身近なところからSDGsを始めよう。心地よいサスティナブルな暮らし

SDGsについて考えてみよう

「SDGs」をご存じですか？
世界的にも注目を集めているこの言葉ですが、2020年の朝日新聞社の調査によると、SDGｓについて詳しく知っている人は全体の2割足らず。ニュースなどで聞いたことはあるけれど、詳しい内容までは知らない人という方も多いのではないでしょうか。

今回はこのSDGsとはなにか、身近な生活から取り入れる方法とあわせてご紹介します。

SDGsとは「持続可能な開発目標」のこと

【SDGsとは？】

「SDGs」はエス・ディー・ジーズと読み、日本語にすると「持続可能な開発目標」という意味です。

2015年の世界サミットで、2030年までによりよい国際社会にするための17個の目標が設定されました。
17個の目標にはそれぞれに具体的な内容が決められていて、その数は169個にも上ります。

これらはすべて世界共通の課題として掲げられたもの。発展途上国のみならず先進国も一緒に参加することで「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

【SDGsの17の目標】

定められた目標は次のとおり。

1.あらゆる場所の貧困をなくそう
2.飢餓を終わらせ、十分な食料の確保をしよう
3.全ての人に健康的な生活と、福祉の充実を
4.全ての人が受けられる教育の普及を
5.男女平等
6.綺麗な水とトイレを全世界に
7.持続可能な近代的エネルギーを利用
8.経済成長と、働きがいのある仕事をしよう
9.災害に強いインフラと、イノベーションのサポート
10.人だけではなく国の不平等をなくそう
11.住み続けられる街や家づくり
12.責任をもって生産し、きちんと消費する
13.気候変動の具体的な対策をしよう
14.海の資源を守りながら利用しよう
15.陸の資源や生態を守りながら、劣化や損失を防ごう
16.法や制度で守られる平和な世界にしよう
17.目標達成のためにみんなで協力しよう

より詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
SDGsとは？未来のために私たちが今できることを考えてみよう

私たちができるSDGsとは？

SDGsは実はそう難しくありません。
誰でも簡単に始められることもたくさんあるので、小さなことから挑戦してみましょう。

【身近なところから「エシカル消費」を意識する】

「エシカル消費」とは、消費者一人一人がこの目標に対する解決策を考えるほか、目標に向かって取り組んでいる企業へ応援しながら消費活動を行うことです。
簡単なことでは、貧困に苦しむ人たちの支援をしている募金団体を応援したり、油や汚れたものをそのまま流さないようにしたりといったことが挙げられます。

エシカル消費については、こちらに詳しく紹介しています。
竹を使ったエシカル商品に注目。身近なアイテムで地球環境に配慮した暮らしを

【世界の情勢に目を向け、発信する】

途上国に住む方への生活支援や、学校に通えない子どもたちへの教材を送る運動といった国際的な取り組みに積極的に参加することはもちろん、これらをSNSなどで発信するのも取り組みの一環です。
SDGsについて周囲の人が知り、協力するきっかけを作りましょう。

気軽にできるサスティナブルな暮らし

さらに身近で、気軽にできるサスティナブルな暮らしのヒントを紹介します。
エシカル消費の一環として、環境に配慮したアイテムを使うことから始めてみませんか。

【プラスチック製品の代わりにシリコンラップを使う】

プラスチック製品を極力使わない生活にすることでゴミが減らせ、海の環境を保全しやすくなります。
特に食品に使うラップは大量に使用しがちですが、シリコンラップにすることで洗って何度でも使用可能。お財布にも優しいですよ。

シリコンラップの一覧はこちら

【環境にやさしいエシカルコスメに切り替える】

普段使っているコスメやスキンケアを、環境に優しいものに変えるのもSDGsを達成する方法のひとつ。
「HERBIVORE（ハービヴォア）」は天然素材にこだわったスキンケアブランドです。

素材だけではなく、パッケージまで環境に配慮したコスメがそろっています。
HERBIVORE（ハービヴォア）のアイテムはこちら

【日常にオーガニック製品を取り入れる】

「KLIPPAN（クリッパン）」は環境基準に基づいた有害物質を含まないエコウールや、オーガニックコットンを使ったテキスタイルメーカーです。
北欧風デザインが可愛く、環境にも見た目にもこだわりたい人におすすめ。
KLIPPAN（クリッパン）のアイテムはこちら

身近なところからSDGsを始めよう

SDGsを始めるのは、難しいことではありません。
サスティナブルを意識することで、環境に配慮した生活になることはもちろん、自分や家族の暮らしもより豊かに洗練されていくはず。
住みやすい暮らしづくりのため、まずは身の回りにあるアイテムから見直してみてはいかがでしょうか。