寒い冬にぴったり。体が温まるジンジャーシロップのレシピ

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ジンジャーシロップのレシピ

生姜のホットドリンクで冬のおうち時間を温かく

寒い日が続いていますね。冷え性の方は特に身体が冷えやすく、お洋服を着こんでも、なかなか手足の冷えが解消されないとお困りなのではないでしょうか。そんなときは、体も温めてくれる生姜を使った「ジンジャーシロップ」がおすすめ。多めに作っておけばお湯に溶かしていつでも手軽に飲むことができます。この記事では簡単な作り方やアレンジ術をご紹介します。

冷え性さんの味方。冬はジンジャーシロップで冷え対策

身体を温める食材の代表といえば生姜。でも、毎日食事で生姜を摂るのはちょっと大変。飽きないように毎回違うレシピを考えるのも難しいですよね。ジンジャーシロップなら水や炭酸水で割るだけで、いつでも手軽に生姜を摂取できますよ。

寒い冬はお湯で割れば、体を芯から温めてくれるホットドリンクのできあがり。市販のものもありますが、手作りなら甘さや味も自分好みに調節できます。

材料は生姜と砂糖だけ。ジンジャーシロップの作り方

オリジナルのジンジャーシロップ

《ジンジャーシロップのレシピ(約10杯分)》

■材料
生姜300g
砂糖300g

■作り方
1.生姜は皮をむき、1ミリほどの厚さにスライスしておきます。
2.スライスした生姜と砂糖を鍋に入れてよくまぜ、30分ほど放置します。
3.水分が出てきたら、アクをとりながら30分煮詰めます。
4.粗熱が取れたらザルや茶漉しで生姜のスライスを取り除き、煮沸消毒した瓶につめて完成です。

好みに合わせてオリジナルのジンジャーシロップを作ろう

ジンジャーシロップを作ろう

自分好みの味にカスタマイズできるのが手作りのいいところ。砂糖の量を増やしたり、スパイスをプラスして自分だけのレシピを作ってみてください。

【甘くしたいなら】

はちみつや黒糖を使うと甘みがアップ。はちみつを使う場合は砂糖よりも傷みやすくなるので、数日で使い切れる量を作るのがポイントです。黒糖を使うと、色は黒っぽくなります。

【辛くしたいなら】

煮詰めるときに、鷹の爪を加えればピリっと辛みが効いた味になります。しょうが300gに対して鷹の爪3本くらいが目安ですよ。

【ピンクジンジャーシロップの作り方】

新生姜を使うとほんのりピンク色のジンジャーシロップに。
皮がピンク色多めのものを選ぶのがポイントです。かわいい色合いで飲むのも楽しくなりそうですね。

アレンジで無限に広がる。ジンジャーシロップの美味しい飲み方

作ったジンジャーシロップは自由にアレンジして楽しみましょう。水割りお湯割りはもちろん、炭酸水で割ればジンジャーエールに。ビールで割ると、ほんのり甘い「シャンディガフ」のできあがり。牛乳とティーパックとジンジャーシロップを一緒に煮れば本格チャイの完成です。ちょっとした工夫でアレンジ自在。いろんな飲み方を試してみてくださいね。

料理にも大活躍。ジンジャーシロップなら豚の生姜焼きも簡単

ジンジャーシロップは料理にも使えます。例えばごはんが進む豚肉の生姜焼きも簡単に。ジンジャーシロップに生姜に砂糖が入っているから、醤油とごま油を混ぜるだけでタレができるんです。

豚の生姜焼き

《ジンジャーシロップを使った豚の生姜焼きのレシピ(2人分)》

■材料
豚肉(豚ロースなど) 120g
玉ねぎ         1/2個

〔タレ〕
ジンジャーシロップ 大さじ1
醤油          大さじ2
ごま油         適量

塩コショウ       少々
ごま油         適量

■作り方
1.ジンジャーシロップに醤油、ごま油を加えタレを作ります。
2.塩コショウをふった豚肉をジップ付き袋などに入れ、タレを注ぎ、よく揉み込んで冷蔵庫で寝かせておきます。
3.玉ねぎは薄切りにしておきます。
4.フライパンにごま油を熱し、豚肉を焼いて片面に火が通ったら玉ねぎとタレを加えて、もう片面も焼いていきます。
5.お皿に盛り付けて完成。キノコなどお好みの野菜を入れても美味しいですよ。

残った生姜は「生姜糖」にアレンジしておやつに

シロップを作った後に残る生姜のスライスも、食物繊維などがたっぷり含まれています。飲み物に入れてもいいですし、残ったしょうがをブレンダーでペースト状にすると、パンやヨーグルトにのせてコンフィチュールとして楽しめますよ。

せっかくなら、ひと手間加えて美味しいお菓子にアレンジしてみましょう。ヘルシーなおやつにもなる生姜糖の作り方をご紹介します。

生姜糖

《生姜糖のレシピ》

■材料
シロップを漉したあとのしょうが
砂糖            大さじ2
仕上げ用の砂糖            適量

■作り方
1.しょうがとお砂糖を弱火にかけて砂糖をよく溶かします。
2.砂糖が溶けたらバットに広げて乾燥させます。
3.乾いたら仕上げ用の砂糖をまぶして完成です。

ジンジャーシロップの保存方法

ジンジャーシロップは、煮沸消毒したビンに入れて、冷蔵庫で保存しましょう。傷んでしまわないように、はじめは2~3日で使い切れる量を作るといいですよ。作りすぎた場合は冷凍すれば、1週間程度保存できます。

気分もほっこり。ジンジャーシロップは手作りで

手軽なドリンクや料理にも大活躍のジンジャーシロップ。小さなかわいいソースパンで生姜と砂糖をコトコト煮込めば、部屋に甘い香りが広がって、ほっこり温かい気分になれそう。今年の冬にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう?

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