フィンランドの春、少しずつ到来

北欧 フィンランドからの手紙

先月も大雪が続いていましたが、徐々に太陽の暖かさにも力強さが帯びていき、終わることがないとも思われた冬が少しずつ終わっていくのを日々感じます。

それは色とりどりのチューリップが飾られ始めたとき。

まだまだ雪が残る公園が、やさしい夜の色に包まれるようになったとき。

雪解けであたりがぐちゃぐちゃになってきたとき。

生命がわきたつ、希望の春がもうそこまで来ている、と感じられるのです。

そうそう、雪解けの地面をのぞいてみると、ひょっこりとNokkonen(セイヨウイラクサ)がもう生えていました。以前記事にも書きましたが、日本の春の山菜同様、柔らかいえぐ味がなんとも香ばしく、我が家ではよく料理に使う野草です。

炒め物やスープにしても良いし、カレーに入れたり混ぜご飯にしたりもします。油との相性が良いので、生えたての柔らかいものを天ぷらにして、めんつゆと柚子の皮を少し落とした蕎麦と一緒に食べたりも。

ドーナツにしたりもします。お菓子にも使える万能野草です。

こんな感じで、ゆっくりと訪れる春を思いきり楽しんでいます。

文 : 吉田 みのり

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