【インタビュー Vol.3】木村沙織が考える、ライフスタイルの変化を楽しむコツ
Northmallは、10月7日にサイトを大幅リニューアル。
それに伴って、Northmall公式アンバサダーに就任された木村沙織さんにインタビュー♪
今回はインタビュー企画の第三弾です。
2017年にバレーボール選手を引退された木村沙織さん。ライフスタイルが変わったことによる考え方の変化や、モチベーションの保ち方についてお話を伺いました。
目次
現役を引退して大きく変化したライフスタイル
自分の判断で引退を決断された木村さん。引退前と引退後の気持ちの変化や、バレーボールとの向き合い方など、インタビューを通して木村さんらしい一面が見えてきます。
Q:現役時代のお話を少し聞かせてください。
そうですね…。現役の頃はバレーボールが生活のメインで、毎日バレーボールで高いパフォーマンスを出すことに集中していましたね。
特にバレーボールの場合はチームスポーツなので、個人競技の選手とは違ってコンビネーションが大事。チームで繰り返し同じ練習をしていないと、作り上げられないのです。
例えば、試合中にどんな攻撃をするかを指示するサインはチームによってバラバラなので、それぞれのチームから代表選手が集まると、サインを新しく覚える必要があるんです。あとは、アタックやクイックなど同じ攻撃でも選手によってボールを上げたり、攻撃に入るタイミングも違うので、代表選手が集まったからといってすぐにいいパフォーマンスを出すことは難しいんですよね、意外と。バレーボールは、チームメイトと長く一緒に練習を重ねる時間が大切なスポーツかもしれないです。
日本の選手は海外選手と比べると身長が低いので、チームワークが大切なんですよ。呼吸が合っていないと、なかなか世界に通用するレベルの攻撃とか守りが難しくて。それを作るためには、長い間チームのみんなと一緒にいて、練習してっていう感じじゃないとできないので。
だからこそ、普段は海外でバラバラのチームでプレーしているのに、大会の1週間くらい前に集まって高いパフォーマンスを出せるサッカーとかはすごいなと思います。
Q:現役を引退されてから、ライフスタイルに変化はありましたか?
引退してからは、好きなものを食べてもいいし、飲み歩きもできるし、そういう意味では全然変わりましたね(笑)
朝目覚まし時計をかけなくてもいいの最高!みたいな。毎朝ストレッチしなくていいんだ、とか思ったり。練習のこと考えなくていいんだ、体育館に行かなくていいんだ、世界を相手に戦わなくていいんだ、よっしゃー、みたいな。そんな感じでしたね。(笑)
バレーボールのことが大好きで、代表に選ばれたい、世界でプレーしたいっていうタイプの人もいると思うんですけど、私はどっちかというとそうじゃなくて、全日本の代表としてやるからには、きちんと結果を残さないとっていうタイプだったので。
それが、現役を引退してバレーボールに関するいろんなことをやらなくていいってなったときは、本当にもう、大解放!って感じでしたね(笑)
Q:引退されてから、喪失感というよりは、達成感のほうが強かった?
ぽっかり穴が開くことはまったくなくて、終わった瞬間、「終わったー、やり切ったー!」っていう感じ。次への楽しみの方が結構大きかったですね。バレーボールは長くやっていたんですけど、他にもやりたいことはいろいろあったので。
「自分のお店をやりたい」とか、「こういうのを作ってみたい」とかそういう気持ちがいっぱいあったので、バレーはもうやり切ったから、次はいろんなことにチャレンジしたいなっていうのが強かったですね。
もしも引退してからやることが決まってなかったりとか、好きなことにチャレンジしてみようみたいものがなかったら、空いた時間を持て余していたかもしれないですね。
Q:引退のタイミングをご自身で決められたというのは幸せなことかもしれないですね。
そうですね。本当に、自分でもやり切ったー!って思っています。引退して数年経ちますけど、ボールを触りたくなったりとかは、全くないんですよ。
でもやっぱり、お仕事とかでボールを触ると楽しいですし、体を動かすのも楽しいなとは思うんですけど。あ、バレーやりたい!って唐突に思うことってないですね。
Q:引退された選手の中には、バレー関係のお仕事をされている方もいらっしゃいますが…木村さんは今後いかがですか?
