SDGsとは?未来のために私たちが今できることを考えてみよう

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SDGsとは?未来のために私たちが今できることを考えてみよう

SDGsという言葉は知っていても、具体的に何をすればいいのかを考えたことがある人はそう多くないのでは? あるアンケートによると「SDGsという言葉を知っていますか?」という問いに対して「内容までは分からない」または「知らない」と答えた人の割合が、全体の6割以上にも上っていました(※)。

そこで今日は、SDGsに関する基礎知識に加え、私たちが今できることをご紹介します。SDGsのことをよく分からないと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

SDGsとは

SDGsとは「サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ(Sustainable Development Goals)」を略した言葉です。読み方は「エスディージーズ」。

日本語に訳すと「持続可能な開発目標」となります。簡単にいうと、世界で起こっている課題を解決するために掲げた“世界共通の目標”です。

2015年9月に開催された国連サミットで、2030年までに達成すべき課題として17個のゴールが定まりました。それが、SDGsです。

では早速、SDGsにどんな目標があるのか見てみましょう。

17個のSDGs(持続可能な開発目標)を理解しよう

2015年に掲げられたSDGsは、次の17個です。

1.「貧困」
 貧困をなくそう

2.「飢餓」

 飢餓をゼロに

3.「保健」

 すべての人に福祉と健康を

4.「教育」

 質の高い教育をみんなに

5.「ジェンダー」

 ジェンダー平等を実現しよう

6.「水・衛生」

 安全な水とトイレを世界中に

7.「エネルギー」

 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8.「成長・雇用」

 働きがいも 経済成長も

9.「イノベーション」

 産業と技術革新の基盤をつくろう

10.「不平等」

 人や国の不平等をなくそう

11.「都市」

 住み続けられるまちづくりを

12.「生産・消費」

 つくる責任 つかう責任

13.「気候変動」

 気候変動に具体的な対策を

14.「海洋資源」

 海の豊かさを守ろう

15.「陸上資源」

 陸の豊かさも守ろう

16.「平和」

 平和と公正をすべての人に

17.「実施手段」

 パートナーシップで目標を達成しよう

いずれも、世界共通の課題として聞き覚えのある内容ばかりですね。

そして各ゴールには、それぞれのターゲット(具体的な目標)が設定されています。

その数、実に169個

例えば(3)の保健では、こういったターゲットが設定されています。

・2030年までに妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する
・全ての国において「たばこ規制枠組条約」の実施を強化する

※その他のターゲットについては、農林水産省のサイトを参考にしてみてください

こう見るとSDGsは1つ1つの規模が大きく、私たちにできることはあまりないように感じるかもしれません。

しかし1人の力では何も変えられなかったとしても、その人数が10人、100人、1,000人と増えていけば状況は変わります。最初は小さかった波がいつか大きな波となった時、それはきっと未来を変える1つのきっかけになるハズです。

では私たちには今、どんなことができるでしょうか。

未来のために私たちが今できることを考えてみよう

SDGs未来のために私たちが今できることを考えてみよう

では早速、未来のために今の私たちができることを考えてみましょう。

1.まずは日本の現状に目を向けてみよう

未来のために私たちができることを考えるには、まず身近な所で起こっている問題に目を向ける必要があります。

海外で起こっている問題への関心を持つことも、間違いではありません。しかし身近で起こっている問題を知ることこそ、SDGsを考える第一歩といえるでしょう。

まずは日本の現状を知り、そして身の回りで起こっている問題に目を向けてみてください。身近であればあるほど、きっと自分にできることが見えてくるハズです。

2.自分にできることを考えてみよう

身の回りで起こっている問題が見えてきたら、今度は自分にできることを探してみます。

例えば、こんな取り組みならすぐに始められるのではないでしょうか。

・エコバッグ、マイボトル、マイ箸、マイタンブラーなどを使う
・学校の制服をリユース店に譲る
・リサイクル品を進んで使う
・プリンターで裏紙を使う
・公共の交通機関や自転車を使う、歩く
・住宅の省エネ性能を高める
・節電・節水を心掛ける

こういった取り組みをすれば「12.生産・消費」や「15.陸上資源」といった課題の解決につながるだけでなく、回り回って「7.エネルギー」や「13.気候変動」などの解決にもつながります。

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また疑問に思うことがあれば自ら探究・発信していくことも、SDGsの実現に向けた立派な取り組みといえます。

例えばこんな課題に興味がある人は、自分が何を選択し、どう行動すると解決に役立てるのかを考えてみてください。

・母子家庭の貧困問題
・性別による差別
・収入による教育や保健の格差

これまでは知らなかっただけで、もしかすると身近に助けを求めている人がいるかもしれません。ボランティア活動寄付などで手を差し伸べられるなら、そういった選択肢を選ぶのも1つの方法です。

何をすれば役に立てるのかが分からないときは、周りの人に相談をしてみたり、困っている人に話を聞いてみたりするのもよいでしょう。

既に問題提起や発信を始めている人がいれば、賛同協力をするのも立派な取り組みです。

自分の力では何もできないと思う人は、SDGsに取り組む企業の活動を応援することでも貢献できます。例えばSNSで情報をシェアしたり、SDGsの取り組みとして販売している商品を購入したりすることは、きっと企業の力になるハズです。

自分に何かできることはないか、これを機にじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

SDGsの実現は自分の頭で考えることから始まる

最初の一歩は、どんなに小さくてもよいのです。まずは興味を持ち、考えること。それは、SDGsの実現に向けた立派な取り組みです。

これまで一度も考えたことがなかった人は、ぜひ今日から考えてみてください。きっと、あなたにもできることが何かあるハズですよ。

執筆:永瀬 なみ(コラムライター・カウンセラー)

【参考元】
(※)2020年1月~5月でSDGs認知度は約14%向上。「SDGsって知ってる?」オズモール会員20~49歳の働く女性にアンケート|PR TIMES
JAPAN SDGs Action Platform|外務省
SDGsの目標とターゲット|農林水産省

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