『フィンランドのユザワヤ?手芸用品が充実した、Eurokangas』

北欧 フィンランドからの手紙

居酒屋と日本酒バーをヘルシンキでオープンして3週間が経ちました。今までポップアップイベントをたくさん開催したこともあり、お蔭様で毎日予約満席です。もう少ししたら落ち着くと良いのですが…。 私たちのお店は日本酒や梅酒、ハイボールや日本のビールなど、日本のものをメインに扱っているのですが、ほぼ毎日のように「ワインが飲みたいのですがワイン置いていますか」と尋ねられることがあるため、この度ナチュラルワインを取り扱うLet Me Wineにお願いしてワインテイスティングをしてもらいました。

Let Me Wineについては以前この記事でもご紹介したことがありますが、ミシュラン星レストランのGrönやヘルシンキのヒップな若者たちを中心に爆発的な人気を誇るベーカリー兼カフェ兼ワインバーのWayのオーナーらが始めた会社です。彼らのお陰で、今週からフランスやイタリアのナチュラルワインを取り扱うことになるのが楽しみです!

ところでこのテーブルクロスはお義母さんの手作りです。居抜きでこの店舗を購入した際、テーブルや椅子なども込みだったのですが、テーブルが真っ白であまり居酒屋らしくないため、生成りの麻のテーブルクロスをかけてナチュラルでカジュアルな感じを出そうという話になりました。

そこで向かったのがEurokangas(エウロカンガス)。手芸好きなら誰もが知っている、手芸用品の総本山です。

店内にはたくさんの布が山積みになっています。布の他にも、毛糸やボタンなど手芸に必要なものなら何でも揃っています。コスプレが好きな友達はここに足繫く通って、好きなキャラクターの衣装を作ったりしています。布の値段はとてもお手ごろなので、手芸好きな人は何時間でもここで過ごせるのではないでしょうか。マリメッコの布もたくさんあって、時間とスキルさえあればカーテンやスカートなどを作ってみたいな~と夢が膨らみます。

文 : 吉田 みのり

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