もし今監督やってくださいって言われたら、絶対に断りますね(笑)
引退後もバレー界で活躍するというよりは、私は逆にファン目線に近いところで応援したいっていうのが一番強いですね。例えば、試合の解説とか、メディアに出たりっていうのもあると思うんです。私のイメージ的には、自分のやりたい夢をやりながら、ファン目線でチケットを買って、会場に応援に行くみたいな感じが一番合うんです。なので、今一番楽しいですね。
同じ24時間を過ごすなら、ポジティブな気持ちでいたい
外出自粛、テレワークなどと大きく変化した私たちのライフスタイル。
バレーボール日本代表として活躍されていた中で、常に大きなプレッシャーと戦い続けてきた木村さんに、気分が落ち込んでしまったときのモチベーションの保ち方や、気持ちの切り替え方について伺いました。
Q:木村さんなりの落ち込んだ時からの気持ちの切替え方を教えてください。
うーん…夜寝たら、次の日には引きずらないようにしてましたね。もちろん、反省はしなきゃいけないので、試合で自分の悪かったところはちゃんと見て、次はこうしようとか次につなげるためのイメージはするようにしていました。いつまでも悩んで、ずるずると落ち込んだ時間を引きずったままの方がもったいないと思っちゃうので、次の日も落ち込んだままでいないっていうのを大事にしていましたね。
ネガティブな気持ちでいる時間って、あまりいい時間の過ごし方じゃないと思っていて、あまり長すぎるともったいない時間だなと思っちゃうんですよ。時間は平等に流れていて、同じ24時間を過ごしてるんだったら、ネガティブな時間よりも、ポジティブな時間が多い方が絶対に人生豊かになるだろうし、色んなアイデアが出てきたりすると思います。
ネガティブな思考でいると、沈むしかないじゃないですか。ネガティブな状態のままだったあ、どんなに考えてもいいアイデアとかは浮かんでこないと思うので、できるだけハッピーでいたいなっていうのは常に思っていますね。
Q:一人でいる時間はどんな風に過ごされていますか?
コロナで外出を控えるようになってから、気分転換とかリフレッシュもしにくくなりましたよね。人とも会わないから、コミュニケーションもとれなくて、ずっと家に一人でいると確かにネガティブになっちゃいそう。でも、だからこそネガティブな気分に引っ張られないように、自分の好きなことを見つけるのが一番いいですよね。
今は旦那さんと一緒にお店をやっているんですけど、その前までは旦那さんはサラリーマンをしていて、私はほぼ家にいたので、一日誰とも喋ってないとかよくありましたね。
あとは、トルコに居たときは一人で過ごす時間が多かったですね。仲いい人が周りにいるわけでもなかったので、一歩家の外に出ると戦闘モードみたいな感覚でした。家の中だけが自分の居場所っていう感じでしたね。
家にいるときは、浴槽がある部屋だったのでよくお風呂に入ってました。もともとお風呂に入るのが好きで、1時間以上長風呂することもよくあります。お風呂は、現役の頃から変わらず今も好きですね。
Q:家で過ごす時間を楽しむために意識されていることはありますか?
