『カリフォルニア流!毎日を楽しく過ごす方法』

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カリフォルニアに住んで、気がついた事があります。それは、みんな基本的に明るく楽しく毎日を生きている、という事です。

「え?そんな事?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は案外これが難しい。

日本に住んでいた時、私はとにかく人の目が気になって、“失敗したらどうしよう”とか、“これを言ったらどう思われるかな”など常に考えていました。

でもこっちに来たら、そんな事どうでもいい。

自分のやりたい事をやった者勝ち。自分の主張をしない方が負けます。

いい意味で、適当。それがカリフォルニア。

特にLAの人たちはたまに驚くくらい自己中で、振り回される事もしばしば…ただそれは、彼らからすると当然の事。

自分の人生、自分が一番の主役でいいでしょ?自分が一番で何が悪いの?のスタンスなんです。

最初はこの文化に戸惑いました。何故なら自分の主張をしすぎるのは良くないと思っていたから。

でも慣れてくると、自分の事を大事にしている彼らの生き方に共感し、自分の人生を謳歌している姿に憧れさえ抱くようになりました。

また彼らは、日常生活の中でちょっとした楽しみを見つける事が抜群に上手です。

例えば真っ赤に萌えるサンセットを見ながら自宅のテラスで、自分の好きな音楽を聴きつつ、キンキンに冷えたカリフォルニアのシャルドネを飲んで夕暮れ時を楽しんだり。

いつもの散歩コースでお気に入りのカフェを見つけ、いつものカフェラテをアーモンドミルクに変更して、“ちょっとだけ、自分に良い事をした”とご機嫌になったり。

帰り道に、お花を買ってお気に入りのベースにいけたり… 物質的な豊かさはもちろんあると思いますが、みんなどこか余裕があり、日々の小さな行動の中で人生を楽しんでいるなぁと驚かされる事が沢山ありました。

そんな彼らのライフスタイルに影響を受けた事もあり、私自身もくよくよと悩む事が圧倒的に少なくなりました。

私が住んでいた場所は、ビーチまで徒歩1分。仮に何があっても、翌朝には 大きな太陽が、燦々と照らしてくれます。

カラッとした快晴と、キラキラと輝くビーチを見れば、自分はなんてちっぽけな存在であると気がつかされ、そして悩んでいる事がバカバカしくなってきます。

私は、外の天気が良いだけでも幸せです。

そう言うと能天気な人のように聞こえますが(笑)、それでもいいんです。

悩んでも仕方のない事は、悩まない。起こってもいない未来の事を、不安視しない。その悩む時間を行動に変え、何か動けば必ず運も動きます。

そんな人生においてとても大切な事を、私はカリフォルニアから教えてもらった気がします。




写真・文:三浦マキ

アナウンサー・ライター・PR会社(株)MAKILA 代表。 リビアで生まれ、カリフォルニア、Los Angelesへ移住。東京、シンガポール、 LAの3都市を拠点に、世界中を旅するビーチラバー。

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