50歳からの人生に向けて身に付けておきたいメンタル知識2選
50代の女性には、50代ならではの悩みがあります。更年期をはじめとする健康面の不安に加え、親の健康や介護に関する不安を抱える人もいることでしょう。中には50代を「人生に対する漠然とした不安が最も大きくなる時期」と言う人もいるほど、50代の悩みは根深いものです。
そこで今回は、先日の記事『40歳からの人生に向けて女性が学んでおきたいメンタル知識3選』に続き、50歳からの人生に役立つメンタル知識をご紹介します。「50代に向けて40代のうちにできる事をしておきたい」と思う人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
40代のうちから身に付けておきたいメンタル知識2選
50歳からの人生を元気に楽しく過ごしたい人は、これからご紹介する2つのメンタル知識を40代のうちから身に付けておくのがオススメです。
その1.認知のゆがみ:自分の思い込みがいちばん厄介
まずは、思い込みに関するメンタル知識からご紹介します。
40代の後半から、年を重ねるにつれて大きな不安を抱えたり、イライラをコントロールできなくなったりするかもしれません。これには、もちろん更年期も関係しています。
しかし中には、“認知のゆがみ”を正していくことで改善できる悩みもあるのです。
認知のゆがみとは、いわゆる“極端な思い込み”を指す言葉。この思い込みが強ければ強いほど、自分の認知がゆがんでいることに気付きません。
代表的な認知のゆがみには、10個の種類があります。その中でも女性に多く見られるのは、こんなゆがみです。
「全か無か思考」
…全ての物事を「100か0か」で考えようとする
「感情的な決めつけ」
…事実ではなく自分の感情で判断する
「すべき思考」
…「こうすべき」「こうあるべき」の思考が強い
例えば、こちらは旅行のお土産を渡したのに相手が旅行で何も買ってこなかった場合、その行動に対して「信じられない!」と怒るのは「すべき思考」が強い証拠。「何かをもらったらお返しをするのは当たり前(お返しをすべき)」と思っているため、“もらいっ放し”でも平気な人を許せないのです。
しかし中には、全く同じ状況でもイライラしない人がいます。これは、贈り物に対する考え方が人によって異なるからです。
このように、自分が勝手に抱いている信念によって苦しめられてしまう女性は少なくありません。もしも今の時点で「私はストレスを感じやすい」と思うなら、ぜひご自身に認知のゆがみがないかどうかを考えてみてください。
認知のゆがみに自分で気付くには、不安やイライラを感じたときに「なぜ私は不安なんだろう?」「何でイライラしてるんだろう?」と考えてみるのがオススメです。
例えば「貯金がなくて不安」と思ったときは「何で貯金がないと不安になるんだろう?」と考えてみます。すると「老後は○万円の貯金をしなければいけない」という自分の思い込みに気付くかもしれません。
他にも、こんな考え方は単なる思い込みの可能性があります。
・市販の合わせ調味料を使うなんて主婦失格
・夫に愛されるには常にキレイでいなければいけない
・朝から黒猫を見たから今日は絶対に悪い事が起こる
誰かの発言や何かで得た情報によって生み出されたその考え方は、本当に正しいものでしょうか? ストレスを抱えてまで追い求めるほど、大切な信念なのでしょうか?
もしかしたら、その意識をちょっと緩めるだけでストレスから解放されるかもしれません。
元気で楽しい50代を過ごすためにも、不安やイライラを感じたときは“認知のゆがみ”にぜひ注目してみてください。40代のうちから取り組んでいれば、きっと50代を迎えたときには思い込みが減っているハズですよ。
その2.「PTG」:人はツラい出来事を乗り越えると成長できる
続いて、トラウマに関するメンタル知識をご紹介します。
ツラい出来事や悲しい出来事を完全に避けられるなら、どれだけ楽に生きられるでしょう。しかしどんなにもがいても、ツラいことや悲しい事は少なからず起こります。
それが人生です。
そこで大切なのが、ツラい出来事や悲しい出来事を避けたり忘れたりしようとするのではなく、乗り越えようとする気持ちを持つこと。人生をより良いものにしていくためには、トラウマとなる出来事を乗り越えて成長していく過程が欠かせません。
トラウマとなる出来事を乗り越えて成長することを、専門用語で“PTG※(心的外傷後の成長)”と呼びます。
※ポスト・トラウマテック・グロースの略
どんなにツラい出来事があっても、人は乗り越え、成長できます。
この事実を知っているかいないかでは、トラウマを抱えた後の行動は大きく異なるハズです。ぜひ覚えておいてくださいね。
不安に負けないメンタルを!50歳からの人生を元気に過ごそう
今日は、50歳からの人生に役立つメンタル知識を2つご紹介しました。
今は「人生100年時代」といわれる時代です。そんな現代での50代は、ちょうど折り返し地点とも言える時期。第二の人生へと向かうためには、過去を振り返りつつ未来をも思い描く必要があります。
今日ご紹介した2つの知識を身に付け実践すれば、50歳になっても、60歳になっても、きっと豊かな人生を歩んでいけるハズです。ぜひ今日から実践してみてくださいね。
前回の記事をまだ読んでいない人は、こちらも参考にどうぞ。
執筆:永瀬なみ(コラムライター・カウンセラー)
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