冬の終わりの散歩とサラダ日和

北欧 フィンランドからの手紙

最近のヘルシンキは、気温はマイナス10度と寒いですが晴天の日が多くなってきました。太陽に力が帯びてくるとおそろしいほど人々は元気をもらうようで、近所の人には挨拶をしないことで有名な(?)ヘルシンキの人々も挨拶をするようになってきました。これが始まると春がそこまで来ているしるしです。

太陽の光を浴びるべく、お散歩に出かけたりもするようになりました。灰色の空の下や吹雪の中ではなかなか散歩も一苦労ですが、まぶしい太陽の下だと楽しいものです。せっかくなのでまだ凍っている海の上も歩いてみました。冬の間のみできること。

写真の左中央にあるのが、防波堤というか海のふちです。左側が普段は海のところです。遠くには椅子に座っている人も見えます。魚釣りかな…?

渡り鳥も戻って来て、楽しそうに会合を開いていました。

春が近づくと根菜以外の野菜がどんどん美味しくなってきます。ということで最近はサラダを積極的に食べています。こちらは以前ご紹介したカフェ、Tin Tin TangoのKasvispiirakka(野菜のキッシュ)とサラダ。サラダがこんもりと盛られていて嬉しい。

これは仕事の前によく食べるチーズオムレツとサラダ。自家製フレンチドレッシングで食べるサラダが大好きなのです。

晩御飯に食べるギリシャ風サラダ。トマト、きゅうり、玉ねぎ、フェタチーズをたっぷりの赤ワインビネガーとオリーブオイルで。シンプルですがオレガノの風味で一気にギリシャ気分です。

文 : 吉田 みのり

RELATED ARTICLES

PICK UP