今年こそは抱負を実現したい!そんな女性に試してほしいコツ4つ
これまで、新年に掲げた今年の抱負を実現できたことはありますか? あるアンケートによると、新年に掲げた抱負を年末まで覚えている人は全体の1割ほどしかいませんでした(※1)。要するに、今年の抱負を実現できたかどうかすら判断できない人が大半を占めているということです。では、今年こそ抱負を実現したいと思ったときは一体どうすればよいのでしょうか。
今日は、今年の抱負を実現する4つのコツをご紹介します。「今年こそは抱負を実現したい!」と思う人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
今年の抱負を実現したいなら4つのコツを試してみよう
今年の抱負を実現したい人は、これからご紹介する4つのコツを全て試してみるのがオススメです。
コツ1.「実現できそう」と思える抱負を具体的に掲げる
抱負を実現したいなら、まずは抱負の掲げ方から見直す必要があります。
というのも、実現できそうもない抱負を曖昧な表現で掲げても実現のしようがないからです。
代表的な新年の抱負には、こんなものがあります。
・貯金をする
・ダイエットを成功させる
・お酒を減らす
もちろん家族の前で述べる抱負としては、どれも間違いではないでしょう。
しかし本当に実現したいのであれば、もう少し具体的に考える必要があります。
仮に「貯金をする」という抱負を掲げるのであれば、最低でも“具体的な金額”だけは決めておかなければいけません。
その上で、金額を決めるときは「ちょっとがんばれば実現できそう」と思える金額を設定します。これは、目標が高すぎても低すぎてもモチベーションを保てないからです。
ダイエットなら体のサイズを、お酒を減らしたいならお酒の量を具体的に考えてみてください。「ちょっとがんばれば実現できそう」と思える数字を具体的に考えることで、今年の抱負はグッと実現しやすくなりますよ。
コツ2.目標を小分けにする&ご褒美を用意する
続いてご紹介するのは、今年の抱負を細かく分割する方法です。
1つ目のコツで、抱負を掲げるときは具体的に考える必要があるとお伝えしました。具体的に考えた抱負をさらに実現しやすくするためには、掲げた抱負を小分けにするのがオススメです。
もし「今年は貯金50万円を目指す」という抱負を掲げたなら「3月までに10万円ためる」や「月に5万円ためる」といった具合に、複数の小さな目標を段階的に立てます。
その上で「月に一度」や「3か月に一度」などの期間を決めて、定期的に自分の行動や達成度を確認してみるのです。そうすれば、達成度に合わせて目標を見直したり方法を変えたりする機会を早い段階で得られます。
また、モチベーションを下げないためには目標を達成したときのご褒美をあらかじめ決めておくのがオススメです。ご褒美をもらえる機会が多ければ多いほど、モチベーションを保てます。
ご褒美の豪華さを目標を達成するたびにステップアップしていけば、さらにモチベーションを保てるかもしれませんね。
今年の抱負を実現したい人は目標を小分けにして、自分へのご褒美を決めてみてください。最終的に得られるご褒美が魅力的であればあるほど、抱負を実現するのが楽しみになりますよ。
コツ3.「かっこ悪い姿を見られたくない相手」に宣言する
3つ目のコツは、かっこ悪い姿を見られたくない相手に今年の抱負を宣言することです。
私たちには“一貫性の法則”という心理があります。一貫性の法則とは、一度「こうしよう」と決めたことを最後まで終わらせたくなる心理のこと。
有言実行をしないと気が済まない人は特に、一貫性の法則を利用することで抱負を実現しやすくなります。
例えば、会社の同僚や友達などに今年の抱負を宣言すると「この前○○するって言ってなかったっけ?」なんて突っ込みを入れてくれるかもしれませんよね。
また、そう言われたくないがためにがんばろうとする心理も抱負の実現に役立ちます。
今年の抱負を絶対に実現したいときは「かっこ悪い姿を見せたくない」と思う相手に宣言してみてください。きっと効果的ですよ。
コツ4.抱負を頻繁に読み上げる
最後にご紹介するコツは、抱負を頻繁に読み上げることです。
抱負を読み上げることは、いわば自分に向けて宣言をするのと同じこと。「私は○○をする!」と声に出して宣言することには、自分の潜在意識に働きかける意味があります。
そしてその結果、自らの潜在能力を引き上げられるのです。
この方法を、専門用語で“アファメーション”といいます。日本語では“引き寄せの法則”と呼ばれることもありますね。
他には、こんな方法もアファメーションの一種です。
・抱負を目につきやすい場所に書いておく
・1日に1回は抱負を口ずさむ
・毎日つけている日記に抱負のことを書く
アファメーションを実践するポイントは「私ならできる」と心から信じること。少しでも疑う気持ちを持っていると、効果が弱まります。だからこそ「ちょっとがんばれば実現できそう」と思える抱負を掲げることが大切なのです。
今年の抱負を確実に実現するためにも、ぜひ自分を信じて取り組んでみてくださいね。
今年の抱負には「実現できそう」と思えることを掲げよう
今日は、今年の抱負を実現する4つのコツをご紹介しました。
そもそも抱負とは「こうしたい」や「こうなりたい」と願う気持ちではなく「こうする」や「こうなる」と決意した内容を示すものです。そう考えると、抱負は何となく思い付きで決めるものではなく真剣に考えてから決めるものといえるでしょう。
今年こそ抱負を実現したいと思う人は「実現したい」と思うことの中に「これならちょっとがんばれば実現できそう」と思えることがないか、ぜひ探してみてくださいね。
執筆:永瀬なみ(コラムライター・カウンセラー)
【参考サイト】
(※1)「新年の抱負」は9割が年末に忘れる 意味ナシ習慣の疑いも|しらべぇ
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