雪平鍋の魅力とは?特徴やメリットとおすすめ15選を紹介!

生活雑貨

出汁を取る、煮物を作るなど、日本の暮らしの中で欠かせない存在になっている鍋。そんな中でも、使い勝手が良いと、改めて注目を集めている「雪平鍋」をご存知でしょうか。日本固有の調理器具として、数多くのファンを持つ雪平鍋の魅力や特徴、おすすめの商品をご紹介します!

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雪平鍋とは?

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「雪平鍋」とは、一般的に和食でよく使われる凸凹模様がある鍋。独自の材質と形から使い勝手が非常によく、扱いやすいと評判です。日本の文化に適した特徴を持つことから、毎日の生活に欠かせないアイテムとして愛用者も多く、今再び注目を集めています。

雪平鍋の歴史

日本の伝統的なお鍋である「雪平鍋」。漢字では、「行平鍋」とも記載されることもあります。その名前の由来には諸説あり、平安時代に在原行平(ありわらのゆきひら)が海女に海水を組ませていたことからその名がついた説。

また、鍋の打ち出し模様が雪のように見えることに由来する説など、いずれも日本文化に根付いた事柄が始まりだと言われています。その後、鎌倉時代には、一般の人々にも浸透していき、江戸時代にまで受け継がれるようになります。

元々は陶器の土鍋として作られた雪平鍋。その後、明治、大正、昭和に至るまで、工芸品として数多くの雪平鍋が生産され、日本の家庭には欠かせないものとなっていきました。昭和に入った頃、日本にアルミニウムが伝わり、現在私たちがよく目にするアルミ製の雪平鍋へと発展しました。

雪平鍋の特徴

丸底で深みのある雪平鍋は、とにかく使い道が幅広く万能。炊く、煮るだけではなく、炒めたり蒸したりなどにもおすすめ。新生活のスタートや、引っ越しの際にキッチン雑貨を一掃する際、雪平鍋が一つあれば全てを補ってくれます。迷った際のとっておきの一品です。

雪平鍋の最大の特徴は、熱伝導がよいこと。加熱すると熱が鍋全体に素早く行き渡り、食材に満遍なく火が通ります。時間がかかってしまいがちな料理では、時間を短縮することもできます。また、蓄熱性があるので、作った料理が冷めにくいのも嬉しいです。

雪平鍋なら、軽量で女性の方でも片手でサッと持てるので、調理の時も手に負担をかけません。片付けの時も、片手でクルッとひっくり返して洗うことができて、いつでも清潔に保つことができます。

雪平鍋の魅力

お手頃価格なのも、人気の秘密。安いものだと、1,000円以内で満足のいく雪平鍋を購入できます。「プラスアルファ鍋が欲しいな」とお考えの方にも嬉しいです。誰でも気軽に手に取ることができる、お手軽感も魅力の一つ。

雪平鍋のメリット

多くの雪平鍋には注ぎ口があり、出汁や汁物などをこぼすことなく器にうつせます。コンロなどのキッチン周りに、ポタポタと汁物が滴り落ちる不快感を解消してくれます。口が広いため調理もしやすく、使い終わった後もサッと洗えるのでストレスがありません。

ちょっとした工夫で、暮らしを快適にしてくれる日本らしい鍋です。

雪平鍋のおすすめ15選 

それでは早速、雪平鍋の人気&おすすめアイテムをご紹介します。それぞれの特徴や魅力を比べながら、自分の用途にピッタリのお気に入りを見つけてみてください!

1. フタがガラスのIH対応ご飯釜雪平

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国内の耐熱ガラスメーカーである『HARIO(ハリオ)株式会社』の人気製品の一つである「フタがガラスのIH対応ご飯釜雪平」のご紹介。ステンレスとアルミの4層構造が特徴で、熱を満遍なく伝える工夫が施されています。

フタがガラスのご飯釜は、ご飯がふっくら炊き上がる様子を覗けて、ワクワクします。また、白米を炊くだけではなく、炊き込みご飯、おかゆなどのアレンジも可能です。また、肉じゃがやスープなどの煮込み料理にも最適。

和洋折衷さまざまな料理に使えるので、一つあれば料理のレパートリーも増えること間違いなし。毎日の献立を考えるのが、思わず楽しくなってしまうおすすめの雪平鍋です。

2. 槌目ステンレスゆきひら鍋

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『ニトリ』の「槌目ステンレスゆきひら鍋」は、999円と非常にお買い得。ステンレス製で軽量なため、片手でサッと料理ができて片付けも楽々。IHにもガスコンロにも使え、腐食や傷に強いので安心。雪平鍋を初めて購入する方におすすめです。

