電気ポットの掃除にウンザリしたら!家電の断捨離をして家の中をスッキリさせよう

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電気ポットの掃除にウンザリしたら!家電の断捨離はじめませんか?

電気ポットの掃除って、思いのほか面倒ですよね。比較的ラクに掃除できる方法はあるものの、それでも定期的に掃除するのは面倒くさい。そんな女性にオススメなのが、家電の断捨離です。「ミニマリスト」という言葉が定着している昨今、あるのが当たり前だと思っている家電でも、なくしてみると意外に困らないケースは少なくありません。

そこで今日は、お手入れが面倒な家電と、断捨離してもいい家電かどうかの見極め方を紹介します。掃除が面倒だと思う家電を1つでも持っている人は、この記事を参考に断捨離してもいいかどうかを考えてみてください。

電気ポットだけじゃない!掃除が面倒な家電

掃除が面倒な家電は、電気ポット以外にもたくさんあります。

例えば、次の家電は掃除が面倒な家電の代表例です。

・フィルターがある家電
・コーヒーメーカー
・ジューサー
・ハンドブレンダー
・フードプロセッサー など

フィルターがある家電とは、

・エアコン
・加湿器
・乾燥機付き洗濯機
・除湿機
・サイクロン掃除機
・加湿機能付き空気清浄機

などを指します。

おそらく、これらの掃除が大変なのは分解の作業を伴うからでしょう。洗う部品が多かったり洗った後に乾かす時間が必要だったりすると、洗うこと自体を面倒に感じますよね。

またテレビや固定電話などは、置いているだけでもホコリをかぶり、掃除が必要となります。専用の台に置いていれば、台の掃除も必要ですね。

家電を見直すことは節電にもつながる

家電の見直しをすることは、広い空間を手に入れるだけではなく、節電効果も期待できます。

たとえば、冷蔵庫は中身が多いから断捨離できないと考えがちですが、なかには冷蔵庫に入れる必要がない食材も。冷蔵庫に詰め込みすぎは余分に電力を消費してしまうため、7割以上は詰めないようにすることで、節電にもつながります。

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断捨離の可否は2つのポイントで見極めよう

見直したい家電は多くありますが、ただ掃除が大変だからといって、全ての家電を断捨離できるわけではありません

断捨離できる家電かどうかを見極めるには、ぜひ次の項目について考えてみてください。

ポイント1.使う頻度

1つ目のポイントは、使う頻度です。

使う頻度が高いということは、それだけ必要としているということ。反対にいえば使う頻度が低い家電は、いうほど必要ではない可能性があるのです。

頻度の目安としては、1年を基準に考えてみるとよいでしょう。

例えば次の頻度で使う家電は、断捨離すると不便になる可能性が高いと考えられます。

・毎日
・毎週
・毎月
・毎年

反対に、もう何年も使っていない家電や数年に一度しか使わない家電であれば、断捨離してもさほど困らないかもしれませんね。

掃除が面倒な家電を断捨離してもいいかどうか迷ったら、ぜひ使う頻度について考えてみてください。

ポイント2.代用できる器具の有無

家電の断捨離に迷ったときは代用できる器具の有無を考えてみよう

2つ目のポイントは、代用できる器具があるかどうかです。

代用できる器具があるということは、その家電を無理に使い続ける必要がないということ。反対に、代用できる器具が思い当たらないということは、その用途には必要な家電ということです。

では、もう少し具体的に考えてみましょう。

例えば次の家電は、こんな器具で代用できると考えられます。

・電気ポット ▶ 鍋、やかん
・コーヒーメーカー ▶ ドリッパー、茶こし
・ハンドブレンダー ▶ 泡立て器、マッシャー、すり鉢、こし器、手動チョッパー など

使う頻度が低ければ低いほど、家電をこれらの器具で代用することにさほど不便さは感じないかもしれません。

あまり頻繁に使わない家電を断捨離したいと思ったときは、ぜひ使う頻度とあわせて代用できる器具があるかどうかも考えてみてください。

断捨離が無理なら「掃除が簡単な家電」に買い換えるのもアリ

「なくしたら困りそう!」や「やっぱり手動の器具では不便!」などと感じる場合は、もっとお手入れの簡単な家電を探してみるのも良い方法です。

例えば電気ポットの場合、電気ケトルを使った方が内部のお手入れは簡単かもしれません。フローリングの割合が多いご家庭であれば、掃除機を断捨離してほうきに変えるのもおすすめです。

フローリングには「ほうき」。原点に立ち返ったら掃除が楽に

またフィルター掃除が面倒な家電の場合は、もっと簡単に掃除できるタイプを探してみるとよいでしょう。実際に次の家電は、フィルターの付いているタイプフィルターの付いていないタイプが販売されています。

・加湿器
・掃除機
・空気清浄機
・掃除機

あなたが面倒だと思う家電の掃除は、他の消費者も面倒だと思っているハズです。そのため仮に今はまだ販売されていなかったとしても、そのうち掃除の簡単な製品が販売され始める可能性は高いと考えられます。

「断捨離も他の器具による代用もできないけど、掃除は面倒!」と思う家電があるなら、簡単に掃除できるタイプが出ていないか、ぜひ今後も継続してチェックしてみてくださいね。

「あったら便利」は「なくても平気」かもしれません

今日は、掃除の大変な家電の断捨離についてご紹介しました。ちょっと視点を変えるだけで、思わぬ発想にたどり着ける場合があります。お手入れの大変な家電がある人は、断捨離できないかどうかを前向きに考えてみてください。

ただし、ご家族のいる方は必ずご家族にも聞いてから決めることをオススメします。

あなたが断捨離しようとしている家電は、もしかするとあなたの知らないところでご家族が重宝している家電かもしれません。実際に家電を断捨離するときは、ぜひご家族と相談しながら進めてくださいね。

執筆:永瀬なみ(コラムライター・カウンセラー)

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