笑顔が人間関係にもたらす3つの効果&ステキな笑顔の作り方

ライフスタイルのはなし

笑顔が人間関係にもたらす3つの効果&ステキな笑顔の作り方

あなたの周りに笑顔がステキで、いつも幸せそうな人はいますか? その人は、いいことがあったから笑顔になっているのではなく、いつも笑顔だから物事がうまくいっているのかもしれません。実は笑顔で過ごすことは、人間関係にも良い影響を与えることが分かっているのです。

そこで今回は、笑顔が人間関係にもたらす3つの効果ステキな笑顔の作り方を紹介します。笑顔の効果が気になる方はもちろん、うまく笑えているか不安な方もぜひ参考にしてみてください。

笑顔が人間関係にもたらす3つの効果

まずは笑顔が人間関係にもたらす3つの効果から解説します。

その1.印象が良くなる

笑顔は他人に与える印象を良くします。笑顔が印象の良さにつながるのは、他人の印象を判断する要素として私たちが外見をとても重視しているためです。

メラビアンの法則(※)によればコミュニケーションには3つの要素があり、それぞれ次の割合で成り立っています。

1.言葉(言語情報):7%
2.声のトーンや口調(聴覚情報):38%
3.表情や態度、ボディランゲージ(視覚情報):55%

※メラビアンの法則……人の行動が他人に与える印象を割合で示したもの。心理学者アルバート・メラビアンが発見したことから、メラビアンの法則と呼ばれている

さらに人の表情が与える印象を調査した研究では、笑顔に対して「明るい」「親しみやすい」「親切」などの印象を持ちやすいことが分かりました(※1)。

笑顔で過ごせば、それだけで相手に好印象を与えられるということです。

その2.相手を安心させる

笑顔には、相手を安心させる効果もあります。特にその効果が表れやすいのは、初対面でのあいさつです。

比較行動学者アイブルは、文化や風習などあらゆる状況が異なる環境において、人間は共通して「あいさつのときにほほ笑む」ことを発見しました。人があいさつのときにほほ笑むのは、ほほ笑みによって警戒を解き、お互いに敵意がないことを伝えるためだと考えられます。

笑顔で接することは、相手に自分が味方であると伝える行為でもあるのです。

その3.グループ全体のストレスを減らす

笑顔には、グループ全体のストレスを減らす効果もあります

無邪気に笑う子どもや赤ちゃんを見て、思わず笑顔になった経験はありませんか? 笑顔は伝染するため、笑顔を絶やさない人のいるグループでは自然と笑顔が増えます。

そして笑顔は本人のストレスを減らす効果もあるため、笑顔を絶やさない人がいるグループでは全体のストレス値も自然と減っていくのです。

ステキな笑顔の作り方!5つの手順で練習してみよう

ステキな笑顔の作り方!5つの手順で練習してみよう

笑顔のもたらす効果が分かったところで、ここからはステキな笑顔の作り方を紹介します。簡単なコツを5つの手順に分けて解説しますので、ぜひ今日から練習してみてください。

手順1.口角を上げて歯を見せる

まずは口角(唇の端)を持ち上げて、歯を見せるイメージで笑ってみましょう。

このとき、上の歯が10本見えるところまで口角を持ち上げるのが理想です。口角を持ち上げるのが難しい場合は、上唇を持ち上げるように意識してみてください。口角を上げたまま10秒ほどキープすることで、表情筋を鍛えられます。

ステキな笑顔を作る上では、表情筋を鍛えることも大切なステップです。最低でも1日1回は取り組みましょう

手順2.頬を左右対称に上げる

ステキな笑顔を作るためには左右のバランスも重要です。頬が左右対称にバランスよく上がっていないと、引きつった笑顔に見えてしまいます。

左右のバランスは鏡を見てチェックしましょう。鏡を見ても分かりにくい場合は、口角や目尻にまっすぐな物を当てて確かめてみてください。例えば定規やお箸などですね。もし左右対称になっているなら、当てた物が地面と水平になるはずです。

水平にならない場合は、生活習慣から改善する必要があるかもしれません。左右どちらかだけの歯でガムやグミをかんだり、いつも頬づえをついたりしていませんか? 心当たりがある人は気を付けましょう。

手順3.目を細めて目尻を下げる

口元をうまく動かせるようになったら、今度は目元の練習です。

「目が笑っていない」と言われた経験のある人は特に、目を細めて眉ごと下げる意識でチャレンジしてみてください。実は目が笑っていない状態で頬だけを上げると、引きつった印象の笑顔になりやすいのです。

そこでオススメなのが、頬を上げる練習とあわせて目を細める練習をすること。目を細めることで自然に目尻が下がり、穏やかな笑顔に近づけますよ。

手順4.相手の目を見て笑う

ステキな笑顔を実践するためには、相手の目を見て笑うことも大切です。人は好意を示したい相手に視線を向ける傾向があるため、目を見ることによって好意を示せます。

人の目を見るのが苦手な人は、目とは少しずれた部分に焦点を当てるだけで構いません。例えば眉間や鼻であれば、目よりも見やすいのではないでしょうか。常に見る必要はありませんので、あいさつをするときだけでも意識してみてくださいね。

手順5.定期的に笑顔をチェック

練習した笑顔は、定期的に鏡でチェックしましょう。

できれば毎日「大きく口を開けた笑顔」から「ほほ笑み顔」まで、鏡の前でひととおり練習できるといいですね。笑顔の練習を繰り返すと表情筋が笑顔の作り方を覚えるため、意識せずとも自然と笑みがこぼれるようになります。

笑顔の効果は自分にも!まずは鏡に向かって笑いかけてみて

今回は笑顔が人間関係にもたらす3つの効果と、ステキな笑顔の作り方を紹介しました。

笑顔は周囲の人にポジティブな影響を与えるだけでなく、自分自身にも良い影響を与えます。最初は不自然でも大丈夫。まずは鏡に向かい、自分に笑いかけることから始めてみましょう。

執筆:市川 円
編集・監修:永瀬 なみ(心理カウンセラー)

【参考元】
・(※1)表情が初対面の相手に与える印象|CiNii Articles
メラビアンの法則|管理者養成学校
笑いと笑顔のストレス解消効果:精神生理学的検討|J-STAGE

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