
幸せな60代を過ごしたい女性が身に付けておきたいメンタル知識2選
ライフスタイルのはなし2021.01.16
ライフスタイルのはなし
2020.08.16
毎年、夏になると女性の頭を悩ませる問題。それが、エアコンの冷風による「体の冷えすぎ」です。男性が多い職場で働いたり夫婦でテレワーク生活を送ったりすることで冷房の寒さに耐えかねている女性は、少なくないでしょう。
そこで今回は、夏の冷え対策にオススメの「体を冷やしすぎない3つの方法」をご紹介します。いずれも“夏の寒さ”を乗り切るためには必要な視点です。エアコンによる冷えすぎを何とかしたい女性は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
では早速、夏の冷え対策に効果的な方法を紹介します。
当然のことながら、摂取する食べ物や飲み物の温度は体温に影響します。
そこでオススメなのが、飲み物の「温度」と「種類」に注意すること。冷たいものばかりを飲まないように注意するのはもちろんのこと「体が冷えない飲み物」を選ぶことも大切です。
例えば「お茶」の中には、体を冷やすものと温めるものがあります。同じ量を飲んでも種類によっては体を冷やしてしまう可能性があるため、お茶をよく飲む人は種類にもぜひ注目してみてください。
なお体を温めたいときにオススメなのは、こちらの種類です。
・紅茶
・ジャスミン茶
・ほうじ茶
・黒豆茶
・玄米茶
・ウーロン茶
反対に緑茶や麦茶には体を冷やす効果があります。体の冷えすぎを防ぎたい場所で飲むなら、緑茶や麦茶は避けた方がよいでしょう。
2つ目の方法は、自律神経(※)を整えることです。自律神経を整えれば、体温を上手に調節できます。
※自律神経……体の機能を自動的に調節する神経。交感神経と副交感神経の2種類があり、それぞれが交互にバランスを取りながら働いている
自律神経を整える方法として代表的なのは、次の方法ですね。
・ストレスを減らす
・睡眠をしっかり取る
・食生活を改善する
・筋力をアップする
もちろんこれらの方法もオススメですが、これらの方法をすぐに実践できない人は生活に「色」を取り入れる方法も試してみてください。実は「色」には、ストレスを軽減したり体温を上げたりする効果があるのです。
体の冷えすぎを防ぎたいなら、こちらの3色をオススメします。
・赤
・緑
・青
赤には血圧を上げる効果があるため、体温を上げたいときにオススメです。
一方、緑と青にはリラックス効果があります。自律神経を整えたいときやストレスを減らしたいときなどには、緑と青を積極的に取り入れるとよいでしょう。
「色」を生活に取り入れる方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
▷『「色」を使ってストレス解消!オススメの色と簡単な取り入れ方 』
最後に紹介するのは、血行を良くする方法です。
血行の悪さは体温の低下につながります。裏を返せば、血行を良くすることで体温の低下は防げるということ。自律神経を整えることも大切ですが、せっかく自律神経に着目したなら血行についても改善を目指すとよいでしょう。
血行を良くする方法といえば、やはり入浴と運動が効果的です。
ただエアコンの効いた職場で「今すぐ何とかしたい!」というときに、入浴や運動をすぐ実践するのは難しいですよね。そんなときには、座ったまま実践できる「ツボ押し」をオススメします。ツボを刺激することで血行が良くなり、体温アップが期待できるのです。
ここでは座ったまま実践できるツボ押しを紹介しますので、ぜひ試してみてください。
最初に紹介するのは、爪の根元にあるツボを刺激する方法です。
爪の根元には「井穴(せいけつ)」というツボがあります。このツボを刺激すると血行が良くなるため、エアコンの冷え対策には最適です。
※写真:赤い点=井穴(せいけつ)
【ツボを刺激する方法】
今回は左手の親指から始めてみましょう。
まず爪の根元を左右から挟むようにギュッと持ち、そのまま10秒キープしてください。これを左右10本の指に行えば、終了です。
これなら座ったまま簡単に実践できますよね。毎日2~3回を目安に続けてみましょう。
次に紹介するのは、耳ツボのマッサージです。
耳には多くのツボがあり、昔から治療方法の1つとして取り入れられてきました。そこでオススメなのが、耳ツボのマッサージです。冷え対策として血行を良くするなら、耳を引っ張るだけの簡単なマッサージをオススメします。
【耳ツボをマッサージする方法】
マッサージの方法は簡単です。
まずは、両耳の上側を指でつまみます。つまんだ耳を斜め上(外側)に向かって引っ張り、3秒キープしてください。痛いと感じない程度に、少し強めに引っ張るのがポイントです。これを、3回くり返します。
次は両耳の真ん中を指でつまみ、外側に向かって引っ張りましょう。そのまま3秒キープしたら、これをもう2回くり返します。
最後は耳たぶです。両耳の耳たぶを指でつまみ、今度は下に向かって引っ張りましょう。そのまま3秒キープしたら、これをあと2回くり返します。
これで耳ツボマッサージは完了です。
どちらのツボ押しも座ったまま簡単に実践できますので、ぜひ今日から試してみてはいかがでしょうか。
今日は、夏の冷え対策にオススメの「体を冷やしすぎない3つの方法」をご紹介しました。
今回は簡単に取り組める方法を中心にお伝えしましたが、やはり体の冷やしすぎを根本から改善するには生活習慣の見直しも必要です。またもし冷えに悩んでいるのがあなただけでないなら、エアコンの温度を上げてもらえないか相談してみることもぜひ検討してみてほしいと思います。
できることから取り組んで、今年も“寒い夏”を元気に乗り越えましょう!
執筆:永瀬なみ(コラムニスト・心理カウンセラー)
【参考元】
・夏場の胃腸トラブル|大協薬品工業株式会社
・自律神経って何?|ナチュラルクリニック代々木
・冷えない体に 冷えと血行|大正製薬ダイレクト
・冷房、ストレス、寝不足、肌の露出、冷たい飲物・食品の摂り過ぎなど 「夏の冷え」対策を探る|ニプロ
・ツボで免疫力UP!|四国医療専門学校
・【耳ツボの効果】なぜ耳を揉むと全身の自律神経が整うのか ダイエットにも役立つ理由|特選街web
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