マクラメとは?ボヘミアンなインテリアを使った空間作りが人気!?作り方も紹介!

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「マクラメ」という言葉をご存知ですか?聞いたことがなくても、インテリアショップやカフェなどで見たことがある方も多いはずです。伝統的な結びの技術を駆使して作られたおしゃれなボヘミアンなマクラメは、お部屋に一つあるだけで、日常とは違った癒しのスペースを生み出してくれます。

マクラメをよく知らない方も、すでに興味をお持ちの方も、楽しめるマクラメの歴史や種類、作り方などを一挙ご紹介します!

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マクラメとは?

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「マクラメ」とは、アラビア語「migramah(ムカラム)」に由来しており「装飾的に紐を結ぶ」という意味があります。どのエリアからの発祥なのかは、正確に突き止められていませんが、長い歴史の中で生まれた伝統的な手法で生み出された美しいクラフトアクセサリーです。

現在では、アクセサリーなどの小物だけではなく、タベストリーやカーテンなどのインテリア雑貨としても注目を集めています。人気アイテムも多く販売されているだけではなく、手作りのマクラメアイテムも人気です。世界に一つだけしかない自分オリジナルのマクラメアイテムを作ってみませんか?

ボヘミアンな魅力のマクラメ!歴史とは

マクラメの歴史は13世紀頃にまでさかのぼり、発祥の地は不明なものの、その名前からイスラム文化圏でアラビア人の手により伝えられたと考えられています。手織りの布物の端で余った糸の始末のため、ねじり模様に編み装飾的な飾りを施していたのが始まりだと言われています。

イスラム文化圏から広がったマクラメは、イタリアやスペインへと流れ、ヨーロッパ各地へ発展していきました。大航海時代には、主に船乗りにより、ヨーロッパから海を超えてからメキシコ、カナダ、アメリカ、南アメリカへと広がりを見せました。

その後、さらに船乗りの手により売買されたり物々交換されたりなどを繰り返し、中国やアジアなど他の大陸にも伝わりました。マクラメという名前も、アラビア語圏でのみ使用されていましたが、時を経て、フランス語へ、そして英語へと発展していきました。

今や、国際的な共通語として全世界で通用する言葉になった「マクラメ」。エキゾチックでもありボヘミアンな雰囲気が漂うマクラメは各国の人々に愛されています。

日本とマクラメインテリアには関係がある

日本にいつ頃、マクラメが伝わったのか正確な時期はわかっていません。しかし、縄文時代の遺跡から、ツルを組んだ組紐や腕輪などが発見されるなど、“結び”と日本の文化には古くから深い関わりがあったと言われています。

室町時代には、水引が文化の一部として根付いたり茶道の世界では花結びが発展したりなど、“結び”が日本の文化の中で重要な役割を担っていきました。その後、実用的な役割から、装飾的な役割へと発展していきました。

その後、1970年代には、日本でもボヘミアンファッションやエスニックファッションが大流行。衣服やアクセサリーなどファッションにもマクラメ編みが取り入れられ、一般的なものとなりました。ボヘミアンでエキゾチックな魅力に虜になった人も多いはずです。

現在では、そんなマクラメがモダンなデザインに変化するなど、かつてのマクラメの魅力も楽しみながら、インテリアの一部として取り入れる方法が注目されています。日本の文化の一部と言っても過言ではない“結び”を感じられるマクラメインテリアを楽しみませんか?

マクラメのボヘミアンインテリアの種類 

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マクラメを取り入れたさまざまなアイテムは、種類も実に豊富。マクラメインテリアと聞くと、タペストリーやプラントハンガーを一番に思い浮かべる方も多いかもしれません。

実はその他にも、ペストリー、カーテン、鏡、マガジンラックなど、お部屋を彩るおしゃれで可愛らしいデザインのアイテムが充実しています。自分でハンドメイドのマクラメを作ることで、世界にたったひとつしかないオリジナルアイテムを自由自在に作れるのも魅力の一つです。

マクラメを使ったボヘミアンなインテリアの作り方 

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「ボヘミアンなインテリアって憧れるけど、どうしたらいいの?」「具体的なイメージがわかない」などと疑問に思い、イマイチ踏み込めない人も方も多いはずです。そんなお悩みをお持ちの方に、マクラメを使ったおすすめのボヘミアンなインテリアの作り方や素材をご紹介します。

ぜひ、お気に入りのアイテムを見つけてみてください!

