ソムリエとシェフの女性が3人でオープンしたネバーギブアップ精神溢れるワインバー、「Grape Wine Bar」

7ヵ月前にヘルシンキに新しいワインバーが誕生しました。おそらくヘルシンキ初の、オーナー全員が女性のワインバーです。その名は「Grape Wine Bar」。

壁にはオーナー3人をイメージしたイラストも。ソムリエのニンニとピルヴィ、シェフのミンナの30代後半から50代の、経験豊富で人徳のある女性たちがコロナ禍のさなかに作り上げたネバーギブアップ精神溢れるワインバーです。

お店の魅力はオーナーたちに加えてやはりセンスの良いワインセレクションとワインに合うフィンランド式のタパス。

旬の素材を使ったミンナの料理は北欧の風味もたっぷり活かされた、とても美味しくて冒険心もたっぷりの食事が楽しめます。ワインはこの道が長いソムリエとシェフの3人が強固なコネクションを通して大人気の輸入業者から仕入れた素晴らしいセレクションばかり。この日はトルコ、イタリア、フランスのワインを味見しました。

最近友達のエンミ（大阪に住んでいたので日本語ぺらぺら！）がマネージャーとして仲間入りしたのでよく遊びに行きます。

Uudenmankatuというアクセスしやすい立地も魅力的。入口は小さいですが奥へ続くお店はとても広く、居心地も良いのでワイン好きの方にはぜひおすすめです。

文 ： 吉田　みのり