『肌寒い日に、心も身体もぽかぽかに温まるきのこのスープのレシピ』
フィンランドの人々は森で採れたきのこを使って色々な料理を作りますが、その中でもスープは代表的な料理の一つです。きのこのスープといってもレシピはたくさんありますが、今回はハンガリー料理にちょっぴりインスパイアされた、きのこのクリームスープの作り方をご紹介したいと思います。隠し味はなんとお醤油!日本で手に入るきのこでも作れるように調整していますので、ちょっと肌寒い日などに是非作ってみてください。心も身体もぽかぽかに温まるはず!
材料(3~4皿分)
①大きめの玉ねぎ …1個(みじん切りにしておく)
②バター…大さじ4
③新鮮なきのこ(何種類かあると食感や風味を楽しめて良いので、まいたけ、しめじ、椎④茸、マッシュルームなど)…200〜300g (一口大に切っておく)
⑤スイートパプリカパウダー…大さじ1
⑥醤油…大さじ2
⑦水または野菜だしスープか鶏ガラスープ…500ml
⑧生クリーム…100ml
⑨薄力粉…大さじ1
⑩サワークリーム(スメタナやクレームフレッシュなど)… 100ml
⑪レモン汁…半個分
⑫ディルやパセリなどの新鮮なハーブ…適量
作り方
①鍋にバターを入れ、玉ねぎが飴色になるまでゆっくり炒める。
②きのこを加え、水分を飛ばしながらきのこがきつね色になるまで炒める。
③パプリカパウダーと醤油を加え、スパチュラで底をこそぎ落とす。鍋の底にできるカリカリになったソースがおいしさの決め手。
④水または野菜だしスープか鶏ガラスープを加え、10〜15分ほど煮込む。
⑤ボウルの中で生クリームと薄力粉を混ぜ、ダマがなくなるまで泡立て器でかき混ぜる。
⑦スープが入った鍋の中に⑤を加え、10分ほど煮込む。熱してる間、かき混ぜ続けながらスープをとろとろにしていく。
⑧スープが煮詰まってきたらサワークリームとレモン汁を加え、塩と砂糖(お好みで)で味をととのえる。(レモン汁を加えるとクリームが分解されるけど食べる直前ならOK!)ハーブを加えて温かいうちに召し上がれ。
食べられる花やハーブの花を添えて食べても綺麗だし美味しいです。森に行ってきのこやベリーを摘むたび、森はいつでもそこにあること、私たちは地球と自然に生かされていることを実感します。守られ、育まれ、供給されることのありがたさを感じることで、私たち人間はより一層の安心を得て、明日へと力強く歩きだすことができるのだと思います。
文 : 吉田 みのり
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