ヘルシンキの普通のスーパーで見つかるヴィ―ガン食品

北欧 フィンランドからの手紙

ヘルシー志向がブームとなって久しい北欧ですが、フィンランドでは年々ヴィ―ガン人々が増え、現在では人口の1%がヴィ―ガンの食事を選択しているという統計も出ています。首都ヘルシンキではさらに割合は増え、人口の5%とも言われています。動物性脂肪や動物性たんぱく質を避けることで心臓病の発祥抑制などの健康につながり、地球温暖化の大きな原因となる牛などの畜産を抑えることで環境問題への解決策ともなる菜食主義はフィンランドでも多くの人に支持され続け、普通のスーパーマーケットでも数多くのヴィ―ガン食品を気軽に買い求められるようになりました。

こちらはまるで鶏肉のような大豆ミート。味がしっかりついているのでサラダにそのまま使えます。

こちらはテンペでできたミートボール。

カシューナッツで作られたスプレッド。パンに伸ばしてフレッシュチーズのように食べます。

まさにひき肉!のようなベジミート。ひき肉のように料理に使えます。

他にもベジバーガー、ベジチョリソー、ベジソーセージと、加工肉製品でよくあるものはすべてヴィ―ガンバージョンでも取り揃えてあるといっても過言ではないほど。

私はよく積極的にQuorn(菌類由来のマイクロプロテイン)を食べます。鶏肉に似て美味しいし、肉を食べた後よりも身体が軽いのでお気に入りです。でもやっぱり菜食ご飯なら豆腐と大豆とお米、それにほうれん草のおひたしがいちばん好きです。

文 : 吉田 みのり

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