『秋いっぱいのタンペレへ小旅行』

北欧 フィンランドからの手紙

6月にポップアップレストランをして以来、大好きな街となったタンペレへ一泊二日の旅行に行きました。タンペレでポップアップ居酒屋のイベントをしたのは6月はじめの2週間の日曜日と月曜日。その前にも2回ほど訪れて下調べやミーティングをしていので、地理にも少し詳しくなり、すっかりお馴染みの土地となりました。夏至直前の高揚感に包まれたタンペレも好きだったけど、秋の彩りをまとったタンペレもまた美しかったです。

ポップアップ居酒屋を開催して以来すっかり友達となった「Villit Ja Viinit」というワイン&カクテルバーでひと晩中話して、良い息抜きになりました。

このお店はギリシャ人のパナヨティスが手間ひまかけて作る小料理が大変美味しく(しかも大体10€とお手頃)、センスの良いワインや自分たちで摘んできた野草などを発酵させて作るジュースとローカルの蒸溜酒で作るカクテルが飲める、とても魅力的なワインバーなのです。

人参のフムス。

「makkaraperunat(フィンランドの人気ストリートフード、ソーセージとポテト)」のパナヨティス版。ソーセージも手作りです。

森のきのこのリゾット。この日はlampaankääpäというきのこ。パナヨティスのリゾットは随一の味。週替りなので季節に合わせて毎回違う味を楽しめます。

優しいマルコとパナヨティス。

滞在中はホテルで普段の激務を癒やすためにゆったり休んだり、Kauppahalli(マーケットホール)に足を運んだりしました。

タンペレ名物のMustamakkara(ムスタマッカラ・黒いソーセージ)もちゃんとありました。

ランチはタンペレ在住の日本人の友達が経営している「Fujimi」で美味しいお寿司を食べました。

美味しくてあっという間に完食しました!

タンペレもいつか住んでみたい街の一つです。ヘルシンキから電車で1時間半で行けるので、これからもどんどん訪れたいと思います。

文 : 吉田 みのり

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