自分の居心地をよくするっていうのは大事だと思ってます。なので、家はリフレッシュできる場所でありたいなと思って部屋づくりしたりとか。家の中のインテリアは私が選ぶことが多くて、背の低い家具や落ち着いた色のものを取り入れるようにしてます。
インテリアは好きなので、気分転換のためにちょこちょこ模様替えしたりしてますよ。カラフルな気分のときはソファをピンクとか黄色にしてみたり、カーペットもガラッと印象が変わるものにしたりとか。
逆にシックな気分のときはソファカバーをかけて真っ黒にしたりもするので、模様替えするたびに旦那さんはいつもびっくりしています(笑)
お店のインテリアは家とは真逆で、田舎にあるガレージをイメージして作っているので、ちょっと男性向けなテイストだと思います。飾ってあるものもほとんど旦那さんの趣味のものが多いので、どちらかというと家は私寄り、お店は旦那さん寄りと、うまく住み分けができている感じです(笑)
今だからこそ考えたい、新たなるステップ
気分が落ち込みがちな今だからこそ、新しいことを始めたいもの。今までにないものに触れてみるからこそ分かることもありますよね。
お部屋にこもりがちな時間が続いていても前向きにいられる、木村さんのチャレンジ精神について伺ってみましょう。
Q:現役時代考えていたこと以外に、この先チャレンジしたいこと、新しくやっていきたいことはありますか?
チャレンジしたいこと…なんだろうな。
今は旦那さんと2人でこじんまりとやっているんですけど、もっと広くしたいなっていうのはありますね。
本当はキッチンカーで色々周ってからお店を開きたかったんですけど、それが逆になっちゃったから、キッチンカーでいろんなところを巡りたいですね。
Q:先日旅行に行かれた沖縄でサーフィンにも挑戦されていましたが?
そうなんですよ。サーフィンにはまりそうで。ボードに立つのはすごい下手でした(笑)
最後は立てたんですけど、立つまでに時間がかかりましたね。なのでサーフィンもまた挑戦したいですね。
あとは…ドッグラン作りたいなとかも思ってます。
やりたいことはいっぱいあるんですよ。言うだけはタダなので。言わないと叶わないですからね。
新しいライフスタイルを前向きに楽しむために大事なこと
現役時代からたくさんのことにチャレンジされている木村さん。
同じ24時間ならポジティブな気持ちで過ごしたい、そんな言葉が印象的でした。
生き生きと過ごすためには、自ら前を向く気持ちも大切なんだと気づかされますね。
今までとは違うライフスタイルになってきた今だからこそ、新しいことに色々チャレンジしてみませんか?
木村沙織さんインタビューはこちらから↓
【インタビュー Vol.1】木村沙織が見てきた世界とNorthmallが目指すもの
【インタビュー Vol.2】木村沙織流おうち時間の過ごし方と新しいライフスタイル
KEYWORD
- #便利なアイテム
- #遊び心いっぱい
- #映える
- #ほっこりかわいい
- #こだわりの肌触り
- #おやすみ、世界。
- #日本初上陸
- #暮らしを豊かに
- #持ち歩きたくなる
- #ハンドメイド
- #天然素材
- #便利な道具
- #料理も上達
- #北欧 フィンランドからの手紙
- #セレブ愛用
- #アウトドアを楽しくする
- #アートのある暮らし
- #ココロ
- #オーガニック
- #自宅で洗える
- #家事も楽しく
- #My Likes My Lifestyle
- #おうち時間
- #おしゃれで便利
- #心地いい
- #北欧のおやつとごはん
- #時短
- #夏にぴったり
- #使い方いろいろ
- #おうち時間 暮らしを豊かに
- #サスティナブル
- #自分メンテナンス
- #長く愛せる
- #便利な道具、
- #テレワーク
- #北欧デザイン
- #私らしい
- #スウェーデン ABCブック
- #人間関係
- #ハイセンス
- #楽してキレイ
- #メンタルケア
- #トラベル
- #お悩み解消
- #withコロナ
- #リフレッシュ
- #お仕事
- #日々を 紡ぐ
- #明日輝く
- #ぬくもり
- #ライフスタイル
- #気分が上がる
- #いぬも、ねこも。
- #北欧インテリア
- #喜ばれる
- #人生・価値観