ペスカタリアンとは?ヴィーガンに次ぐ新しい選択肢

キッチン

ヴィーガンに次ぐ新しい選択肢

“食の思想”も多様性の時代へ

近年、ヴィーガンフードを出すレストランが増えてきています。雑誌やテレビなどで耳にして、実践している人の思想に共感することや興味を持つこともありますよね。でも、栄養バランスや、外食できるお店が制限されてしまうことを考えると、尻込みしてしまうという方もいるのではないでしょうか。そんな方に知ってほしいのが“ペスカタリアン”。日本に住む私たちにぴったりな新しい食の思想です。

ペスカタリアンって?

ペスカタリアンをざっくりと説明すると、魚を食べてもいいベジタリアニズム(菜食主義)のこと。ペスカはイタリア語で「魚釣り」を意味する言葉です。そのことから、“ペスコ・ベジタリアン”と呼ばれることもあります。

ペスカタリアンとヴィーガン、ベジタリアンの違い

【ヴィーガン】

ペスカタリアンとヴィーガン、ベジタリアンの違い

食べるものは、米、小麦、豆、野菜などの植物性食品のみで、肉、魚、卵、乳製品といった動物性食品は食べません。動物から搾取しているという考えから、はちみつを食べない方もいます。倫理的な観点からヴィーガンになった方は、食品だけでなく動物実験を行う化粧品などを避けることも。

【ベジタリアン】

肉や魚はもちろん、ハムやベーコンといった動物性加工食品を食べない人のことで、菜食主義者とも呼ばれます。植物性食品と卵を食べるのはオボベジタリアン、植物性食品と乳製品であればラクトベジタリアンというように、植物性食品の他に食べるものによって種類が分かれます。先に紹介したヴィーガンも、ベジタリアンの一種なんですよ。

【ペスカタリアン】

魚をはじめとした海老や貝などの魚介類と、植物性食品を食べます。基本的にお肉以外なら何でも食べてOK。魚にはビタミンB12やカルシウム、DHAやEPAなど健康なからだをつくるのに必要な成分が含まれています。

生活に取り入れやすく、日本の魚食文化になじみやすい

ペスカタリアン

ペスカタリアンになることには様々なメリットがあります。まずは、日本の暮らしに取り入れやすいということ。ヴィーガンでは食べられないものに分類される、“魚でとった出汁”も口にすることができます。そのため、外出先や旅行中の食事にも困りません。

都会ではヴィーガンレストランが増えつつありますが、地方にはまだまだ少なく、植物性食品を中心に提供するお店でも、出汁だけは動物性食品を使っていることもあります。出汁がOKになることで、お店選びやメニュー選びで神経質になることなく食事が楽しめるんです。

食べられるものが多く、生活に支障が出にくいことが何よりも大きなメリット。魚だけで摂ることが難しいカルシウムも乳製品などをあわせることで効率的に摂取できます。また、他の人と食事をするときに気をつかわせることがなく、自分も無理をしなくていいのでストレスになりにくいですよ。

食を意識することが環境を意識することに繋がる

ペスカタリアンになるきっかけは一つではありません。 健康面から食生活を改善したいと考える人もいれば、宗教上の理由、倫理的な観点からなど様々です。中には、家畜が排出するメタンガスが環境問題に影響しているとする国連食糧農業機関の発表から、環境への配慮としてペスカタリアンになる方もいるようです。

肉を食べないことが必ずしも環境にいい影響をもたらすとは言い切れませんが、自分たちの生活が環境を良くも悪くも左右すると再認識できるきっかけになるでしょう。自分の健康を損ねてまで思想に縛られる必要はありませんが、食事への意識を通して環境にも目を向けられるといいですね。

ENVIROSAX

コンビニ弁当を買うときにもエコバッグを使ってプラスチックバッグの使用を減らす、使い捨てないシリコンバックで食品を保存するなど私たちにできることを考えてみましょう。

ENVIROSAXのBENTOエコバッグはこちら。

stasherの繰り返し使える保存容器はこちら。

時代に合わせて食事もアップデートしませんか?

多様性が重視される時代。食事も自分の考えをもって自由に選びたいものです。ペスカタリアンになることを決めたからと言って、ずっとその生活を続ける必要はありません。時代は絶えず流れています。自分が良いと感じた考え方を取り入れて、常にアップデートすることが大切。自分が健康で快適でいられて、地球にもいい食生活を送りたいですね。

関連記事

PICK UP