『人が減少した事で海の透明度がUP!?ハワイのハナウマ・ベイ事情』
旅行に行きたくてもいけない昨今…皆様が思いを馳せる旅先はどこでしょうか?
カリフォルニアが大好きな三浦マキですが、LAにいた当時は三ヶ月に一度はハワイへ飛んでいたほどハワイも大好きな場所の一つです。
(ちなみに近いと思われがちですが、実はロサンゼルスからハワイのオアフ島へは飛行時間約6時間。意外に日本から行くのと変わらない距離なんです)。
そんな中、興味深いニュースが飛び込んできました。
ハワイの中でも有名な、ハナウマ・ベイ(日本語だとハナウマ湾)。
オアフ島の東南部にあり、自然の雄大さを感じられるハナウマ・ベイは水の透明度が高く、 運が良ければウミガメにも遭遇することのできる、オアフ島の中でも人気の観光スポットです。
そんな、過去に“全米No.1のビーチ”を受賞しているほど綺麗なビーチの透明度が、ここ1年でさらに上がったというのです。
現在は重要な海洋生物保護区域に指定されているため、海に入る(ビーチエリアへ降りる)にはお金を払い、環境保護に関する動画を見て 、説明を受けてからしか入ることができません。
ハワイ州全土で禁止されているのと同様、日焼け止めクリームの使用はもちろんNG。
また公開曜日の規制、人数制限に時間制限…など、この海の透明度を守るためにこれまでにも様々な取り組みが行われてきました。
しかしそんな中でも、この1年の間で海の透明度がグンと増したらしいのですが、その理由は、観光客の激減や規制などにより、海に入る人の数が減ったから。
人が減り、海が綺麗になった…と聞き、いかに私たちが普段から海を汚していたのかと反省すべき材料にもなりました。
さて、そんな透明度が更に増したハナウマ・ベイ。
美しいサンゴ礁の合間をくぐり抜ける熱帯魚が沢山おり、シュノーケリングスポットとしても有名です。
浅瀬でもかなりの数の熱帯魚を見ることができるため、シュノーケリング初心者でも安心して楽しむことができます。
ただし結構浅いところにもサンゴ礁があるため、注意しましょう。私の場合夢中になって魚を追いかけていたら、足にかすり傷が沢山できてしまった思い出があります(笑)。
丘の上からベイを一望できるため、雄大な眺めを楽しむのもいいですし、せっかく行ったならば実際に中に入り、神秘的な海の世界を楽しむのも良し。
ハワイには様々なビーチがありますが、シュノーケリング初心者ならばまずはハナウマ・ベイがおすすめです。
ちなみに、今後はより一層の人数制限などが行われる予定との事。
この綺麗な海を守るために、私たちに何ができるのかを改めて考えずにはいられません。
写真・文:三浦マキ
アナウンサー・ライター・PR会社(株)MAKILA 代表。 リビアで生まれ、カリフォルニア、Los Angelesへ移住。東京、シンガポール、 LAの3都市を拠点に、世界中を旅するビーチラバー。
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