エッセンシャルオイルの選び方。家族でホッとしたいなら国産がオススメ

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エッセンシャルオイルの選び方。家族でホッとしたいなら国産がオススメ

コロナ禍の今、自宅でのリフレッシュ方法にオススメなのがアロマセラピーです。しかしアロマセラピーで使用するエッセンシャルオイルは種類が豊富で、どの香りを選べばいいか分からず購入をためらってしまう人も少なくありません。

そこで今日は、エッセンシャルオイルの選び方各シーンにオススメの香りをご紹介します。「どうせアロマセラピーを始めるなら家族みんなでホッとする時間をつくりたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

家族みんなでホッとしたいなら国産のエッセンシャルオイルがオススメ

家族でホッとできる香りを探している人には、国産のエッセンシャルオイルをオススメします。

その理由は、次の2つです。

1.香りに親しみが湧きやすい
2.産地や生産者が分かりやすい

国産のエッセンシャルオイルは、別名を“国産精油”や“和精油”といいます。“”という名前が表すとおり、国産のエッセンシャルオイルには日本で昔からなじみのある香りが豊富です。

例えば、こんな香りならあなたも一度は嗅いだことがあるのでは?

・ヒノキ
・ユズ
・ミカン
・ハッカ など

「どこかで嗅いだことがあるな」と感じる香りが多いのは、国産精油の大きな特徴です。

もしも「キツい香りは他の家族が嫌がるかも」と思うなら、ユズやミカンといったなじみのある香りを選んでみてください。昔から慣れ親しんだ香りなら、きっとお年寄りも喜んでくれるでしょう。

また、国産のエッセンシャルオイルは産地や生産者が明らかです。

商品名や説明文に“高知県産のユズ”や“北海道○○農園のハッカ”などと明記してあると、どこか安心感がありますよね。そのため、安心してエッセンシャルオイルを使いたい人にも国産精油はオススメです。

では国産のエッセンシャルオイルを買いたいときは、どのような選び方をすればよいのでしょうか。

エッセンシャルオイルの選び方。まずは国産精油の取扱店を探してみよう

エッセンシャルオイルの選び方。まずは国産精油の取扱店を探してみよう

エッセンシャルオイルを選ぶときは、店頭で実際に香りを嗅いでみるのが一番です。第一印象で「何となく好き」や「癒やされる」などと感じた香りがあれば、そのオイルを試してみるとよいでしょう。

ただ、国産精油を取り扱っているお店が必ずしも近くにあるとは限りませんよね。

そこでオススメなのが、インターネット通販です。「エッセンシャルオイル 国産」や「アロマセラピー 和精油」といったワードで検索してみると、国産精油の専門店や通販のページを見つけられます。

日本アロマ環境協会(AEAJ)の公式サイトにも和精油の生産者一覧(※)が掲載されていますので、生産者から直に購入したい人はチェックしてみるとよいでしょう。

【シーン別】オススメの香り。想像しやすい香りから試してみるのがベスト

続いて、各シーンにオススメの香りをご紹介します。どんな香りを選べばいいか迷ったときは、こちらを参考にしてみてください。

・家族みんなで楽しみたいとき
 ▶かんきつ系

 (ユズ、ミカン、カボスなど)

・リラックスしたいとき
 ▶リナロール(※)を含む精油
 (ラベンダー、クロモジ、ホウショウなど)

・リフレッシュしたいとき
 ▶爽快感のある香り

 (クスノキ、トドマツ、ハッカなど)

※リナロールとは…精油に含まれる成分の1つ。荒ぶる感情や不安を静める作用があり、リラックスしたいときにはリナロールを多く含む精油がよく用いられる

中にはサンプル品を送ってくれるお店(メーカー)もありますが、全てのお店が対応してくれるわけではありません。そのため家の近くに国産精油を扱うお店がない場合は、想像しやすい香りから試してみるのがオススメです。

例えばかんきつ系樹木系なら香りも想像しやすく、失敗もしにくいと考えられます。

これからアロマセラピーを始める人は、ぜひ親しみのある香り想像しやすい香りから試してみてください。

クスノキの国産精油は
こちらからも購入できます

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エッセンシャルオイルの選び方に迷ったら和精油をチェックしてみよう

今日は、エッセンシャルオイルの選び方と各シーンにオススメの香りをご紹介しました。

気分転換やリラックスだけでなく、家の掃除にもピッタリなエッセンシャルオイル。拭き掃除で使う水に数滴たらして使うと、お気に入りの香りを簡単に楽しめます。

ただし、強い香りを楽しみたいからといって原液を肌に直接つけるのはNGです。肌が荒れてしまうかもしれません。

また、3歳未満の子どもお年寄りがいる家庭でもエッセンシャルオイルの使い方には注意が必要です。家族みんなで安心して楽しめるよう、使用方法は事前にしっかりチェックしておくことをオススメします。

既にアロマセラピーを楽しんでいる人も、これから始める人も、家族でホッとできる時間をつくりたい人は、今日ご紹介した香りを中心に国産の和精油をぜひチェックしてみてくださいね。

執筆:永瀬 なみ(コラムライター・カウンセラー)
監修:久慈 桃子(アロマテラピー検定1級 保有者)

【参考元】
(※)全国に広がる和精油の生産|公益社団法人 日本アロマ環境協会
安全に楽しむために|公益社団法人 日本アロマ環境協会

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