3. 両口ステンレス雪平鍋18㎝

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金物の街、新潟県・燕三条の技術を駆使し立ち上げられた『aikata(アイカタ)』。中でも「両口ステンレス雪平鍋18㎝」は、その名の通り注ぎ口が2箇所ある優れもの。注ぎ口は、広めで丸みのある形状なため、注ぐ際に横からチョロッと溢れてしまうこともなく快適。

ありそうでなかなか見つからない、生活がもっと便利になるようなアイディアが詰まっています。ステンレス製なので、丈夫でお手入れも簡単。長くお使いいただけます。

4. 雪平

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デザイナーの小泉誠さんがプロデュースするブランド『ambai(アンバイ)』。“日本国内のモノづくり”をコンセプトに、国内それぞれの地域に根付いた道具づくりにこだわっています。道具一つ一つのバランスを整えた“塩梅(アンバイ)”を追求し、日本的な和の香りが漂う雪平鍋です。

キッチンにあるだけで、どこかほっこりするようなおしゃれでデザイン性に優れた自慢の商品。持ち手の木も温かみのある色味なので、北欧風のデザインにもしっくりきそうです。

5. 和の職人 誉ゆきひら鍋

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「和の職人 誉ゆきひら鍋」の特徴は、細口と太口2種類の注ぎ口。料理に合わせて注ぎ口を使い分けることができます。日本の伝統の本格槌目加工技術を用いて、強度に優れたつくりを実現しました。

内側に目盛りがついているので、お湯を沸かすのにも便利です。日本の技術を感じるクラシカルな雪平鍋を購入したい方におすすめ。

6. 煌六花 雪平鍋

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職人の手仕事を感じさせる、槌目模様が印象的な「煌六花 雪平鍋」。ハイグリップになっているので、調理中も握りやすく安定感があります。ガスコンロにもHIにも対応しているのもポイント。

お値段も2,000円〜3,000円前後と手に取りやすい価格なので、スタンダードな雪平鍋をお探しの方におすすめです。

7. 味くらべ 厚板アルミ行平鍋

引用元:https://www.p-life-house.jp/

新潟県三条市に本社を置く、金属製台所用品などを製造している『パール金属株式会社』の「味くらべ 厚板アルミ行平鍋」。アルミ製の鍋本体部分が非常に軽く、使いやすさが自慢。雪平鍋に比べ高さが低めなつくりなので、ミルクの温めや出汁とりにも最適です。

8. 雪平鍋 16cm

引用元:https://www.amazon.co.jp/

富山県に本拠地を置く、『北陸アルミニウム』は、1930年に創業された老舗メーカー。低価格なのに、品質抜群と絶賛されている魅力的なモノづくりをされています。丁寧に一つ一つ職人の手により、“安心・安全・信頼の日本製”にこだわって、仕上げられています。

お手入れ簡単なテフロンクラシックが採用されているため、面倒なメンテナンスもなく長期に渡り愛用していただけます。また、電磁調理器具からガスコンロに至るまで、全ての熱源に対応しているのが最大の魅力。

9. 茅乃舎別誂え 雪平鍋

引用元:https://www.kubara.jp/

デザイナーの小泉誠さんがプロデュースするブランド『ambai(アンバイ)』と『茅乃舎』が一緒に手がけた雪平鍋。使いやすさはもちろんのこと、シンプルでスタイリッシュなデザイン性の高さも特徴です。

三層のステンレス銅がより熱伝導に優れ、高い耐久性を生み出します。IH対応のステンレスにも対応しているのが嬉しいです。注ぎ口は真横ではなく、持ち手に対して少し斜め手前についているなど、詳細にもこだわった一品です。

16cmと18cmの2サイズを綺麗に重ねてコンパクトに収納することが可能なので、収納場所をあまり取られたくない方にも喜ばれます。

10. 雪平鍋 つや消し

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約300年の歴史を守ってきた『京都活具』。伝統は引き継ぎながら、時代と共に変化してきた老舗です。“この業界の卸売業の使命を忘れず、常に誠実”をモットーにより良い製品を作り続けてきた信頼できるブランドです。

