『ほわほわの白猫』

ライフスタイル

幼少の頃から私の家には祖母の飼猫がいつも数匹いて、当時の猫たちは室内と外を行き来する自由な暮らし方をしていた。
私が小学生になった頃には拾ってきた「ホワイト」と名付けた白い子猫がいた。
初めて自分の希望で飼い始めた猫だったから特別な思いがあって、ホワホワの白毛にピンクのお鼻がなんて可愛いのだろうと感じた記憶がある。

そのホワイトとの出会いから数ヶ月後のある朝に突然の別れが訪れた。 母によると他の野良猫と夜の間に喧嘩をして怪我を負って亡くなったと説明された。ショックを受けるだろうからとその亡骸は見せてもらえないまま。
急なことでホワイトの面影を偲ぼうにも、その写真はポラロイドで撮った1枚しかまともなものがなく悲しみに暮れていた。
その悔しさから、それ以降は自分の家の犬猫の写真を撮っておくようになった。

このことが実は今の仕事にもつながっていくのだなんて、人生っていろんな出会いでできていくんだなぁ。


写真・文 : 石原 さくら

キャッテリーや猫カフェの運営における知識と飼養経験を活かしてペットファーストな撮影を心がけるフォトグラファー。愛玩動物飼養管理士一級。

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