驚くほど手伝ってくれる!「お願い事」に効果的な3つの心理テク
「家族に家事を手伝ってほしい」と思うことはありませんか? 特に共働き家庭では「家族が家事を手伝ってくれたらもう少し楽になるのに……」と思う人が少なくありません。とはいえ、どうせ手伝ってもらうなら「渋々」ではなく「快く」手伝ってほしいものですよね。
そこでオススメなのが、心理テクを使う方法です。心理テクを使うと、これまでは手伝ってくれなかった家族が驚くほど手伝ってくれるようになります。今日は簡単な心理テクを3つご紹介しますので、家族に家事を手伝ってほしい人は参考にしてみてください。
目次
家事を手伝ってほしいときにオススメの心理テク3選
では早速、家事を手伝ってほしいときにオススメの心理テクをご紹介します。
その1.「助けてほしい!」と「助かった!」で自尊感情を満たす
まずご紹介するのは、家族に快く手伝ってもらう心理テクです。
人は誰でも、誰かの役に立てると「うれしい」と感じます。これは、誰かの役に立つことで“自己有用感”が高まり、その結果として“自尊感情”が満たされるからです(※)。
※自己有用感とは……「自分は社会に必要な人間だ」と感じる気持ち
自尊感情とは……「自分には価値がある」と思える感情
特に男性は、自尊感情を満たされることに喜びを感じます。そこでオススメなのが、まず頼る姿勢を見せるテクニックです。
「家事をするのは当たり前」という態度ではなく「家事をしてくれると助かる」というスタンスで伝えると、相手に自己有用感を与えられます。頼りにしている気持ちが伝わると、相手は「オレ(私)がやるしかない」という気になり気持ちよく手伝ってくれるのです。
そしてもう1つ大切なのが、手伝ってもらった後に「助かった」や「ありがとう」といった感謝の言葉を伝えること。
こういった感謝の気持ちをストレートに伝えれば、相手の自尊感情を満たせます。すると相手は満足し「手伝ってよかった」と思うのです。「手伝ってよかった」と思ってもらえれば、きっと次回も快く手伝ってくれるでしょう。
また、これは子どもが相手でも同じです。
「エラいね」や「上手にできたね」などと褒めるよりも「ありがとう! ママすっごく助かったよ~」と伝えた方が、子どもは「お手伝いしてよかった」と思います。
家族に家事を手伝ってほしいときは、まず「助けてほしい」とストレートに頼ること。そして手伝ってもらった後は「助かった! ありがとう!」とストレートに感謝を伝えること。この2つを実践するだけで、かなり成功率は上がりますよ。
その2.もっともらしい理由を付けてお願いする
続いてご紹介するのは、家族を納得させる心理テクです。
人は納得すると、お願いされたことを受け入れやすくなります。これは、心理学で“カチッサー効果”と呼ばれる理論です。
例えば、友達から誘われたときに「今日○○に行かない?」と言われるよりも「今日○○の■■が食べたいから一緒に行かない?」と言われた方が、何となく納得しやすいと思いませんか?
このように、人は理由があるだけで妙に納得してしまいます。
なお、お願い事に付ける理由には特に意味がなくても構いません。
仮に「洗濯物を取り込んでほしい」とお願いする場合で考えると「今すぐ取り込まないと困るから」や「早く取り込みたいんだけど今は手が離せないから」などの理由でOKです。
家族に家事を手伝ってほしいときは、もっともらしい理由を付けてお願いしてみるとよいですよ。
その3.「あなたは家事を手伝ってくれる人」と伝える
3つ目は、家族を理想の人格に近付ける心理テクです。
実は、人は誰かに“○○な人”というラベルを貼られると、貼られたラベルの通りに行動しようとします。これは、専門用語で“ラベリング効果”と呼ばれる心理です。
例えば「本当にいつも優しいね」と言い続けると、その人は優しい人になります。反対に「あなたは本当に冷たい人ね」と言い続けると、その人は冷たい人になろうとするのです。
そこでオススメなのが、家事を手伝ってほしい家族に“家事を手伝ってくれる人”というラベルを貼る方法。
仮に何度か家事を手伝ってくれたことがある相手だとすれば、本人の前で「うちの夫はよく家事を手伝ってくれるし本当に優しい人なの」と褒めたり、本人に向かって「あなたが家事を手伝ってくれる人でよかった」と伝えたりすると、相手に“家事を手伝ってくれる人”というラベルを貼れます。
これは、心理学で“ラベリング”と呼ばれるテクニックです。
家族に家事を手伝ってほしい人は、その相手に“家事を手伝ってくれる人”というラベルを貼ってみてください。しばらく続けているうちに、きっと相手はラベル通りの行動を取り始めますよ。
家事を手伝ってほしいなら最大のポイントは「口に出す」こと
今日は家族に家事を手伝ってほしい人へ、オススメの心理テクを3つご紹介しました。
あなたの「手伝ってほしい」という気持ちは、たとえ相手が家族であっても口に出さなければ伝わりません。そして、伝え方ひとつで相手の行動は驚くほど変わります。
家族に家事を手伝ってほしいときは、今日ご紹介した3つの心理テクをぜひ使ってみてくださいね。
執筆:永瀬なみ(コラムライター・カウンセラー)
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