冬の皮膚に優しい潤いを与えてくれる、手作りのデイジーオイル

北欧 フィンランドからの手紙

デイジー(ひなぎく)は食べられる花でもあるので、春から夏の間は庭で咲くたびにデイジーを使った料理を作ったりしていましたが、去年の夏に思い立ってインフューズドオイル(浸出油)を作ってみることにしました。

美容液にもなるほか、小さな創傷や切れ目の場合は皮膚に少しつけるだけですぐに痛みが緩和され、創傷が薄くなることがあると聞いていましたが、乾燥が激しい冬の今の時期、大活躍しています。

作り方は簡単で、天日干ししたデイジーを煮沸消毒した小瓶に入れ、アーモンドオイルやホホバオイルなどに漬けて40℃のお湯に半時間ほど入れるだけ。ちょっとした切り傷や虫刺されなど皮膚のトラブルがあるたび、これをささっと塗っています。すぐに治るし、さらっとしているし手作りなので気軽に使えるのがお気に入りです。次の夏はもっとたくさん作っちゃおう、と張り切っています。

文 : 吉田 みのり

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