#10 Gifflar(ミニシナモンロール)

スウェーデン ABCブック

製造元:Pågen  
商品名:Gifflar 
内容量:300 g 
価格:25 kr(販売店による) 

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先日、カネールブッレ(シナモンロール)について書いたところですが(コチラ)、そこでも触れたとおり10月4日はKanelbullens dag(カネールブッレンス・ダーグ:シナモンロールの日)。ということで、おみやげにも同じ感じのものを選んでみました。 

こちら。1878年創業のスウェーデンの老舗パンメーカーPågen(ポーゲン)のミニシナモンロールです。メーカーの商品説明文はのっけから「知っていますよ。袋を開けたら一個ですまないことを」と、なにやら聞いたことのあるようなコピー。なんと北欧で最も売れているFikabröd(フィーカブロード:フィーカのお供となる菓子パン)なんだそうです。(子供の手が小さいのであまり小ぶりに見えませんが)5cmほどで、大人ならふたくち、みくちで食べられる大きさ。 

その大きさのせいもあって、子供たちのおやつの定番。公園で遊ぶときなんかに最適です。じっとすわって休憩とかできないお年頃ですので、パッと食べにきて、またすっとんでいく彼ら・彼女らには、この大きさがちょうどいい。

肝心のお味は、意外と甘さ控えめ、しっとり・モチっと系の食感で、正直に言えば普通のシナモンロールとは別物ですが、これはこれでおいしい。「ひとつでやめられないでしょ?」というあの言葉に偽りなし。そうそう、ちょっとトースターで温めるともっといい感じになります。あとは小さく切ってトライフル(的なもの)の具としてつかうのもおすすめ。 

ちなみに、シナモン味のほかに、違うフィリングがはいった、バニラクリーム味、チョコキャラメル味(これやばい)、サフラン味、の4種類があります(トビラ写真にある黄色いパッケージがバニラクリーム味)。 

だいたい一袋(300g)に15個ほど入っているので、オフィスへのおみやげなんかにもぴったり。荷造りのときの心配もないし、どのスーパーマーケットでも売っているので、最後の最後でおみやげにこまったら、是非思い出してくださいね。 

おまけ

子供たち、甘いものだけじゃだめ、ちゃんとソウルフードのホットドッグも食べましょう。

Take care. Noritake 

写真・文:アケチノリタケ
スウェーデン生活は、2007年の北極圏のキルナで、極夜のなか幕開け。月日は流れ、今はストックホルム郊外の群島地域で家族3人の生活です。クラフト、デザイン、ライフスタイルの分野を中心に、日本とスウェーデンの架け橋になるような活動をしています。互いの文化の同じ/違うところにふれながら、自分の輪郭がぼやけていくのを楽しむ日々です。
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