『フィンランドのシナモンロールの作り方』

北欧 フィンランドからの手紙

前回の記事ではシナモンロールの日にちなんで美味しいシナモンロールの話を書きましたが、今回はフィンランド最大手乳製品会社であるValio社が提案するシナモンロールのレシピを日本語にしてご紹介します。信頼できるレシピなので失敗知らず。作業時間は全部で1時間ほどの見込みです。

材料(作りやすい分量・約17個分)

生地

①ドライイースト…25g

②牛乳…250㏄

③卵…1個

④砂糖…60g

⑤塩…5g

⑥粉状のカルダモン…8g

⑦強力粉…500g

⑧無塩バター(溶かしておく)…100g

フィリング

①無塩バター(溶かしておく)…50g

②砂糖…90g

③シナモン…15g

艶出し用の卵…1個

トッピング用のクラッシュアーモンド…適量

トッピング用の砂糖…適量

作り方

①人肌ほどの温度にした牛乳にドライイーストを加えて溶かし、卵、砂糖、カルダモン、強力粉半分程度を加えて生地がなめらかになるまで捏ねる。

②残りの強力粉を加えてなめらかになるまで捏ね、溶かしたバターを生地に加えて、ダマがなくなるまでさらに捏ねる。

③生地を丸めボウルに入れ、濡れた布をボウルにかぶせ、倍の大きさになるまで1次発酵させる。(室温30度で約45分程度。室温が低い場合はできるだけ温かい場所に置いておく)

④生地が2倍に膨らんだらボウルから取り出し、60 x 30 cmの長方形になるように綿棒で伸ばして整える。

⑤フィリングの溶かしバター、砂糖、シナモンを全体にまぶす。

⑥長方形の長い部分を手前にして、ぐるぐると丸めて巻いていく。綴じ目を下にして、良く研いだ包丁で三角形に近い台形になるように端から等分に切っていく。等分に切った生地の狭い部分を上にして、真上から指でしっかり潰す。

⑦ベイキングシートを敷いた天板に生地を並べ、2次発酵をさせるために上から布を置いて少し休める。

⑧生地がさらに膨らんでいるのを確認したら、卵を溶いて生地の上に塗り、クラッシュアーモンドや砂糖を上からまぶす。

⑨オーブンを225度に予熱し、布を外した天板をオーブンの真ん中に入れて225度で8分焼く。焼き色が綺麗についたら出来上がり

熱いコーヒーを淹れて、シナモンロールが温かいうちに召し上がれ。

文 : 吉田 みのり

RELATED ARTICLES

PICK UP