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ライフスタイルのはなし2021.02.27
ライフスタイルのはなし
2020.09.26
秋バテとは、気候の変化に体がついていけないことにより起こる不調のこと。秋バテは、夏バテに比べるとポピュラーではありません。しかし実は夏バテよりも長引きやすく、厄介なのが秋バテなのです。
そこで今回は秋バテを起こしているかどうかを診断できるチェックリストと、秋バテの解消方法をご紹介します。秋バテの自覚がある人もない人も、まずは自分の不調が秋バテに当てはまるかどうかをチェックしてみてください。
目次
まずは、あなたの症状が秋バテに当てはまるかどうかをチェックするリストからご紹介します。
秋バテによって起こる主な不調は、こちらです。
・疲れやすい、体が常にダルい
・食欲がない
・胸焼け、胃もたれをよく起こす
・いくら寝ても眠い、または眠れない
・めまいや立ちくらみが起きやすい
・やる気が起きない
こうして見ると秋バテによる心身の不調は、夏バテとよく似ていますね。
しかし夏の盛りが過ぎてもこれらの不調を引きずっているようであれば、あなたは秋バテを起こしている可能性があります。
快適な秋を過ごすためにも、これからご紹介する秋バテの解消方法にぜひ取り組んでみてください。
秋バテを解消する方法は、次の3つです。今日からすぐに始められるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
秋バテを解消するには、自律神経の乱れをケアすることが何より大切です。
自律神経とは、体のさまざまな働きを調整する神経のこと。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、活動時には交感神経が、リラックス時には副交感神経が働きます。
2つの神経がバランスよく働くことで私たちは必要な時に集中し、必要な時に休息を取れるのです。そのため自律神経は、体と心の両方をつかさどる神経といっても過言ではないでしょう。
そんな自律神経は、季節の変わり目をはじめとする気温や気圧がめまぐるしく変わる時期に乱れやすい特徴があります。自律神経の乱れやすい秋先だからこそ、自分で意識し、ケアをしなければいけません。
なお自律神経が乱れた際に表れるのは、こんな不調です。
・疲れやすさ
・めまい、ふらつき
・頭痛、耳鳴り、肩こり
・食欲不振
・不眠
・不安や緊張感の高まり
自律神経が乱れると集中しづらくなり、休息もうまく取れません。そのため体も心も疲れやすくなります。
また自律神経は各器官の働きをコントロールする働きを担っているため、めまいや食欲不振などの不調も起こりやすくなるのです。
では乱れた自律神経を整えるには、どのような方法が効果的なのでしょうか。
自律神経の乱れを整えたければ、体のリズムを整える方法が効果的です。
おすすめは、起床時に1杯の水を飲む方法。起きがけに水を飲むことで胃腸が目覚め、交感神経が自然と働きやすくなります。
また夜のリラックスタイムには、ゆっくりと深呼吸しながら軽いストレッチをするとよいでしょう。
全身に酸素と血液を行き渡らせるイメージで「体を伸ばす」「首を回す」などの簡単なストレッチをしてみてください。
こうして集中モードとリラックスモードのメリハリを付けることが、自律神経を整えることにつながります。
先にお伝えしたとおり、秋バテを解消する上で最も重要なのは自律神経の乱れを整えることです。秋バテを実感したときには、まず自律神経をケアする方法から試してみることをおすすめします。
秋バテを解消するためには、体内に蓄積した老廃物を汗と共に排出することも大切です。
夏場に汗をあまりかかないようにしていたのなら、あなたの体には老廃物が蓄積しているかもしれません。そしてそれが原因で気候や気圧の変化についていけず、秋バテを起こしている可能性があります。
もし思い当たるフシがあるなら、運動や半身浴を生活に取り入れて積極的に汗をかいてみてはいかがでしょうか。
汗と共に老廃物をたっぷり排出すれば、血液がサラサラになり血行を改善できます。血行が改善することで、頭痛や肩こりといった秋バテによる不調もケアできるはずですよ。
秋バテに負けない体を作るためには、バランスのいい食事を取ることも大切です。
特に夏場は冷たいものを食べる機会が増えるため内臓に負担をかけやすく、その影響を秋になった今も引きずっている恐れがあります。
食欲不振や胸焼け、胃もたれといった不調があるのなら、なおさら食事には気を使ってみてください。
食事はバランス良く取ることを心掛けるほか、胃腸に優しい食材を選ぶのがおすすめです。例えばこれらの食材は消化しやすく、胃腸に負担をかけません。
・山芋
・さつまいも
・にんじん
・りんご
・鶏ささみ
・白身魚
また胃腸を休めるためには、味の濃いものや辛いもの、カフェインやアルコールなど、刺激の強いものは控えるよう心掛けることも大切です。
食欲の秋を万全の体調で楽しめるよう、今のうちに胃腸をしっかりと休めてくださいね。
現代病ともいわれる、秋バテ。文明の発達とともに、私たちの体は気候の変化に弱くなっています。だからこそ秋バテの対策は、必須です。
体調の優れない日が続く人は今回ご紹介したチェックリストを活用し、当てはまる人は解消方法を生活に取り入れてみてください。あなたが心身ともに、快適な秋を過ごせますように。
執筆:たけなわ アヤコ
編集・監修:永瀬 なみ(心理カウンセラー)
【参考元】
・自律神経|医療法人社団 小白川至誠堂病院
・夏バテならぬ「秋バテ」って知ってる?|ドクターサーチみやぎ
・その疲れは“秋バテ”かも? 生活リズムを整え、冷えを解消しよう|協会けんぽ
・国保だより166号(PDF)|東京建設職能国民健康保険組合
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