『フィンランドで家庭菜園を始めて3年。夏は育てた野菜が美味しすぎる!』

北欧 フィンランドからの手紙

夏は、庭で育てた野菜や果物ばかり食べています。採ったばかりの野菜や果物はみずみずしくて美しく、料理せず、塩やオリーブオイルをつけなくてもそのままでも味わいぶかいほど。

そのままでも美味しい野菜を料理したら、美味しさはさらに爆発的に広がります。夫の実家の庭で野菜づくりをして3年が経とうとしています。週末は時間を作ってよく庭の世話をしに行きます。採れた野菜をたくさんグリルして、庭で家族と一緒に食べる時間がとっても好きです。料理も行為もとってもシンプルなんだか最高に贅沢な気持ちになれちゃうのは、夏の野菜の美味しさと夏の光があるから。

夏の野菜は、夏の彩りもビタミンもたっぷり!蒸し野菜にしてたくさん栄養とエネルギーをチャージする絶好の機会です。

こちらは夏によく食べるズッキーニのカルパッチョ。とにかくズッキーニがよく採れるのです。魚や肉じゃなくても美味しい、夏の野菜のカルパッチョです。ピンクの花はタイムの花。これも毎年使い切れないほどわんさか生えています。

自分で育てた野菜は本当に美味しく、そして育ってくれてありがとうとこちら側が抱く愛情もひとしおなので、隅から隅まで美味しく食べます。大地を離れてから調理されて食卓に並ぶまで、私たち以外の誰にも触られていないなんて…なんともロマンです。これからも一生、自分たちの手で野菜を栽培していきたいです。

写真・文 : 吉田 みのり

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