マクラメ編みの壁掛けミラーの作り方と素材

マクラメ編みのミラーを作る時の一番のポイントは、リングを用意すること。マクラメ糸を1本ずつリングに直接結び付け、円のマクラメ編みを作ってきます。一見複雑そうなデザインに見えますが、60本ほどのマクラメ糸を、平結びと横巻き結びにすることで簡単に作ることができます。

最後は、マクラメ編みに接着剤でミラーをつけて完成です。シンプルな手法なのに、魅力的で豪華なデザインに仕上がり、お部屋のインテリアも華やかになります。ミラーは100均などでも安く購入できるので、お手軽に取り組めるのも魅力。大切な方への贈り物にも喜ばれること間違いなし!

マクラメ編みの収納の作り方と素材

マクラメ編みのマガジンラックも人気の手作りアイテムの一つ。初心者さんには少しハードルが高く見えるかもしれませんが、お部屋に一つ置いておくだけでまるでおしゃれなカフェのような空間を作り出せます。

おすすめは、100均やインテリアショップでお手軽に購入できるマガジンラックを活用しリメイクする方法。マガジンラックの織物の部分を取り外し、バーの上からマクラメ糸の輪を作り左上平結びで作り上げていきます。

マクラメ糸は、太めのものを使うと大判なデザインでかわいらしく仕上がります。Tシャツヤーンなどで代用しても環境に優しく魅力的なマガジンラックが完成します。実際に作ってみると思いのほか簡単にできるので、練習にももってこいです。

マクラメ編みのタペストリーの作り方と素材

マクラメのインテリアアイテムの代表と言えば、タペストリーを思い浮かべる方も多いはず。初心者の方にも最も作りやすく、インテリアにも取り入れやすいアイテムです。お部屋のインテリアに物足りなさを感じたり、イメージを変えたり、気分転換したりなど、簡単に雰囲気をチェンジできるのでおすすめです!

タペストリー作りに必要な材料は、マクラメ糸、棒、はさみだけ。主に、マクラメ糸を全て同じ長さに切る、マクラメ糸を1本ずつ棒に結びつける、マクラメ編みを繰り返す、という3つの工程で完成です。タペストリーの場合、細い糸でも太い系でもお好みに合わせた素材を選びましょう。

また、結び方はシンプルな平結び、斜め巻き結び、三つ編みを組み合わせれば美しく仕上がります。

マクラメ編みのカーテンの作り方と素材

マクラメ編みのカーテンは、窓の大きさにもよりますが、糸の束を10個程度で作り上げることができます。工程はタペストリーと一緒ですが、窓の幅に合わせた突っ張り棒を用意し、突っ張り棒に直接マクラメ系を引っ掛けて作っていきましょう。

その後、突っ張り棒に直接引っ掛けたマクラメ糸を順番に結んでいくだけで完成です。カーテンの場合、マクラメ糸の太さは3㎜がおすすめです。大判なデザインを楽しみたい方は6㎜でも良いですが、あまり太いマクラメ糸を使ってしまうと重たくなり過ぎてしまいます。

窓の大きさと、重さを考えて作るのがポイントです。

マクラメのインテリアならノースモールで! 

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これまでマクラメをインテリアに取り入れたことがない方も、ハンドメイドに挑戦したことがない方も、この機会にボヘミアンを感じることができるマクラメの魅力を堪能しませんか?一度手にすると、その魅力の虜になるような、癒しの空間を体感することができます。

自分のお部屋にはもちろんのこと、大切な方へのプレゼントや、日頃の感謝の気持ちを届けるちょっとした贈り物にも喜ばれること間違いなし。インテリアの一部としてお部屋にあるだけでほっこりした気分で毎日を過ごすことができます。

マクラメにぴったりのインテリア雑貨は、暮らしを素敵にする雑貨やファッションアイテムを集めたノースモールで取り揃えております。お気に入りの一点をぜひ、ノースモールで探してみてください!

まとめ

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マクラメのインテリアは、他のインテリアアイテムと比べ、どのような空間にも馴染みやすく、使うごとに味が増し、変化を楽しむことができます。使い続けるほどに味わい深くなり、インテリアを選ばないのも世界中で愛されている理由の一つです。

マクラメは、使用する糸やデザインによって印象がグンと変わります。糸やデザインのバリエーションも豊富なため、自分だけのオリジナルのアイテム作りにもぴったりです。自分のお気に入りの結び方やカラーを探したり、インテリアにあったデザインを見つけたりするのも、楽しいものです。

毎日、目にするものだからこそ、大好きなインテリアやアイテムに囲まれて暮らしたいもの。毎日の生活がもっと快適に楽しくなるような、マクラメアイテムを手に入れて、ワクワクするような毎日を過ごしませんか。自分用にもプレゼントにも、ぜひボヘミアンな魅力漂うマクラメをお楽しみください。

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