『美味しいアジア料理がお手頃価格で食べられるヘルシンキのレストラン5店』
疲れている時、ちょっと醤油味が効いたものが食べたい時、美味しい麺類が食べたい時。身体が求めるのはご飯、醤油やナンプラー(ヌクマム/魚醬)を使った炒め物、ごま油でするっと食べられる麺…そう、やはり身体に馴染んだ、アジア料理ではないでしょうか。チーズたっぷりのピザや肉汁たっぷりの美味しいハンバーガー、バターこってりのマッシュドポテトが良いという人もいるかもしれないけれど、私にとってはアジア料理が胃をやさしく包み込むように満たしてくれる時、安心感を抱きます。
特に和食やアジア料理屋さんが少ない土地だと、その貴重さが身に染みるってものです。私がヘルシンキに住み始めた時は、ちょうど第二次寿司ブームが到来した時期で、お寿司屋さんやビュッフェが新たにいくつも生まれた頃でした。しかしその質はといえば、申し訳ないけれどそれほど感動するほどでもないものがほとんどで、タイ料理や中華料理屋さんはあるものの、どこも似たような味ばかり。日本円にすると1000~2000円するようなお金を支払う価値があるかどうかを尋ねられれば、頭をもたげるほどの満足度のものが多い印象でした。
質もさながら、メニューもどこも同じようなものばかりで、同じグループの経営者が手を変え品を変えて違うレストランを出しているのかと思ったほど。たとえばタイ料理ひとつとっても、東京だとパッタイやソムタム、カレー類の他にガパオライス、カオマンガイ、ラープやヤムウンセン、トムカーガイ、プーパッポンカリーなど多様なメニューが楽しめるのに(またはタイ東北のイサーン料理など土地に特化した郷土料理を出すお店もある)、ヘルシンキのタイ料理レストランではレッドカレーやグリーンカレー、パッタイとカオパット(タイ風チャーハン)くらいで、それぞれの料理に鶏肉、豚肉、豆腐、海老、とプロテインが選べるようになっていて、それによって値段が異なるという謎システムが採用されている感じでした(今もそういうお店は多いです)。そしてびっくりするくらい、どこも同じ味なのです。
それから8年、ヘルシンキのアジア料理レストランは、その質も、種類も、瞬く間に向上し、増加しました。数ある中でも、思い出すだけで「あ、また行きたいな~!今日も行こうかな」と思ってしまうほど好きなお店を5つ、ご紹介します。
1. Korat Tam Tam Thairavintola(タイ料理)
ヘルシンキ中心地からバスで20~30分、ちょっと遠いけどつい通ってしまうのがKorat Tam Tam です。Facebookでは毎日のようにメニューを紹介していますが、すべてタイ語という潔さ。実際に訪れると、お客さんの9割がタイ人です。
私はタイが好きで、これまでに6回訪れたことがあるのですが(うち1回はアジア工科大学への短期留学)、このお店の料理はまさにタイを思い起こさせてくれる美味しさです。もちろん、カレーとチャーハン、なんて凡庸なメニューではなく、「オースワン」(牡蠣の卵焼き)やパックブンファイデーン(空心菜の炒め物)など、現地の美味しさをそのままフィンランドまで運んできてくれたような本格的なタイ料理が楽しめます。お店の一角にはデザートや甘いお茶などを作ってくれる特別カウンターもあって、ゆっくり滞在が楽しめます。
2. Paisano(フィリピン料理)
フィリピン料理にファイン・ダイニングの要素を加えた料理を提供するPaisano。しかしこってりとした味わいのある大衆向けの味付け、お手頃な値段設定、フレンドリーなサービスという面では利用しやすく、またヘルシンキの中心地にある大き目の店舗なのでアクセスしやすいのも良い点です。
今までに10回くらい行ったことがあるのですが、おすすめは夜に行ってたくさんの小皿料理を頼むこと!趣向を凝らした、フィリピン料理の面白いところがいっぱい詰まった野菜や魚介料理と、オリジナルのカクテルはシンプルに言ってかなり美味しいです。
我々のお気に入りは牛タンとレモングラスとアナトーの醤油ソース。香ばしくてご飯にもぴったり合って、これだけ10皿くらい食べたいくらいです。
3. SaiGon Café (ベトナム料理)
本格的なベトナム料理を求めて常に生きていると言っても過言ではないので、フィンランド人向けではないベトナム料理を提供しているお店に出会うと嬉しくて通ってしまいます。Kalasatamaにあるショッピングセンター、『Redi』でまさかそんな思いをするとは想像だにしていませんでした。
ショッピングモールの一角にある SaiGon Caféは、みんな大好きフォーや生春巻きのほか、Cơm tấm Sườn Bì Chả(崩れ米ご飯とタレに漬け込んだスペアリブとミミガーを割いたものと春雨やきくらげが入った蒸し卵)やBánh Đa Cua(サトウキ ビを練り込んだ赤茶色の幅広麺と蟹だしのスープ)など、なかなかヘルシンキでは味わうことのできないユニークなベトナム料理を食べることができます。しかもメニューも毎日変わるので、通い甲斐があるというもの…!一つ一つ丁寧に作られた本格的な味わいに毎回涙が出そうになります。ベトナム風アイスコーヒーも、注文すると氷を砕くところから始めてくれます。
4. Big Bowl Noodle Restaurant(中国麺料理)
もちもちつるつるの手打ち麺が美味しい、Big Bowl Noodle Restaurant 。
他にも手打ち麺を出す競合店はあるのですが、このお店は量が多く、シンプルな味付けで安定したクオリティなのでとても好きです。お腹をたっぷり空かせてから行くのがコツです。
5. Bali Bruch(インドネシア料理)
牛肉などの塊肉をココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだ肉料理「レンダン」を初めて食べた時の衝撃といったら。Bali Bruch を知ったのは2016年。その時はMerihakaの、ちょっと分かりにくいところにあるお店だったのですが、当時のルームメイトがお店のオーナー夫婦と知り合いで、強い薦めをきっかけに魅力に開眼しました。その後ショッピングセンターのRedi、Kamppiとチェーン展開が始まり、エスポーにも進出。瞬く間に人気店となりました。ベジタリアン料理やヴィ―ガン料理もとっても美味しくて、もう何度も訪れています。
懐かしく懐深い醤油味、ふわふわのお米、ツンと鼻にきてこっくりと旨味を与えるナンプラー、油のしみ込んだ野菜の甘さ、…アジアのご飯ってどうしてこんなに美味しいのでしょう。今回は5つだけのご紹介でしたが、まだまだあります、美味しいアジア料理のお店。また機会があったら記事にしたいと思います。
写真・文 : 吉田 みのり
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