いつも願いがかなう人の共通点とは?願いをかなえる3つのコツ

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いつも願いがかなう人の共通点とは?願いをかなえる3つのコツ

「いつも願いがかなっていいな」と、誰かをうらやましく思った経験はありませんか? 仕事や恋愛、将来の夢など、誰しも1つはかなえたい願いを持っているはずです。しかし願いが次々とかなう人もいれば、なかなか思い通りにいかない人もいます。では両者には一体どのような違いがあるのでしょうか。

今回はいつも願いがかなう人の共通点と、願いをかなえたいなら知っておきたい3つのコツを紹介します。ぜひこれを機に、あなたも願いがかなう人へと生まれ変わりましょう。

「いつも願いがかなう人」はポジティブに突き進む

いつも願いがかなう人の共通点は、ポジティブ思考であることです。

ポジティブ思考の人は、トラブルが起きても前向きに捉えます。たとえ失敗するようなことがあっても、くよくよと悩み続けません。「次はきっと大丈夫!」と積極的に挑戦し続けるため、願いがかないやすいのです。

そんなポジティブ思考の人は、無意識にある行動を取っています。

具体的には、こんな行動です。

・失敗を恐れず、まず挑戦する
・夢や目標をハッキリと自覚する
・変化を楽しむ
・中途半端なところで諦めない

いつでもポジティブに考え「私ならできる!」と自分を信じ、挑戦し続けること。これこそ、いつも願いがかなう人たちに見られる共通点です。

では願いがかなう人になりたければ、具体的にどのようなことを実践するとよいのでしょうか?

3つのコツを実践して「願いがかなう人」になろう

では早速、願いがかないやすくなるコツを3つ紹介します。

コツ1.やりたいことは、すぐ行動に移す

願いをかなえるには、やりたいと思ったらすぐに行動することが大切です。心の中でいくら願っていても、行動しなくては何も始まりません。

願いがかなわないと悩む人は、やりたいことを見つけても「今度やってみよう」と行動を先延ばしにする傾向があります。一方で願いがかなう人は「よし!やってみよう」が口癖です。「やりたい」と思った自分の気持ちを大切にし、ゴールを目指して素早く行動に移します。

両者の違いは“自己効力感”の高さです。自己効力感とは、いわゆる“自信”を指す言葉。「自分はうまく行動できる」と思う気持ちを、自己効力感といいます。

自己効力感が高い人は「自分ならできそう」と思うため、すぐ行動に移せます。対して自己効力感の低い人は「自分には難しいかもしれない」と思うため、最初の一歩がなかなか踏み出せません。

自己効力感を高めるには、達成や成功の体験を積み重ねる方法が効果的です。達成や成功の体験を確実に増やしたければ、まずは小さな目標を立てて挑戦してみるとよいでしょう。小さな自信の積み重ねが、少しずつ大きな自信へとつながります。

「思い立ったが吉日」という言葉があるように、何かをやろうと思った時こそ絶好のタイミングです。最初は小さな一歩でも、勇気を出して踏み出すことで未来は少しずつ変わり始めますよ

コツ2.かなえたい願いを何度も口に出す

コツ2.かなえたい願いを何度も口に出す

願いがかなう人になるためには、かなえたい願いを口に出すことも大切です。周りの人たちへ、自分の願いを積極的に打ち明けてみてください。

自分の願いを周りに表明することで、自分自身に良いプレッシャーを与えます。人は「言ったからには何とかしなければ」と、自分の発言に一貫性を持たせようとするのです。これを心理学用語で“一貫性の法則(※)”と呼びます。

※自分の発言や行動に対して「一貫性を保ちたい」と思う心理

あなたもこれまでに「言っていることとやっていることが違うと思われたら嫌だな」と感じたことはありませんか? そう思う心理こそ“一貫性の法則”そのものです。周りから「あの人は口先だけだ」とは思われたくないため、自分の言動に矛盾が生じないよう行動するのです。

自分の願いを周りの人と共有することは、願いを実現する原動力となります。恥ずかしがらずに、願いをどんどん口に出してみてくださいね。

コツ3.周りの人に感謝の気持ちを示す

願いがかなう人は、周りの人に感謝の気持ちを持っています。感謝の気持ちが夢の実現に関係するのは、喜びの気持ちが伝染するからです。

誰かに感謝されると、大概の人は「うれしい」と感じますよね。これは感謝されることで相手の役に立てたことを実感し、自分の存在そのものを認められたような気持ちになるからだと考えられます。すると不思議なことに、感謝をされた人はもっと相手に喜んでもらいたいと思い始めるのです。

これは心理学でいう“返報性の法則”に当たります。返報性の法則とは、他人から受けた行為を「相手にもお返ししたい」と思う心理のことです。

感謝の気持ちを持って周りに接していると、相手はあなたにお返しをしたくなります。そのため困っているあなたを見ると、相手は「大丈夫?」と手を差し伸べたくなるのです。

家族や友達、同僚・上司など、あなたに関わる全ての人へ感謝を伝えてみてください。どんなささいなことも当たり前と思わずに感謝を示し続ければ、周りの人たちがきっとあなたの願いを後押ししてくれますよ。

何事もポジティブに考えて「願いがかなう人」になろう

願いがかなうコツは、非常にシンプルです。物事をポジティブに捉え、自分を信じて行動すること。これを日常的に繰り返していけば、あなたが望む未来にグッと近づけます。

あなたの最も強い味方となれるのは、あなた自身です。自分の可能性を強く信じ、たくさんの願いをかなえてくださいね。

執筆:山本 洋子
編集・監修:永瀬 なみ(心理カウンセラー)

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