ミッドライフクライシスとは?陥ったら実践したい対処方法3ステップ
「ミッドライフクライシス」という言葉を聞いたことがありますか? ミッドライフクライシスとは、直訳すると「中年の危機」を指す言葉。ミッドライフクライシスに陥ることで自暴自棄になってしまう人もいるため、30代~50代の女性は注意が必要です。
今日はミッドライフクライシスの概要と、ミッドライフクライシスに陥った時の対処方法を3ステップでご紹介します。普段から落ち込みやすい人は特に、この記事を参考に取り組んでみてください。
目次
ミッドライフクライシスとは
ミッドライフクライシスとは「中年の危機(Midlife crisis)」を指す言葉。別名を「ミドルエイジクライシス」や「第2の思春期」「思秋期」などといいます。
早ければ30代で訪れる人もいますが、40代~50代で訪れるのが一般的です。この時期にミッドライフクライシスが訪れるのは、人生のちょうど折り返し地点ともいえる時期だからだと考えられるでしょう。
女性がミッドライフクライシスに陥るきっかけは、例えばこういったことです。
・体の衰えを感じ、残りの人生について考え始めた
・子どもが自立して自分の元を離れた
・成功している人を見て自分との差を感じた
これまで目標としてきたことを達成したり、反対に挫折して目標を失ったりすると、私たちは喪失感に駆られます。その気持ちこそが、ミッドライフクライシスを引き起こす引き金となるのです。
ミッドライフクライシスは「人生を見直す良い機会」
ミッドライフクライシス自体を、単純に「悪いこと」とは言い切れません。見方を変えれば、ミッドライフクライシスに陥った時は自分と向き合う良い機会ともいえます。
ただ中には衝動に駆られてとんでもない行動を起こしてしまう人もいるため、その点には注意が必要です。
では、もしミッドライフクライシスに陥ったらどのように対処すればよいのでしょうか。
ミッドライフクライシスへの対処方法を3ステップでご紹介
ミッドライフクライシスが訪れた時には、次の3つを順に試してみてください。
ステップ1.自分の気持ちをとことん探ってみる
まず試してみてほしいのが、自分の気持ちを深く掘り下げることです。自分の気持ちを理解できると、それだけで心が少し楽になります。
このときにオススメなのが、自分に「なぜ?」と問いかける方法です。具体的には、こんな風に問いかけます。
1.今なぜ落ち込んでいるの? ▶これで良かったのか分からなくなったから 2.そう思ったのは、なぜ? ▶子どもが離れていったから 3.子どもが離れると、なぜこれで良かったのか分からなくなるの? ▶私には何もないから 4.なぜ「私には何もない」と思うの? ▶仕事もないし、趣味もないから |
こんな風に問いかけていき「もうこれ以上は掘り下げられない」と思うところまで続けてみてください。「なぜ?」に答えられなくなったら、そこがあなたを悩ませている部分です。
仮に全く理由が分からないことで悩んでいたとすれば、それはあなたの思い込みが原因かもしれません。
実際のところ「○○であるべき」や「○○でなければ幸せじゃない」などの思い込みが自分を追い詰めるケースは少なくありません。
こういった思い込みを、専門用語で“認知のゆがみ”といいます。
自分の思い込みに気付くことで悩みを解消できる可能性は大いにありますので、理由の分からない悩みを抱えた時は自分の固定観念にぜひ注目してみてください。
ステップ2.過去より今、そして未来に目を向ける
悩みの根源が分かったら、今度は解決に向けて動き始めます。
過去の出来事を後悔しても、現実は変わりませんよね。ということは、考えるべきは過去ではなく今です。今をしっかり見つめることで、未来についても考えられるようになります。
大切なのは、今の自分を受け入れること。今の自分を受け入れられなければ、これから先の人生でまたいつか苦しい思いをしてしまう可能性があります。
昔と違っていても、人と違っていても、気にすることはありません。あなたが幸せだと思うことを、あなただけの目線で考えてみてください。それこそが、ミッドライフクライシスから早く抜け出すコツです。
1人で考えていても分からないときは、紙に書き出したり人と話したりするのも効果的でしょう。人生の先輩として、年上の相手に話を聞くのも良い方法ですね。
これからの人生を自分はどんな風に生きていきたいのか、ぜひじっくり考えてみてください。
ただし、無理は禁物です。がんばってもがんばっても手が届かない理想を追い求めてしまうと、余計に苦しくなってしまいます。
ミッドライフクライシスから抜け出すために必要なのは、理想ではなく目標です。
幸せになれる目標の立て方を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ステップ3.自分の持っているものを知り、感謝する
最後に実践してほしいのが、自分の持っているものに気付くことです。
無い物ねだりをしても、キリがありません。それよりも、あるものに気付き、感謝することが大切です。
人は、自分がいかに恵まれているかを実感すると幸福感が増します。ないものにばかり目がいく時は、ぜひ自分の持っているものにも注目してみてくださいね。
ミッドライフクライシスは誰にでも訪れる。避けるよりも受け入れよう
自立した大人になるためには思春期をどう過ごすかが大切なのと同じで、ミッドライフクライシスが訪れた時にどう過ごすかは今後の人生に大きな影響を与えます。
ミッドライフクライシスは誰にでも訪れる可能性があり、決して人ごとではありません。普段から落ち込みがちな女性は特に、もしもの時に備えて自分の気持ちと向き合う習慣を今から身に付けておいてはいかがでしょうか。
執筆:永瀬なみ(コラムライター・カウンセラー)
KEYWORD
- #便利なアイテム
- #遊び心いっぱい
- #映える
- #ほっこりかわいい
- #こだわりの肌触り
- #おやすみ、世界。
- #日本初上陸
- #暮らしを豊かに
- #持ち歩きたくなる
- #ハンドメイド
- #天然素材
- #便利な道具
- #料理も上達
- #北欧 フィンランドからの手紙
- #セレブ愛用
- #アウトドアを楽しくする
- #アートのある暮らし
- #ココロ
- #オーガニック
- #自宅で洗える
- #家事も楽しく
- #My Likes My Lifestyle
- #おうち時間
- #おしゃれで便利
- #心地いい
- #北欧のおやつとごはん
- #時短
- #夏にぴったり
- #使い方いろいろ
- #おうち時間 暮らしを豊かに
- #サスティナブル
- #自分メンテナンス
- #長く愛せる
- #便利な道具、
- #テレワーク
- #北欧デザイン
- #私らしい
- #スウェーデン ABCブック
- #人間関係
- #ハイセンス
- #楽してキレイ
- #メンタルケア
- #トラベル
- #お悩み解消
- #withコロナ
- #リフレッシュ
- #お仕事
- #日々を 紡ぐ
- #明日輝く
- #ぬくもり
- #ライフスタイル
- #気分が上がる
- #いぬも、ねこも。
- #北欧インテリア
- #喜ばれる
- #人生・価値観