『「フィンランドのマンチェスター」・タンペレへの小旅行』

北欧 フィンランドからの手紙

フィンランド第二の都市、タンペレに久しぶりに行ってきました。

最後に行ったのは1年3ヵ月前のこと。久しぶりのタンペレは、やっぱり素敵でした!

18世紀後半に建設され、工業が発展したことに伴って労働者数が人口の多くを占め、労働運動、社会主義・共産主義運動の中心地になっていったタンペレは、「フィンランドのマンチェスター」と呼ばれたりもします。

その流れもあり、「カジュアルでフレンドリーな人々が多い街」としても有名です。

今回は仕事のため行ってきたのですが、ついでにちょっとだけ街を散策して来ました。

友達にオススメしてもらったのが、甘い味だけではなくて塩味も楽しめるワッフルのお店、「TAMPEREEN VOHVELIKAHVILA

私はスモークサーモンのワッフル、ベンヤミンはローストビーフのサーモンを注文しました。

美味しい!!

この後ドーナツで有名な「Pyynikin Munkkikahvila」に行く予定でなければ是非甘い味も頼みたかったのですが、せっかくなのでやっぱり展望台があるここへ。

ドーナツ(ムンッキ)を食べて、展望台に上ってタンペレを一望しました。

ネシ湖とピュハ湖に挟まれているタンペレは、美味しい魚がたくさん採れ、自然もいっぱいなので野菜やきのこも美味しいものがたくさん採れます。来月はタンペレのとあるレストランでポップアップ居酒屋をするので、コラボレーション企画が今からとっても楽しみです!

以前の記事にも書いたとおり、2018年頃より夫婦で居酒屋をオープンする夢を持つようになり、コロナ感染症がフィンランドに上陸して緊急事態宣言が出るちょっと前までレストランの開業準備に追われていたのですが、その後店舗も銀行からの融資もすべて白紙になり、レストラン開店を見送っていました。

自分たちのレストランを持てないあいだ、他のレストランを借りて、定休日などに私たちの居酒屋を開催する形で居酒屋ナイトを開催していましたが、そのことを聞きつけたタンペレのとある人々がコラボレーションの声をかけてくれたのです。

何かうまくいなかいことが起こった時は、カミーノ巡礼でフランスとスペインの道を歩いてた時に出会ったアメリカ人の女性が教えてくれた、"Rejection is Protection(拒絶は保護)"という言葉を思い出すようにしています。うまくいかない、欲しいものが手に入らない、抽選から外れちゃった、道を間違えて遅くなっちゃった、そんな時は悔しくてクヨクヨしてしまいがちだけど、うまくいかない時はいかないなりの道があり、それは宇宙がちゃんと私たちのために用意してくれている保護なのだ、と。

お店を開く直前に夢破れてしまったことは本当に残念ですが、回り道しなければならなかったからこそ出会えた人や味方になってくれた人がたくさんいます。そんな奇跡にいつも生かされている毎日です。

写真・文 : 吉田 みのり

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