日本発祥の技術である、アルマイト加工を施し、耐久性や耐食性を高めました。また、軽量なのに厚みがあり、食材に熱が柔らかく入っていく工夫がなされています。オークを使用した、味のある持ち手も魅力的です。

11. TKG雪平鍋

引用元:https://www.amazon.co.jp/

“お客様を一番に考え”を大切に、サービスを提供する『遠藤商事』の雪平鍋はいかがでしょうか。業務用のキッチン用品をメインに、新潟県燕三条に1951年に設立したブランドです。これまで、数多くのプロに使われ、認められてきた高機能、高品質な商品を展開しています。

調理中の永遠のテーマとも言える、こびりつきを解消するテフロン加工が施されており、快適にお使いいただけます。また、持ち手部分はハンドルが熱くなりにくい構造。「TKG雪平鍋」を使えば、プロさながらの完成度が期待できます!

12. ゆきひら鍋20

引用元:https://www.keyuca.com/shopping/

人気の『KEYUCA』の雪平鍋のご紹介です。シンプルなデザインはキッチン周りに溶け込むようなナチュラルなつくり。別売りの蓋を購入しても便利です。内側には目盛りが刻まれている、国内産。調味料を測ったり、水の分量を確認したりするのにも便利です。

全面の槌目加工が施されており、耐久性に優れているのが特徴。また、ガスコンロのみ使用可能な、アルミニウム合金で作られた自慢の雪平鍋です。「どれを買うか迷う!」という方におすすめ。ベーシックだけど、おしゃれな一点です。

13. 燕三条 雪平鍋

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1981年の創業の新しいブランド『Arnest(アーネスト)』は、金物の街、新潟県三条市に拠点を置きます。ライフスタイルやニーズの変化に応じて、さまざまな新商品を開発してきた革新的なブランドです。

最大の魅力は、なんと食洗機も対応可能なこと。手洗いになりがちな雪平鍋ですが、日本製でありながらニーズにも応える素晴らしいアイテムを生み出しました。内径15cmとコンパクトなサイズなので、ちょっとお湯を沸かす際などにも便利です。

軽量なため、片手で雪平鍋を持って、そのままペーパードリップでコーヒーを淹れることも可能です。小さく手軽な雪平鍋をお探しの方、いかがでしょうか。

14. 打出 雪平鍋 厚口

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200年以上の歴史を持つ『堺刀司』の伝統的な雪平鍋。歴史を辿ると、室町時代には鉄砲や日本刀の製造など、独自の鍛治技術を生かした手仕事を提供してきました。そんなブランドが作る雪平鍋は、佇まいもどこか貫禄があるように感じます。

アルミ銅製で、プロの料理人にも広く愛されている“本物”を体感していただけます。本格的な味を目指す方におすすめです。

15. 銅行平鍋

引用元:https://www.prokitchen.co.jp/

東京足立区で親子4代に渡り金物を製造している『中村銅器製作所』。一つ一つ手間をかけて丁寧に仕上げた、職人技が光る「銅行平鍋」です。家庭用としてはもちろん、プロの料理人にも愛されている優れもの。

使うたびに深みのある輝きに変化する銅の鍋は、長年のパートナーになるに違いなし。「ずっと長く使える雪平鍋が欲しい!」という方におすすめです。

素材による雪平鍋の特徴

雪平鍋は、主にアルミ、ステンレス、銅の3種類の素材で作られています。そのため、自分の目的や用途に合わせた雪平鍋をお選びいただけます。

例えば、軽量化を重視するならアルミ製、IH対応ならステンレス製、熱伝導率が高いものなら銅製など。3つの素材の特徴で求めているものを選びましょう! 

大切に使いたい鍋は特徴や素材も考えてノースモールで選ぼう!

お鍋は料理作りにかかせない大事なツールですよね。長く使うものだから、良いものを選びましょう。使い勝手が良いデザインのものから、素材の味を活かしてくれるような本格仕様までノースモールでは取り揃えています。

毎日の何気ない暮らしが贅沢になるような、お気に入りの一点をぜひ、ノースモールで探してみてください!

まとめ

日本の金物技術を感じる「雪平鍋」。見たことはあるけれど、あまり知られていないのも事実です。この機会にぜひ、雪平鍋を生活に取り入れて、料理の腕を磨きませんか?沸騰までが早く、熱が均等に回る雪平鍋は、煮物などの和食も短時間で完成します。

メリットを活かして、毎日の料理時間に活用しましょう!

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