ロックダウン終了とレストラン、カフェのオープンの日

北欧 フィンランドからの手紙

フィンランド国内のコロナ感染症の感染率が高い地域では、2021年3月8日から4月18日まで飲食店の営業停止命令が出ていましたが、4月に入って感染率に減少が見られ、ワクチン接種も増加してきたことから、4月19日に各制限が終わりました。

カフェやレストランが閉まっていたのはたった5週間のことだったのに、ロックダウンが開けた月曜日の朝、街に出て歩いてみたら、お店の中でご飯を食べたりコーヒーを飲んだりしている人を見かけて驚きました。3月までは当たりまえのことだったのに、もう不思議な光景を見ているような気分になっているなんて。人間の心理って面白いものです。

カフェでコーヒーを飲めるようになったことが嬉しくて、『ヘルシンキで私がよく行くカフェ5選』の記事でもご紹介したCafé Succèsへ。わぁ!人がたくさんいる!マスクしてない!涙

陽の当たるテラスに座って、夫のベンヤミンも嬉しそう!

行きつけのカフェで友達と会ってコーヒーが飲めること、そして春が来て青空のもとで外のテラスに座ってコーヒーが楽しめること。ダブルでみんな嬉しそうです。

春が訪れ、光が溢れた街にさらに活気が増して、この日の散歩は格別に楽しかったです。

花屋さんに花で作った冠が現れて、ミッドサマーの準備も始まりました。

ミッドサマーは6月の中旬から下旬にかけての夏至のお祭りなので、あと2か月ありますが、フィンランドではクリスマスに並んで大きなイベントなので、みんなワクワクとその時期が来るのを待っています。

散歩の終わりにはデンマークのクラフトビール、ミッケラーのパブへ。

友達がどんどん加わって、みんなでロックダウン終了をお祝いしました。

写真・文 : 吉田 みのり

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