不安なときは試してみて!ザワつきがちな心がフッと軽くなる方法3選

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不安なときは試してみて!ザワつきがちな心がフッと軽くなる方法3選

私たちの人生には不安が付きものです。例えば試験を受けるときや新しい職場で働き始めるときには、誰でも不安を感じるのではないでしょうか。だからといって不安をそのまま放置すると、風船のように大きく膨らみ続け、いつか破裂してしまう事態にもなりかねません。

そこで今日は、不安なときに試してほしい対処方法を3つご紹介します。この方法を実践すれば、きっとザワつきがちな心が軽くなるハズです。不安とうまく付き合いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

不安なときにオススメ!ザワつきがちな心が軽くなる方法3選

では早速、不安なときにオススメの対処方法を3つご紹介します。

1.漠然とした不安に駆られたら、不安を言語化しよう

「漠然とした不安に駆られてモヤモヤする!」 そんなときは、不安を言語化するのがオススメです。

人は、今までにない変化と向き合ったときや物事の見通しが立たないときに不安を感じる傾向があります。例えば、引っ越しや転職などは不安を感じやすい場面といえるでしょう。

そういった場面で不安を感じるのは、人間としてごく自然な反応です。

しかし悩みやすい人ほど「失敗したらどうしよう」や「大変なことになったらどうしよう」と、起きてもいない物事まで次々に考えてしまいます。そうして頭の中でグルグル考え続けるうちに、不安はどんどん大きくなるのです。

そこでオススメなのが、漠然とした不安を文字にして言語化すること。

「仕事が終わらなかったらどうしよう」や「資格試験に受からなかったらどうしよう」などと、今あなたが感じている不安を全て書き出してみてください。

不安を言語化すると、自分が何に不安を感じているのかハッキリと分かります。そうして自分の状況を客観的に捉えられれば「意外に大したことないな」と冷静になれるかもしれません。

漠然とした不安を感じたら、言語化して思考の堂々巡りにストップをかけてみてください。そうすれば、きっと不安は少しずつ消えていきますよ。

2.急に不安が襲ってきたら、ゆっくりと体を動かそう

特別な理由もなく急に不安が襲ってきたときは、ゆっくりと体を動かすのがオススメです。

何もせずにじっとしていると不安なことをいつまでも考え続けてしまい、不安がどんどん大きくなってしまいます。

そんなときにオススメなのが、軽いストレッチ短時間の散歩などです。心地よいと感じる程度に体を動かすと、セロトニンやエンドルフィンといった脳内物質が分泌されます(※1)。

セロトニンは精神を安定させ、エンドルフィンは気分を向上させる脳内ホルモンです。この2つが多く分泌されると、ポジティブな感情が湧き起こります。前向きな気持ちになることで、不安な気持ちは自然と消えていくことでしょう。

特別な理由もなく急に不安が襲ってきたときは、ぜひ積極的に体を動かしてみてくださいね。

3.自信が持てずに不安を感じたら、ポジティブな言葉を使おう

自信が持てずに不安を感じたら、ポジティブな言葉を使おう

自信を持てないことが原因で不安を感じるときは、ポジティブな言葉を使うように心掛けることをオススメします。

自信が持てないときは「私ってダメだな」や「どうせうまくいかないだろう」などと、ネガティブな言葉を発しがち。ですがネガティブな言葉を口に出すと、その不安は現実のものとなってしまいます。

これは、潜在意識の影響によるものです。

私たちの潜在意識は言葉に強く反応するため、自分で発した言葉や人から聞いた言葉を事実として記憶します。すると記憶した事実に近づくよう潜在意識が自分を導き始め、結果的に「そうなってほしくない」と思う出来事が実現してしまうのです。

一方、不安なときにポジティブな言葉を発すると「こうなってほしい」と思う現実へと近づけます。ポジティブなイメージを潜在意識に刷り込むことで、自分の考えや行動が前向きになるのです。

例えば「私は大丈夫!」や「私ならできる!」といった言葉を選ぶと、潜在意識にポジティブなイメージを刷り込めます。

また、ポジティブな言葉で接してくれる相手との付き合いを増やすのも良い方法です。誰かから「あなたなら大丈夫だよ」と言ってもらうことで、潜在意識にポジティブなイメージを刷り込めます。

自信を持てなくて不安を感じるときこそ、ポジティブな言葉を自分に掛けてあげてください。そうすれば、不安だった心は少しずつ軽くなっていくハズですよ。

「不安を感じるのは当たり前」そう考えるだけでも心は軽くなる

今日は、不安なときに試してほしい対処方法を3つご紹介しました。

不安と聞くとネガティブなイメージを抱きがちですが、不安になること自体には良い意味もあります。というのも、人は不安を感じるからこそ不測の事態にも備えられるからです。

そう考えると、むしろ不安なときは「不安を感じるのは当たり前のこと」と考えてみるとよいかもしれません。そんな風に思うだけでも、きっとザワついていた心は軽くなるハズです。

今後もし不安を感じることがあれば、今日ご紹介した方法を試してみてください。状況に合う方法で対処できれば、不安とうまく付き合える自分になれますよ。

ただし、不安があまりにも強くて生活に支障が出る場合は医師やカウンセラーへの相談も検討してみてくださいね。

執筆:山本 洋子
編集・監修:永瀬 なみ(心理カウンセラー)

【参考元】
(※1)運動がメンタルヘルスに与える影響 | 医療法人社団 平成医会

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