は軟水で料理などに向いています。また、古くから水汲み場として地域の人たちに親しまれているのも特徴です。

日本の水資源を守るためにできること

日本の水資源を守るためにできること

地球のほとんどは海水であり、人間が飲用をはじめとする生活用水として使えるのは全体のわずか0.01%と言われています。
限られた水資源を守るために、私たちができることは何でしょうか。

【節水に対する意識向上】

まずは日々の生活で、ほんのすこしだけ水の使い方を意識してみましょう。

トイレで大小洗浄の切り替えを使い分けたり、キッチンで出しっぱなしにせずこまめに止めたり、といったささいなことで十分です。

【汚水やゴミの削減】

水質汚染は、私たちの健康や生活にも多大な影響を及ぼしかねない問題です。
現代の水質汚染の主な原因は生活排水で、日本のみならず世界規模で取り組むべき課題となっています。

また、ゴミの処理場や埋立処分場も汚水発生の原因の一つです。
ゴミを削減することや、食べ残しをそのまま流さないといった心がけが、水質汚染の改善につながります。

【森林や自然の保護】

森林には雨水を貯えて洪水を防いだり、雨のない時期に水を少しずつ流したりといった役割があります。森林の保護も、水源を守ることにつながります。

山や海へキャンプに出かけたときはゴミを必ず持ち帰るようにしましょう。

日本の豊かな水と共に暮らそう

日本の豊かな水と共に暮らそう

日本は国土のおよそ3分の2を森林が占めているという、世界でも有数の森林大国です。
おかげで豊かな水源にも恵まれていますが、水資源には限りがあるのもまた事実です。

水を大切にしようという日々の心がけが、未来へ希望をつなげることになります。
水と共に生きる意識を忘れず、日頃の生活習慣を改めて見直してみませんか?

天然水と旅をする。norka(ノルカ)

天然水と旅をする。norka(ノルカ)

「norka(ノルカ)」は日本アルプスの天然水を使用し、自然由来の成分にこだわったプロダクトがそろうブランドです。
「n」は自然、「orka」は「元気が満ちあふれる」という意味が込められています。

ナチュラルミネラルウォーター、スキンケア、ヘアケアアイテムをラインナップ。
体の内外から取り入れるものの品質にこだわり、自然な美しさや暮らしの向上を追求したい。そんな願いを叶えます。

norkaを通して、日常の暮らしのなかで自然にふれ、考えるきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。

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